わかりやすく説明して下さい!
どちらが良いと思いますか?
実は、暦の世界は奥が深い...。
現在、一般に使われているのはグレゴリオ暦ですが、太陽と他の星(月を除く)との位置関係が同じになるまでの時間を天体観測の結果から求め、可能な限り「同じ日に同じ位置関係」となるように調整したものです。
それに対して、俗に旧暦と呼ばれるものは、月の満ち欠けを基準に1ヶ月の長さを定め、季節がずれないように閏月を入れて調整したもので、「太陽太陰暦」に分類されます。
私も最近知ったのですが、旧暦を太陰暦とするのは間違いで、太陰暦では同じ日でも年が違うと季節が違ってしまいます。イスラム圏で使われるヒジュラ暦は太陰暦で、実際、どんどん季節がずれていきます。
同じ日付なのに季節が違ってしまうのは不都合では、と思ってしまいますが、イスラム圏の場合、元々季節感が無いので、これで不都合はあまり無いんだ、というのを新聞のコラムで読んだことがあります。
http://www.wowkorea.jp/QnA/View/Qview.asp?Qid=1484
陽暦は普通のカレンダーと同じ暦(西暦)です
陰暦は 旧暦と大体同じです 日本では陽暦でしか生活しませんが 韓国中国など近隣国は
陽暦と陰暦と使い分けています 普通の生活は陽暦で生活してるけど正月・お盆は陰暦を重視してますよね 陰暦を陽暦にあてはめると毎年変わるので 行事ごともその年によって日にちがかわります よく旅行会社の注意事項に「今年のお盆は○月○日~○日までです」と書いてあります
グレゴリオ暦は1年を365.2425日とし、1年を平年365日または4年に1度の閏年366日(ただし、400年に3回は平年になる)とします。
特徴としては、月日が同じなら違う年でも太陽の位置がほぼ同じになることです。
一番の特徴は、多くの国で月日曜日が共通であることでしょう。とはいえ、祝日など国ごとに違うものも存在するため、なにもかも共通ではありません。
これに対し陰暦は月の満ち欠けを基本とし、新月(月が真っ黒の時)の日を朔日とします。月の満ち欠けの周期は29.53日なので、1か月は29日または30日となります。
1年が354日(または355日)になるので、イスラムのヒジュラ暦のように1年を12か月と決めている陰暦は季節がずれます。1月が春だった年から18年後には1月が秋になります。
これに対し、日本の天保暦のような太陰太陽暦は、太陽の軌道も考慮に入れます。多くの太陰太陽暦は、春分、夏至、秋分、冬至を基本とし、残りの月を間にうまく当てはめます。間に3か月はいる場合もあるので、この場合は閏月というものが発生します。
天保暦の場合は、二十四節気の中気によって月を決めます。
太陰暦の一番の特徴は大潮(1日と16日)小潮(8日と23日)が明確になるため、特に漁業では非常に有効です。また、海面の高さに影響を及ぼすくらいの引力ですから、体調や気候への影響も大きいと言われています。
カレンダーはその土地柄を表しているのがよいと思います。
共通化することは、異邦と交流する際に誤解が生まれないというメリットがありますが、同時に文化を捨てることを意味します。
日常的に不便を感じない程度に、いろいろなカレンダーが存在するのが良いと思います。
というわけで、日本は日本独自の天保暦を使うのがいいと思いますので、個人的には陰暦を支持します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%A...
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%B0%E6%9A%A6
旧暦の月の和名は新暦になっても換算せずに昔のまま使われています。そのため実際の季節とは1-2ヶ月のずれが生じています。また節句など本来中国大陸の季節に合わせた習慣がそのまま日本でも採用されたため中国と日本の季節のずれが生じているものもあります。新暦になって100年以上経ったので、旧暦との対比で差があることは皆織り込みずみです。
陰暦は、月の周期性に着目した暦で、陽暦は太陽の周期性に着目した暦と言えるのではないでしょうか。それで、陰暦の1日は必ず新月になります。
それから、個人的には、一年がすっきりしているので、陽暦の方がいいです。
※参考URL
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa4777646.html
●六曜・月齢・旧暦カレンダー
http://www.ajnet.ne.jp/dairy/index.hpml?yy=2009&mm=10&history=-1...
