皆さんの意見を聞かせてください。
今週、NHKでベルリンの壁崩壊後の特集をやってるのを見たのですが、東欧では急激な資本主義化と不況で社会が混乱中、一方、西欧も純粋な資本主義ではなく、社会保障を手厚くする「第三の道」を模索中と言ってました。また、昨今では温暖化が引き金なのか大量消費を戒めて、「持続可能な社会」だの「地球に優しい社会」だのが盛んに話題になっています。
ぶっちゃけ個人的には「永続的に経済成長すること」自体が蛸の足食い状態だと思っているので、両立すること自体不可能なんじゃないか? と考えているのですが、皆さんの意見はどうなんでしょうか?
想像、思い込み単なる楽観論、悲観論などなんでも結構です。
持続的な経済成長が幸福になる必要要素、という刷り込みが現代社会にはあると思うんです。(それが資本主義ともいえるのかも)別に経済成長しなくても国民は幸福になれる道を示せば、持続可能な社会は作れるのではないかなと。
>別に経済成長しなくても国民は幸福になれる道
その道は示せないですね。「経済のパイ」が大きくならない或いはどんどん縮む世界というのは、限られたパイのぶんどり合いに終始する世界です。やれ、金持ちから富をよこせと言ってみたり、年寄りから若者に富を配分しろと言ってみたり。再配分のことしか頭にない世界です。まさに今の日本経済がその世界になりつつある訳です。不況の続く現代日本は幸福ですか?
#そりゃ相対的に100年前と比べれば幸福と言えなくもないが
#それに、富の再配分も経済の重要なテーマではありますけど
そんな訳で有る程度の経済成長は必須。経済成長なしの幸福ってのは、おそらくないです。少なくとも私は思いつきませんね。
100年単位で考えればこれまで先進各国はゆっくりと経済成長を遂げてきました。じんわり右肩上がりだったようです。但し戦争や強行でダメージを受けたときはがくんと落ち込む訳ですが。そんな訳でこれからも日本のような政策ミスをやらかさなければ、基本的にはゆっくりと経済成長は遂げるものと思われます。
但し昔ケインズも心配してた様ですが、資源による制約があるのではないかと言うことです。こればかりは、科学によるブレイクスルーが不可欠です。私はブレイクスルー可能だと信じたい。希望を捨てたら終わりだから。