【推理ゲーム】

終了したので正解を紹介します。

【背景にある問題とドアノブのカバーと「立入禁止」の札を付けるに至った経緯】
・このホテルは１部屋単位、もしくは、１部屋を何分の１かに分割した区分所有権として販売されている。
・裁判所の競売で１部屋を落札した８０５号室の所有者がホテル運営者と賃貸の交渉したがホテル運営者は異常に安い賃料しか提示しなかったので８０５号室の所有者は「それなら自分が物置として使う」と言って自分の物を運び込んだ。
・所がホテル関係者が勝手に８０５号室に入室し、８０５号室に保管していた荷物がなくなっていた。
・８０５号室の所有者はホテル運営者に問いただしても「知らない」と返答し、「８０５号室の入室記録を提出しろ」と言っても「必要ない」と返答し、「勝手に８０５号室に入るな！」と言っても「さー、どうするかわからない」という返答しかしなかった。
・警察に通報しても「事件性はない」と言って、まともに対応しない。
・そこで８０５号室の所有者は８０５号室のドアノブが回らなくするような「補助錠」を取り付けた。
・ホテル運営者とタチの悪い馬鹿弁護士が「正当防衛、緊急避難で鍵を撤去した。補助錠を取り付ける事は器物損壊になる」と言ってきた。
・８０５号室の所有者は「器物損壊になるのなら刑事告訴しろ！」と言ったが、一向に刑事告訴する様子はないので、８０５号室の所有者は、再度、８０５号室のドアノブが回らなくする「補助錠」を取り付けた。
・ホテル運営者とタチの悪い馬鹿弁護士は「再度、業者に依頼して補助錠を撤去した」と言って、「補助錠を撤去する費用を請求する民事訴訟」を起こした。
・いくら弁護士が付いていても、そんな請求が通用する訳がなく（そんな事もわからない馬鹿弁護士だった）、ホテル側の前面敗訴。ホテル運営者側は控訴したが控訴審の判決文にも「ホテル側は所有者が８０５号室を利用する権利を侵す事はできない。従って、補助錠の撤去費用を請求する事はできない」と明記され、ホテル側の前面敗訴に終わった。

そこで８０５号室の所有者が取った行動が、このドアノブのカバーと「立入禁止」の札です。
【ドアノブのカバーの意味と目的】
・ドアノブのカバーの下には、ドアノブが回らなくなるような番号式の鍵が取り付けられている。番号式の鍵だけなら、３桁なら１０００通り試せば開ける事ができ、また、勝手に開けても証拠が残らない。
・そこで「ドアノブのカバー」を付ける事により、このカバーを破らないとドアが開けられないようにする目的。カバーの根元は接着剤で固められているのでカバーを取ると証拠が残る。

【「立入禁止」の札の意味と目的】
・まず、「立入禁止」の札の第一の目的はホテル運営者に対して「（民事訴訟の判決も出たので）勝手に入るな！」という警告。
・第二の目的は８０５号室には窓から脱出用の施設もあり、消防署は脱出経路の確認の立入検査をするらしい。前記の民事訴訟でも「消防法でホテル内の施設が自由に開ける事が義務付けられているので８０５号室に入室する権利がある」と主張したが、それは判決で否定された。つまり、消防署の立入検査の際、「立入禁止」という札とドアノブのカバーにより、「この部屋には立ち入れない（よって、消防署の基準を満たしていない）」という事を消防署にアピールする為。（他の部屋の区分所有者もまともに家賃も支払われず、大半は泣き寝入りをしており、現ホテル運営者をホテルの運営から撤退させるのが目的）
・宿泊者がホテル運営者にドアノブのカバーと「立入禁止」の札について質問しても正直に状況を説明できない筈で、「今まで勝手に入室し」「入室記録も提出せず」「保管していた品物がなくなった事も『知らない』の一点張り」の対応に対する『逆襲』の意味もある。

さて、現実を聞いて、どのように思われたでしょうか？　感想や意見があればお願いします。
現実は推理小説ほど面白くなかったかも知れません。しかし、こんな事が通用しているのが現実です。（弁護士って、お金の為なら何でもやる○○婦以下と思ったのは私だけでしょうか？）

http://q.hatena.ne.jp/1236242032

> ホテルの客室を何人かに販売し、その部屋を販売会社が借り上げて家賃を支払っていた会社が倒産し、
> 売れ残った客室が競売にかけられ、その部屋を購入したが、後から乗り込んで来た現ホテル運営者は
> 「固定資産税程度の家賃しか払わない」と言ったので、「それなら自分が物置として使う」と言って、
> すぐに使わない自分の荷物を運び込みました。

(後略)

えっ、これってこちらの質問の話とそっくりなのですが(^-^;
なるほどー。詳細な解説をありがとうございます。

こういう事例がよく知られているのなら正解者が出てもよかったかも知れないです。
冒頭に【推理ゲーム】と書いたし、事実は推理小説ほど面白くないので、色々、推理する事が面白いのではないかと思います。

ホテルの名前がわかってしまうかもしれませんが
引用ＵＲＬのとこにある画像のＵＲＬから
『会員制リゾートクラブ情報』
というページを見つけました

二度も書いてしまいましたが
画像のＵＲＬは最後まで削ると広告ページになりますので
検索してみることをおすすめ……

題名で検索したらたくさんでてきましたが
画像のＵＲＬ関係のところに
宿泊体験談のコーナーがあります
ちょっととりとめなくなりましたがすいませんでした