今、「宙のまにまに」というアニメが放送されています。
http://www.mmv.co.jp/special/soramani/index.html
原作は「月刊アフタヌーン」で連載中のまんがで、基本はスクールラブコメですが、天文部を舞台に、星を見る楽しさや喜びをたっぷりと伝えてくれます。
そんな高校の天文部みたいな「星を見るパーティー」をやってみませんか。
星を見るのですから、天候に左右されます。また、星を見るのに適した場所を探すのも難しいでしょう。でも、「今夜これから飲みいかん?」「行く行く」で集まれるフットワークの軽い仲間なら、今夜こそ星を見るチャンスという夜にきっと集まれます。星を見る場所も、明るい代表的な星を見るだけなら、都市部の住宅地でも十分楽しめます。また、明るい月は通常、星を見る邪魔になりますが、都会ならあえて月のきれいな夜を選び、観月会と洒落込むのもいいと思います。
準備する物は、まず双眼鏡。
http://q.hatena.ne.jp/1184129458/103534/#i103534
こちらの書き込みを読んでからというもの、私も双眼鏡で夜空ウオッチングを楽しんでいますが、双眼鏡があると、本当に夜空を見上げる楽しさが倍加します。
双眼鏡には、いわゆるガリレオ型望遠鏡を単純に二つ並べた低倍率のオペラグラスを除けば、
・複数個の直角プリズムを組み合わせて正立像を得るポロプリズム双眼鏡
・屋根型プリズムを使用して正立像を得るダハプリズム双眼鏡
に大別できると思います。
ポロプリズム双眼鏡というのは歴史的に古い双眼鏡で、最初に考案されたのはなんと1840年代と言われています。構造がシンプルで製造しやすく、大口径の双眼鏡も容易に作れるのが特徴ですので、星空を見るのにはこのタイプが向いていると思います。ダハプリズム双眼鏡に比べて形が大きいのが欠点ですが、最近はどの製品もだいぶコンパクトになってきました。
もちろんいかにもそれっぽい天体望遠鏡があるとさらに盛り上がると思いますが、安い望遠鏡は視野が狭いため、ただ覗いただけではあまり大きくなっていない印象を受けることが多いんです。これではせっかくの望遠鏡なのにサプライズがありませんから、月の表面を見る、木星や土星を見るなどターゲットを決めて、うわ、すげー!と感嘆の声が上がる演出が大切だと思います。
会場は庭やベランダ、屋上などといった場所になると思いますから、基本的に飲み物はノンアルコール。あまり騒げませんし、酔って寝込んでしまっても困りますから。かわりに、香り高いコーヒーなど、美味しい飲み物を用意しましょう。
こういう時の食べ物というと、男だけの場合、安易な袋物スナック菓子に走りがちですが、家族や彼女に恵まれた人がいると、焼きたてのパンや、手作りのサンドイッチなどを差し入れしてもらえることがありますね。
あとは、各自最低一つずつ、星にまつわるお話を用意します。理系の人なら天文学や宇宙線をテーマにした物理学の話題でもいいでしょうし、星座の神話、星にまつわる民話などなど、探せば話題は尽きないと思います。特に星座とギリシャ・ローマ神話とのつながりは深いですから、星座の数だけお話があると言っても過言ではありませんね。「また星座の話かよ」と言われないよう、主人公のエピソードから入っていくなどの工夫で、聞く人を飽きさせない準備をして集まります。こういう語らいの時間が、もっとも友情を深めてくれる時間になりますね。ロマンチックな気分が盛り上がると、そのまま恋バナに発展したりもします。
私たちは、
http://q.hatena.ne.jp/1227070380/193171/#i193171
こちらで書かせていただいた「大人の隠れ家」でお星見会を開催しました。あいにく雲が広がってしまい、あまり星の見えない夜となってしまいましたが、香り高い水出しのアイスコーヒー、これまた香り高い手作りパン、一人一人の個性溢れる星話など、それぞれ心づくしの持ち寄り品で、深く思い出に残る一夜となりました。特に星の話が盛り上がりましたね。初めて聞く話ばかりで、みんなよくここまで調べてきたと驚きました。次回は冬。凍える星空の下で開催の予定です。
