「米本位制」という言葉は聞きますが、「麦本位制」とか「とうもろこし本位制」という言葉は聞きません。なぜでしょうか。

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  • 1人2回まで
  • 登録:2009/10/25 21:17:06
  • 終了:2009/10/29 01:20:38

ベストアンサー

id:YasudaS No.6

YasudaS回答回数351ベストアンサー獲得回数52009/10/26 01:30:22

ポイント25pt

http://www.kcc.zaq.ne.jp/kids_clinic/Cafe/Ohedo/Ohedo_system.htm...

○○本位制ってのは、それが貨幣的価値の基準となることなんですよ。

で、そんなに生産されないで流量がある程度決まっているモノを基準にしておかないと、貨幣経済が成り立たなくなっちゃうわけです。

食料を貨幣の価値の基準としちゃうと、隣国からの食料なんかの流入とかあると、それだけで貨幣の流量がコントロールされちゃって、貨幣が安定しなくなって、結果、経済の破綻を招くわけです。

幸い、日本ではすでに検地が行われていて、ある程度の財源としての米の量が決まっていた上に、他国からの流入や他国への流出もなく、金銀本位制のバックグラウンドとして、米があったわけです。

米一俵が金一両という固定レートが成立して、その米の価値によって金銀の価値が決まるということで、上手く回っていたわけです。

で、麦本位制とかとうもろこし本位制がほとんどない理由は二点です。

一点めは、他国との交易があり、それの流通されるモノとして麦やとうもろこしがあったため、相場は変動してしまいます。

このため、市場にある量がほぼ一定な金銀などが基準となっていたたため、麦やとうもろこしが貨幣の基準になれなかった(貨幣によって場所によっては価値が変わってしまった=固定的な価値基準になりえなかった)。

第二点は、麦やとうもろこしはどこでも栽培できる(水利と平坦な土地が必要な水田がなくても出来る)ため、国が管理できなかったことがあげられます。

これは、麦本位制にした場合、ある種の偽金を誰でも作れるという状況ということです。

逆に言えば、日本は米作農家と米作農地の管理をほぼ全国的に確定し管理していたから、米が本位制の基準になりえたということです。

id:dambiyori

詳しい解説どうもありがとうございます。

結構いろんな条件が重なってこんな風になったんですね。

2009/10/26 21:22:53

その他の回答(5件)

id:theresia57 No.1

theresia57回答回数414ベストアンサー獲得回数112009/10/25 21:32:20

ポイント16pt

簡単に言えば、江戸時代に米本位制が取られていたからです。

米を年貢として納め、米がたくさん取れるところが経済的に富んでいるとされたいたのです。

id:dambiyori

日本だと確かにそうなのですが、じゃあ、それが外国だとどうなのかなぁ、麦やトウモロコシを主食にしている国で同じような事はなかったのか、とかその辺りがちょっと気になりまして質問してみました。

2009/10/25 23:15:09
id:sirotugu40 No.2

sirotugu40回答回数449ベストアンサー獲得回数142009/10/25 21:36:03

ポイント14pt

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=141445

このページに、「麦本位制」が出てきてますけど。

id:dambiyori

ググったらそのページだけでしたので、一般的な言葉じゃないなというのは分かりました(笑)

2009/10/25 22:01:55
id:sylphid666 No.3

sylphid666回答回数3302ベストアンサー獲得回数902009/10/25 21:42:54

ポイント16pt

麦本位制は言葉としてはあるようです。

http://blog.kodai-bunmei.net/blog/2008/09/000588.html

>これが麦本位制の基盤となった。(本文最後の部分)

日本では米が主食の位置づけに対し、小麦はハレの食材として扱われていたそうなので、主流とはなりにくかったのではないでしょうか。

http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/A2003/Komugi_Japan.htm

>小麦はまさにハレの食べ物でした。日々の生活では米が最上の主食の地位にあるのですが、 人々は小麦粉のグルテンの持つ特徴を愛し、ハレの日にはうどんや饅頭を作って食べる風習がありました。

id:dambiyori

二つ目にご紹介されたページ、なかなか読み応えありますね。

>ヨーロッパと中国では、小麦は神からの贈り物としてその製粉業も王侯貴族や教会などが管理し利益を得ていました。

あたりも興味深いです。やっぱり主食は権力が管理するのか、みたいな。

2009/10/25 22:01:02
id:kyokusen No.4

きょくせん回答回数824ベストアンサー獲得回数862009/10/25 21:45:19

ポイント24pt

 米本位制は江戸期など、あくまでも日本の貨幣経済制度について語った言葉でありまして、これは日本人の主食が米であったからです。石高ってのがそれですよね。武士などの俸給は米をで支給されていました。ですから、これが米本位制。実際には東国は金、西国は銀、一般市民は銭が一般的な流通貨幣であったと思います。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=141445

