THEME:「糸」「乾物」「住育の時間」+「縁起物」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。毎回のテーマに沿って、イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ハッピーにするコトを思いとともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※質問は10月5日(月)正午で終了させて頂きます。
収穫と保存は矛盾しますね。
幼魚は捕獲しても放流しますね。
あわびも一部かじって放流しましょうか。
収穫と保存が矛盾というのは良くわかりません。
鮑もサイズより小さいものは放流しているでしょう。密漁は別ですが。。
保存することもメリットは様々ですよ。収穫したら腐らせるよりも保存するべきだし、旬のものを乾燥させて保存することで、普通では食べられない時期に栄養の補給ができる。
収穫と保存は古くから密接に関係していて、古来からの知恵じゃあないですか??
アワビの保護は、稚貝だけじゃ駄目なんです。稚貝の保護とともに親貝も保護していってこそ、天然の海で次々繁殖していく環境が整っていくんですよね。そこで、漁獲高と保護を、どのくらいの水準で両立させていくかという計画。これが極めて大切になってくるわけです。
漁師さんもアワビを獲らなければ生活していけません。言い換えると、地方格差を無くし、漁業で十分な生活が成り立つ社会を実現し、さらに資源保護のための漁獲規制などが行われる場合は、国がその分の十分な補償を約束する。そういう政策が必要です。
漁業を守り育てることが、アワビなどの水産資源を守り育てることにもつながります。そういう、地方を大切にする政治が、美味しいアワビの土台ってことですね。新しい政権にそういう政治を期待したいものだと思います。
私の憧れは、香港の乾物市場の干しアワビを山ほど食べること。そして、干しアワビのスープでお腹を温めたい。
これまで、食べたことのある乾物で一番感激したのは宮城県の干しアワビですね。
干しアワビをたくさん売っている宮城県のとある港町で時間を過ごしているとおばあさんが何やら作業をしているのです。
そのとき、黄金色をした魚介類をプラスチックの壺に入れているのです。気になった私は野次馬根性で駆けて、覗いてみるとそこはアワビの乾燥場。
干しアワビを出荷する前の段階のアワビはまだぶよぶよしている生の原型が見えている。
日本では俵ものと呼ばれ、山間部では塩と共に貴重な塩分補給の源だったんです。
江戸幕府以降、蝦夷を領土に収めた松前藩の輸出品としても重宝されたようです。
日本では乾物は有名ですが、その中でも干しアワビは圧倒的に豪華でおいしい。干しアワビのスープを飲み干すと精がつくという。
琥珀色したスープから英気を養ったところで、次の食事!と食前酒代わりにもなる不思議なスープです。
いまではアワビも小振りでどれも小さいときの子どもで、食べている私にとっても複雑な感情でした。
生命の保護や食文化の維持のためにも、できるだけ時間をかけて料理を作っていく乾物のアワビは日本の食文化でもモデルになるかもしれないですね。
私としては、競争力ある水産加工品だと思っているので、まずはアワビを育てることから一大プロジェクトで取りかかってみるといいと思います。