育毛剤と頭皮細胞の戦い(耐性について)
けやで病気には薬を使うこと自体一般的である。
もちろん薬が威力を発揮し、薬の使い方も進歩していて成果も出ている続けていると薬の効き目がなくなり、
そして、薬の種類を変えても全然きかないということがある。
育毛剤を何種類も使ってみたが、「全然ダメだった」とか「最初はよかったんだが・・・」というようなことを
経験した方も多いであろう。
それは、細胞内にある種の仕組みができていて、いろいろなものがあるがポンプもその1つである。
水を汲みあげたりするあのポンプと同じような仕組みが細胞内にあると思ってよい。
ポンプは、いろいろな細胞に存在しており、
その働きは必要な栄養分やホルモンなどを取り込む一方で、
有害な物質を効率よく排出したり、多彩な物質に対応するため、
その数は100種類以上あるといわれている。
細胞内に入った薬を排出するポンプが、より強力な薬を排出するためにポンプも強力になる。これが耐性である。
だから、薬が効きかなくなり薬の種類を変えても、ポンプは見境なく排出してしまうので効くものも効かなくなるのは当たり前である。
薬の働きを妨害するため薬の攻撃目標となるタンパク質を増産して物量でしのいだり、薬の働きをなくす物質を作り出したり攻撃目標が、遺伝子本体(DNA)なら遺伝子を修復したりする。
これが、頭皮内部で起こっていると考えれば、育毛剤を使えば使うほど効果は期待できない。ということになる。
効かないからといって、強力な育毛剤や薬を大量(細胞にとっては)に使い、耐性はより強力になり細胞外へ排出された薬により、
頭皮は拒絶反応を起こして生体は副作用を発現させることになる。
拒絶反応を起こした頭皮は、その残留物質を体外に排出できぬままの状態て゛いるため細胞が弱体化する。そしてハゲが進むのである。
また、頭皮からだけでなくその他の皮膚や消化器からの、
薬の吸収による「薬害」もハゲの進行に影響があると、最近のレポートにある。
なるほど。耐性についての情報、ありがとうございました。