総論 ~ 陰暦は、来月・来年の日数が定まらないので不便です ~
陽暦の月名、一ヶ月の日数は、ほとんど天文現象に関係がありません。
陽暦は12ヶ月、一年の日数 365(閏年は 366)日(年初季節が異なる)。
陰暦は12~13ヶ月、一年が 353,354,355(閏年は 383,384,385)日。
陰暦だけを公用暦にしている国は、現在ありません。
陰暦と太陽暦を併用しているのは、イスラム・ビルマ・ネパールなど。
陰暦の年号・月名を継承する国は、東南アジアに散在しています。
各論 ~ 過去回答・日記など ~
暦の周期 ~ 月は29.5日、日は365.25日ごとに ~
http://q.hatena.ne.jp/1247796600#a935966
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030325
↑報復の暦 ↓友情の暦
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030327
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080624
暦の謎 ~ 時よとまれ、暦は難しい ~
太陽暦のルーツは古代エジプト文明のシリウス暦に、太陰暦(太陰太陽暦)は古代メソポタミア文明のバビロニア暦そのルーツがありますよ
ね。
そもそも中国にはやった陰陽五行説のルーツがインド占星術、インド占星術のルーツがギリシャ占星術にあり、太陰太陽暦はバビロニアの占
星術からスタートしました。このことから考えても、中国の太陰暦はおそらくこのバビロニアにルーツがあるものと考えられます。
古代エジプトでは、ナイルの氾濫の時期を知ることが灌漑農業を行ううえで非常に重要であったため、このナイルの氾濫の時期を教えてくれ
るシリウスを非常に重要視していました。
このシリウスの運行と太陽の運行が良く似ていたんでしょうね。つまり、最初は太陽暦ではなく、「シリウス暦」であったわけです。
一方でギリシャではシーザーがエジプトにまで遠征してくるまで、太陽太陰暦が主に用いられており、遠征の際、エジプトでこの太陽暦に
であったシーザーが「ユリウス暦」(ジュリアス=シーザーのラテン語読みはユリウス=カエサル)としてギリシャ(ローマ)でもこの太陽
暦が用いられるようになりました。
ちなみに、7月を意味するJulyはシーザーのファーストネームに由来しています。
んで、後の皇帝グリゴレオがユリウス暦の微妙な誤差を調整して制定したのがグリゴレオ暦。
それまで主に用いられていたバビロニア暦(ユダヤ暦)を基にして作られたローマ歴は、季節感が把握しにくく、非常に使い勝手がよろしく
なかったらしいです。
つまり、双方をくらべてシリウス暦の方が断然使い勝手がよかったからシリウス暦が用いられたということです。
ですから、どちらが良いか、と問われれば、やはり太陽暦ということになるでしょう。
実際、中国でも太陰暦は季節との誤差が露骨に生じるため、農耕を行ううえでは非常に不便だったようです。
ですので、中国では太陰暦とは別に、二十四節気という、太陽の運行をもとにした暦を太陰暦と同時に用いていました。
Wikiからの引用になりますが、この二十四節気と太陰暦との誤差が1ヶ月近くになると、「閏月」というものを加えて季節との差を調整
していたようです。
http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/661ab1c848bed52150d20ae5a...
http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/635790bad5dedc2753450c9ae...
http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/8b2655259714bee644100d8bd...
http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/d2e5b9aa6611c5aafaad00584...
↑私のブログでございます^^ ちょうど近い内容をテーマにしたことがありましたので、ご紹介してみます。
http://www.aspa-osaka.com/modules/tinyd1/index.php?id=2
そう、今の暦と旧暦では、季節が1ヶ月から1ヶ月半ずれてるんですね。新暦で日本人の「季節感」はガタガタになってしまいました。でも、和歌や俳句をやっている人達は、季語季題を旧暦でやってるから、日本の四季の変化をうまくとらえている人が多いですよね。
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