【文学/「外套」のエンディング】ゴーゴリ「外套」のエンディングでアカーキーかと思ったら口ひげをたくわえた大きな図体の幽霊?でしたが、それはどう解釈すればよいのでしょう? アカーキーの魂は鎮まったので出なくなった。そこで出た大きいのはただの「人間の」追いはぎだ、ということでしょうか? その大きな幽霊だか人間は、「オブーホフ橋のほうへ向かった」とありますが、ここも深意を汲めません。貧民者街だったとか、そういうことでしょうか? くわしい方、解説をお願いします。

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  • 登録:2009/09/09 09:03:26
  • 終了:2009/09/11 02:17:12

ベストアンサー

id:mododemonandato No.1

mododemonandato回答回数759ベストアンサー獲得回数772009/09/10 17:06:24

ポイント60pt

 私の解釈ですが、橋の方に向かったというのは、それが人間である事を示していると思われます。

 幽霊は橋などを使わなくともいい筈ですから。

 ラストにそのような人間を持ってきた事は、アカーキーを生み出した社会的な状況、或いはアカーキーを幽霊にした人間が多くいる状況が全く改善されていない事を示していると思われます。

 アカーキー自身は満足したかもしれませんが、まだそのように劣悪な社会状況が残っており、これからもアカーキーのような人間=幽霊が出てくるであろう事を、暗示しているのかもしれません。

 もっともそのような解釈は読む人間の数だけあるものであり、小説に自らどのような意味があるのか考えて答えを出すのが本来の読み方、解釈の仕方と言えるでしょう。

 ある小説家の方は志賀直哉の「和解」を自分が子供を授かって初めて意味が解ったと書いていました。

 そのように自分が経験を積む事で、理解出来るようになる作品もあります。

 外套もいずれ質問者本人が経験を積む事で、理解出来る部分もあるかもしれません。

id:neyorawa

とても参考になるご意見でした(そもそも参考にすべきでない、ということにこそ真意があるのかもしれませんが)。ありがとうございました。

2009/09/11 02:07:18

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