 一方、麦が主食である民族の国家などでは『麦本位制』という言葉が使われるようですが、どうもこれは造語っぽいですね。検索してもそんなに件数が出てきません。

 

http://www.morinaga.co.jp/cacaofun/history/mexican/aztec.html

 とうもろこし本位制はどうでしょうねぇ。検索かけても出てきませんし、古来よりとうもろこしを主食にしている民族というのも南米あたり(マヤ・アステカ文明)ですが、こちらの経済は基本的に物々交換であり、貨幣もカカオ豆等が用いられていたと言う事で、これは果たして貨幣といえるんやろうかな、と言う所。

http://www.findai.com/yogo/0288.htm

米本位制に対して連想されるのはやはり金本位制でしょうか。これは国家が金を保有していてそれを担保として貨幣を流通させていた状況を指す言葉です。つまり、貨幣は金と交換される可能性によってその価値が保証されていた訳です。そういう意味において、小麦やトウモロコシが金や米に変わる状況にあったのかと考えると、どうもそういう状況はなかったように思えますし、従って、麦本位制・トウモロコシ本位制というものは成立しなかったのではないか、と思います。(西欧においては金貨・銀貨が貨幣として流通しており、それそのものの価値がつまり貨幣の価値を保証していましたから、そういう意味において日本の米本位制という言葉も特殊なものだったと言えるかもしれません。……日本では『加賀百万石』と言いますが、他ではそういう呼称って聞きませんね、そういえば。)

http://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/index.html

ご参考までに、貨幣の話。

http://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/E013.htm

古代ギリシアの都市国家・アテネでは給与が小麦で支払われていたようですから、ある意味麦本位制、なのかもです。

id:dambiyori

>西欧においては金貨・銀貨が貨幣として流通しており、それそのものの価値がつまり貨幣の価値を保証していましたから、そういう意味において日本の米本位制という言葉も特殊なものだったと言えるかもしれません。

これは確かにそうかも知れませんね。「貨幣が普及してたから」っていうのは大きいのかも。

僕自身、あまり歴史や経済について詳しくないので、ざっくりいろんな事書いていただけると有り難いです。

2009/10/25 21:57:48
id:darkwood No.5

darkwood回答回数45ベストアンサー獲得回数62009/10/25 22:05:57

ポイント15pt

 たいした回答ではないので、ポィントは付けなくても結構です。

本位制というのは貨幣の価値基準を何にするのかという事ですから、わかりやすく参考例を記載すると

  • 金本位制
  • 銀本位制
  • 米ドル金為替本位制

上記のようになります。江戸時代は米が基準でしたので、[ 米本位制 ]となるわけです。[ とうもろこし本位制 ]が無いのは、単に貨幣の価値基準として[ とうもろこし ]が採用された事が無いからです(まったく無かったのかは不明 )。ちなみに[ 麦本位制 ]はシュメールなどで例があったようです。

id:dambiyori

>ちなみに[ 麦本位制 ]はシュメールなどで例があったようです

シュメールってまたずいぶん古い(笑)

ほんの2・300年ほど前に諸外国には無い、なぜそういう経済があったのかっていうところが興味があります。金がとれないとか金貨を作る技術がないってこともないですよね。大判小判っていうのもあった訳ですし。

「お前、認識が違うよ」みたいな話でも結構ですのでよろしくお願いします。

2009/10/25 22:17:01
id:YasudaS No.6

YasudaS回答回数351ベストアンサー獲得回数52009/10/26 01:30:22ここでベストアンサー

ポイント25pt

http://www.kcc.zaq.ne.jp/kids_clinic/Cafe/Ohedo/Ohedo_system.htm...

○○本位制ってのは、それが貨幣的価値の基準となることなんですよ。

で、そんなに生産されないで流量がある程度決まっているモノを基準にしておかないと、貨幣経済が成り立たなくなっちゃうわけです。

食料を貨幣の価値の基準としちゃうと、隣国からの食料なんかの流入とかあると、それだけで貨幣の流量がコントロールされちゃって、貨幣が安定しなくなって、結果、経済の破綻を招くわけです。

幸い、日本ではすでに検地が行われていて、ある程度の財源としての米の量が決まっていた上に、他国からの流入や他国への流出もなく、金銀本位制のバックグラウンドとして、米があったわけです。

米一俵が金一両という固定レートが成立して、その米の価値によって金銀の価値が決まるということで、上手く回っていたわけです。

で、麦本位制とかとうもろこし本位制がほとんどない理由は二点です。

一点めは、他国との交易があり、それの流通されるモノとして麦やとうもろこしがあったため、相場は変動してしまいます。

このため、市場にある量がほぼ一定な金銀などが基準となっていたたため、麦やとうもろこしが貨幣の基準になれなかった(貨幣によって場所によっては価値が変わってしまった=固定的な価値基準になりえなかった)。

第二点は、麦やとうもろこしはどこでも栽培できる(水利と平坦な土地が必要な水田がなくても出来る)ため、国が管理できなかったことがあげられます。

これは、麦本位制にした場合、ある種の偽金を誰でも作れるという状況ということです。

逆に言えば、日本は米作農家と米作農地の管理をほぼ全国的に確定し管理していたから、米が本位制の基準になりえたということです。

id:dambiyori

詳しい解説どうもありがとうございます。

結構いろんな条件が重なってこんな風になったんですね。

2009/10/26 21:22:53

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