「ライブ本編」
↓
いったん返る
↓
「アンコール」
↓
おしまい
というパターンはどうしてそうなっているのでしょうか。
誰が始めたんでしょうか。
いつ頃から当たり前のものになったのでしょうか。
誰が元祖とか、199x年の○○のライブでは既にそういう感じだったとか。
よろしくおねがいします。
演奏会におけるアンコールの起源は、正確なことはわかっていないようです。
ただ、少なくとも300年前にはあったと言われています。
これは、演奏で感動した聴衆が、終演後も演奏のおねだりをする行為でフランス語の「もう一度」という意味の掛け声に由来します。
ですから、本来は事前に準備などしておらず、本編で一度演奏した曲をもう一度演奏するものでした。
もちろん、アンコールの声が掛からなければ、再びステージに出て来ることはありません。
そのうち、当初予定になかったレパートリー曲を演奏する人も増え、現在では本編で演奏しなかった曲を演奏するのが当たり前になっています。
そういう経緯から、現在の演奏会では、最初からアンコールがプログラムに組み込まれているケースがほとんどです。
演奏者側も、アンコール用の曲をわざわざ練習しておいたりします。
それでも、最後の演目の後に拍手が少なかったり、観客が帰り始めたりしたら、アンコールはしないものです。
そういう状態なのに、再登場してアンコール曲を演奏するのは、大変みっともないですから。
しかし、ポップス系の演奏会では「第2部」的な意味あいで使われ、本編の最後の盛り上がりは控え目にするスタイルが多いようです。
観客にとっても、その後に「アンコール」という名の第2部があることが暗黙の了解なので、本編の後に帰ろうとする人はいません。
出演者にとっても、一度ステージから引っ込んで小休憩する時間であり、進行上必要なものとして組み込まれます。
もはや、アンコールとは名ばかりで、実質的な意味のないものになってしまいました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312857...
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B...
「聴衆がある歌に特に喜んだ場合、彼らはいつでもencore またはaltro volto [2]と叫び、演奏者は親切にもそれを最初から繰り返すことが習慣となっていると記者は発見した」
とあるので、18世紀初めのこの頃の流行ではないかとされている。
18世紀に遡るようです
ご参考まで。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312857...
Wikiの語源をみても、300年ぐらい前からのようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B...
ビートルズはほとんどアンコールをしなかったという逸話も、
裏を返せば当時からアンコールがあったということですから、
少なくとも199x年とかいう年数ではないと思いますよ。
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