解説も載っていませんでした。たいへん気になります。誰か解説してください。
以下、掲載されてある通りに(一字一句変えずに)掲載。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
じわじわくる怖い話
ある晩、怖い夢を見た。家の庭のすみで、雨の中幼女が泣いている。声をかけようと庭先に足を下ろした瞬間、幼女が突然目の前に現れ、ぐっと強く私の手首を掴んだ。そこで目を覚ましたが、夢の中で掴まれた手首はじんじんとしびれていた。外は雨が降っている。朝起きて、母親に冗談めかして話すと「昨日は気味の悪い夜だった」と今日に限って変にノッてきた。
(BUBKA怖いサイコ増刊黙示録X BUBUKA9月号増刊 p.127)
お久しぶりです。
私はとても怖がりなので、参考にならないかもしれませんが・・・。
確かに、この話は怖いです。
何が怖いかというと、わからないことが多すぎるので、却って怖いことを想像してしまうからです。
例えば、
『「昨日は気味の悪い夜だった」と今日に限って変にノッてきた。』
この部分を読んで、どうして、変に乗ってきたのか、どのように昨日は君の悪い夜だったのか、そのあたりを想像するのですが、怖い話という前提があるので、怖い内容を想像してしまいます。それも、自分自身が何を怖いと思うのか知っているので、自分が怖くないような想像はせずに、自分が怖いと思うような(既に鳥肌が立ち始めているので、これ以上の想像はやめます)想像をしてしまうからです。そして、いつの間にか、今、外を見たらその子がいるかもしれないなどと考えて、どんどん恐ろしくなってきています。
(例えば、私にとって子供がゾンビだったというようなのは怖くありませんので、そういう想像は出ません。もう夜なので怖い想像はやめます。)
話を変えます。
『夢の中で掴まれた手首はじんじんとしびれていた。』
ここも、怖くないように考えると、自分で掴んでいたとか、手を下にして寝ていたとか考えれば済むのですが、怖い話という前提から、そんなことは無いはずだと考えてしまって、実は手がしびれていただけではなく、閉めていたはずの窓が開いていたのではないかなど、関係ない設定も加わってきてしまいます。
これは、誰もが怖くなるというわけではなく、暗闇で揺れる枯れススキを幽霊と想像してその幽霊に自分が声を掛けられたり呪われたりすると考えてしまうような怖がりの人がじわじわと怖くなってしまう話ということだと思います。
暗闇で揺れる枯れススキをみて、あれは、枯れススキだよとしっかりと見極められる人なら怖くなったりはしないと思います。
お久しぶりです。
私はとても怖がりなので、参考にならないかもしれませんが・・・。
確かに、この話は怖いです。
何が怖いかというと、わからないことが多すぎるので、却って怖いことを想像してしまうからです。
例えば、
『「昨日は気味の悪い夜だった」と今日に限って変にノッてきた。』
この部分を読んで、どうして、変に乗ってきたのか、どのように昨日は君の悪い夜だったのか、そのあたりを想像するのですが、怖い話という前提があるので、怖い内容を想像してしまいます。それも、自分自身が何を怖いと思うのか知っているので、自分が怖くないような想像はせずに、自分が怖いと思うような(既に鳥肌が立ち始めているので、これ以上の想像はやめます)想像をしてしまうからです。そして、いつの間にか、今、外を見たらその子がいるかもしれないなどと考えて、どんどん恐ろしくなってきています。
(例えば、私にとって子供がゾンビだったというようなのは怖くありませんので、そういう想像は出ません。もう夜なので怖い想像はやめます。)
話を変えます。
『夢の中で掴まれた手首はじんじんとしびれていた。』
ここも、怖くないように考えると、自分で掴んでいたとか、手を下にして寝ていたとか考えれば済むのですが、怖い話という前提から、そんなことは無いはずだと考えてしまって、実は手がしびれていただけではなく、閉めていたはずの窓が開いていたのではないかなど、関係ない設定も加わってきてしまいます。
これは、誰もが怖くなるというわけではなく、暗闇で揺れる枯れススキを幽霊と想像してその幽霊に自分が声を掛けられたり呪われたりすると考えてしまうような怖がりの人がじわじわと怖くなってしまう話ということだと思います。
