決算書の経営分析において、
①ROA、ROEの計算式の分子は、ともに “当期純利益” でよろしいのでしょうか。
手元の資料では、ROAのみを、“経常利益” としているものがあったため、
質問させていただきました。
②ROA、ROEにおいて、マイナス値はございますか??
それとも計算上マイナス値が出た場合には、
表などに記載する際に、“-(中線)”にして、値ナシ、とするのでしょうか。
ROA(Return On Asset)総資産利益率[そうしさんりえきりつ]、総資本利益率[そうしほんりえきりつ]
利益を総資本(総資産)で除した、総合的な収益性の財務指標である。
企業に投下された総資本(総資産)が、利益獲得のためにどれほど効率的に利用されているかを表す。分子の利益は、営業利益、経常利益、当期利益(当期純利益)などが使われ、総資本(総資産)営業利益率、総資本(総資産)経常利益率、総資本(総資産)純利益率、とそれぞれ定義される。
したがって、総資本(総資産)利益率を高めることは、利益率の改善(費用・コストの削減)又は回転率の上昇(売上高の増加)によって実現される。実際の会計では、総資本を総資産として把握することが多い。
ROE(Return On Equity)自己資本利益率[じこしほんりえきりつ]
ある企業が、一年間の企業活動を通じて、「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」、を判断するのに用いられる指標で、当期純利益を、前期及び当期の自己資本の平均値で除したものである。なお、分子として経常利益を使用する場合もある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E4%B8%BB%E8%B3%87%E6%9C%A...
「経常利益を使用する場合もある。」とのことです。
※1 “当期純利益”のところが“当期純損失”の場合もあるから注意!そのときはマイナスの値として計算する!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~j-guitarman-negi4/keieibunseki.html
力強く書いてありますw
なるほど、マイナス値もあるんですね!
有難うございます!