http://q.hatena.ne.jp/1252336732
アグリビジネスの巨人“モンサントの世界戦略”
http://video.google.com/videoplay?docid=2219229390528597169
http://video.google.com/videoplay?docid=-6469908545096925356
回答者さんにリンクで紹介していただいた
モンサント社の「自殺する種子の押し売り」に関する告発のフランス番組(NHKでも放映されました)で
ニコニコ動画のコメントに同意する多数の中に「どこかのあやしい団体のネガティブキャンペーンじゃねえの?」といった意見や
「どこぞの環境団体の「遺伝子組み換え作物廃絶運動」に乗せられている人・・・」
といったコメントをいただきました。
番組で、カナダ・南米・インドなどの被害例を放送していますが、
彼らのような農家や地域住民、あるいは消費者「以外」に
モンサント社や米国企業の発展や遺伝子組換え種の蔓延が困る立場には、たとえばどんなものがあるのでしょうか?
(要するに告発よりモ社へのネガキャンが番組の主旨)
(「どんなことでも誰かが得すると損する人が出ます」などといった、わざわざ言われなくてもわかるようなご回答は不要です)
宜しくお願い致します。
番組で、カナダ・南米・インドなどの被害例を放送していますが、彼らのような農家や地域住民、あるいは消費者「以外」にモンサント社や米国企業の発展や遺伝子組換え種の蔓延が困る立場には、たとえばどんなものがあるのでしょうか?
まず、米国企業以外にも種を売っている会社はたくさんあります。ちなみに日本では、
タキイ種苗
サカタのタネ
石井育種場
渡辺採種場
タカヤマシード
日本農林社
ナント種苗
大和農園種苗販売部
丸種
中原採種場
松永種苗
アサヒ農園
トキタ種苗
横浜植木
野原種苗
など
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20090124_1.html
参照
また、農林水産省でも育種が行われているようです。
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0810/spe1_05_01.html
JAもこれらの種を扱っています。
http://www.yamataya.com/data/yamataya/product/youdo-1/f09-111111...
これらの種はほとんど上記にあげた日本の種苗会社のものです。
これらの点から、日本の種苗会社にとって、米国の種苗会社による種の支配は非常に困ります。
また、この他にNPO団体などで、遺伝子組み換え植物反対を訴えているようです。これは利益がどうのこうのというより、生理的に受け付けないのが一番の理由ではないでしょうか?
新潟遺伝子組み換えイネいらない!
http://www.valley.ne.jp/~valley/gmiranai.htm
このような現状を見るに、種苗会社と国(特に農林水産省)が、日本では、モンサント社や米国企業の発展や遺伝子組換え種の蔓延が困る立場にあると考えます。
他国でも同様ではないでしょうか?では。
なるほど。どうも有り難う御座います。
質問するときにちょっと思ったのが、たとえば欧州(番組を制作したフランスなど)で
同じ分野で似たもくろみをしていたところを、モンサント社が競合してきたのでネガキャンしたのかな・・・といったことでした。
日本の農水省でも種苗を育成しているとのことで、日本政府は米国ほど汚れてないのかも?となんだか安心しました。。
米国の政治家の私的癒着ってひどいですものね。あいつら、世界中が迷惑するようなことを平気でするからなぁ