今、「宙のまにまに」というアニメが放送されています。
http://www.mmv.co.jp/special/soramani/index.html
原作は「月刊アフタヌーン」で連載中のまんがで、基本はスクールラブコメですが、天文部を舞台に、星を見る楽しさや喜びをたっぷりと伝えてくれます。
宙のまにまに 1 (1)
そんな高校の天文部みたいな「星を見るパーティー」をやってみませんか。
星を見るのですから、天候に左右されます。また、星を見るのに適した場所を探すのも難しいでしょう。でも、「今夜これから飲みいかん?」「行く行く」で集まれるフットワークの軽い仲間なら、今夜こそ星を見るチャンスという夜にきっと集まれます。星を見る場所も、明るい代表的な星を見るだけなら、都市部の住宅地でも十分楽しめます。また、明るい月は通常、星を見る邪魔になりますが、都会ならあえて月のきれいな夜を選び、観月会と洒落込むのもいいと思います。
準備する物は、まず双眼鏡。
http://q.hatena.ne.jp/1184129458/103534/#i103534
こちらの書き込みを読んでからというもの、私も双眼鏡で夜空ウオッチングを楽しんでいますが、双眼鏡があると、本当に夜空を見上げる楽しさが倍加します。
双眼鏡には、いわゆるガリレオ型望遠鏡を単純に二つ並べた低倍率のオペラグラスを除けば、
・複数個の直角プリズムを組み合わせて正立像を得るポロプリズム双眼鏡
・屋根型プリズムを使用して正立像を得るダハプリズム双眼鏡
に大別できると思います。
ポロプリズム双眼鏡というのは歴史的に古い双眼鏡で、最初に考案されたのはなんと1840年代と言われています。構造がシンプルで製造しやすく、大口径の双眼鏡も容易に作れるのが特徴ですので、星空を見るのにはこのタイプが向いていると思います。ダハプリズム双眼鏡に比べて形が大きいのが欠点ですが、最近はどの製品もだいぶコンパクトになってきました。
もちろんいかにもそれっぽい天体望遠鏡があるとさらに盛り上がると思いますが、安い望遠鏡は視野が狭いため、ただ覗いただけではあまり大きくなっていない印象を受けることが多いんです。これではせっかくの望遠鏡なのにサプライズがありませんから、月の表面を見る、木星や土星を見るなどターゲットを決めて、うわ、すげー!と感嘆の声が上がる演出が大切だと思います。
会場は庭やベランダ、屋上などといった場所になると思いますから、基本的に飲み物はノンアルコール。あまり騒げませんし、酔って寝込んでしまっても困りますから。かわりに、香り高いコーヒーなど、美味しい飲み物を用意しましょう。
こういう時の食べ物というと、男だけの場合、安易な袋物スナック菓子に走りがちですが、家族や彼女に恵まれた人がいると、焼きたてのパンや、手作りのサンドイッチなどを差し入れしてもらえることがありますね。
あとは、各自最低一つずつ、星にまつわるお話を用意します。理系の人なら天文学や宇宙線をテーマにした物理学の話題でもいいでしょうし、星座の神話、星にまつわる民話などなど、探せば話題は尽きないと思います。特に星座とギリシャ・ローマ神話とのつながりは深いですから、星座の数だけお話があると言っても過言ではありませんね。「また星座の話かよ」と言われないよう、主人公のエピソードから入っていくなどの工夫で、聞く人を飽きさせない準備をして集まります。こういう語らいの時間が、もっとも友情を深めてくれる時間になりますね。ロマンチックな気分が盛り上がると、そのまま恋バナに発展したりもします。
私たちは、
http://q.hatena.ne.jp/1227070380/193171/#i193171
こちらで書かせていただいた「大人の隠れ家」でお星見会を開催しました。あいにく雲が広がってしまい、あまり星の見えない夜となってしまいましたが、香り高い水出しのアイスコーヒー、これまた香り高い手作りパン、一人一人の個性溢れる星話など、それぞれ心づくしの持ち寄り品で、深く思い出に残る一夜となりました。特に星の話が盛り上がりましたね。初めて聞く話ばかりで、みんなよくここまで調べてきたと驚きました。次回は冬。凍える星空の下で開催の予定です。