暗闇で揺れる枯れススキをみて、あれは、枯れススキだよとしっかりと見極められる人なら怖くなったりはしないと思います。
kappagold様、ありがとうございます。
伏線をすべて回収するならば、母親とか幼女とか雨とか手首がじんじんとかを
すべて説明したいと思ったのですが、kappagold様にもわかりませんでしたか・・・。うーむ、残念。
う~ん・・・
当然さぁ、
①見知らぬ「幼女」が雨の中庭で泣いている→不可解・一般的に有り得ない・よって危険である可能性
②「幼女」が突然目の前に現れる→幼女の運動能力として有り得ない・霊の動きを連想
③手首がじんじん→幼女の運動能力として有り得ない・夢から覚めてもというのは霊を連想させる
④外は雨→夢との同一性・霊の出現の一種であるから単なる夢とは片付けられない・憂鬱な恐怖感を暗喩
⑤母の共感→霊障が発生した影響の存在をイメージ・傍証
ってのはライオンファンさんとしては重々わかるんだけど、
それでも、なにが怖いか分からない、ということだろね。
一般的に言えば、①~⑤まで、全力で霊が出たって言ってるように思うとこだろうけど、
なんで?なんだろう。
不可解・一般的に有り得ない・よって危険である可能性を感じさせる→恐怖。
僕にゃこの質問の方がよっぽどこわいかもw
godric様、ありがとうございます。
この本は、他の別コーナー(前のほうにある「真実を知ると怖いコピペ」)のページにも、
じわじわくる怖い話があるのですが、これらはおそらく2ちゃんねる等でのコピペで、
ちゃんと解説もあります。
ところが質問のやつは解説がなく、また軽く検索したのですが出てこないので、知りたくなってしまいました。
それが怖くないように思えるのは、語り方が原因だと思いますね。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1353403.html
こちらの質問で似たような話がありますね。その雑誌の語りの口調からは夢の怖さが伝わらないと思うのですが、うえのリンクからだと本人の恐怖感が伝わりませんか?
TeX様、ありがとうございます。
一般的に「じわじわくる怖い話」というのは、一種の謎解きで、
「ごく普通の文章に見えるけれど解釈次第で怖い」「読んだ後でじわじわ怖い」というタイプのものだと思います。
ですので、なにかうまい解釈があるのだろうと思っているのですが・・・。
「三人虎を成す」と同じで、傍証が3つも揃ったから、「もしかしたら」と思ってしまう人間の心理をついているかも。
●三人虎を成す
>まったく根拠のない噂も、多くの人が言えば聞き手は信用してしまう、という大衆の軽信性を言ったものである。
http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/sannintora.html
●ことわざの部屋 -「さ」からはじまる ことわざ 4-
>90. 三人市虎を成す ( さんにんしこをなす )
rsc96074様、ありがとうございます・・・が、いまいちすっきりしません。
もしかしたら有名なコピペかも、という希望をまだ捨て切れてないので、
質問はこのまま続行させていただきます。
怖いポイントが2つあります。
一つは夢で見たことが手首が痛かったというように現実に起こったこと。
二つ目は母も同じような感覚を抱いていたことです。
kurupira様、ありがとうございます。了解です。
タイプとしてはこの系統の話なのかなと思うのですが、どうでしょう。
http://jiwakowa.web.fc2.com/part21/part21_849c.html
>朝起きて、母親に冗談めかして話すと「昨日は気味の悪い夜だった」と今日に限って変にノッてきた。
というくだりを気味の悪い夜=息子が突然現れた幼女に手首を捕まれている光景、と考えると何で自分だけが見たはずの光景なのに知っているの、という系統になるのではないでしょうか。
sylphid666様、ありがとうございます。了解です。
kappagold様、ありがとうございます。
伏線をすべて回収するならば、母親とか幼女とか雨とか手首がじんじんとかを
すべて説明したいと思ったのですが、kappagold様にもわかりませんでしたか・・・。うーむ、残念。