リサイクル・ショップのような業態を仰っているのでしょうか?
だとしたら、そうは思いませんね。
大きくなることは充分可能だと思います。分かりやすいのは古本屋で、ブックオフなんぞは半期で340億の売上がありますから、充分大企業に分類されます。
http://www.bookoff.co.jp/company/index.html
神田の古書店街にもよく行きますが、こことの違いを考察すると仕入れが違います。古書店街の古書店は本の価値に熟知していて、汚れている本でも高く本の価値で評価してくれますが、ブックオフだと多くが発行年度や本が綺麗かだけで評価します。
ですから、各店舗に持ち込まれた古書をパートの店員でも評価できるようになりますが、古書店街のそれは各書籍の評価を記憶している必要がありますから、まずできないですね。
やり方一つで充分可能です。
廃品回収業でも同じです。私の知るところでは、元機密文書の溶解処理をしている会社なんて、仕入れでも儲けて、トイレットペーパーに加工して儲けてってやっていますね。
http://www.corelex.jp/info/info.html
一例です。
要は付加価値や工夫を見出せれば大きくなれるということです。
廃品を回収して、リサイクルを行う過程で設備を稼動させるわけですが、この設備の設置、稼動に大きなコストが掛かるわけです。今までは、人件費の安い中国に廃品を輸出して、これを製品化してから国内に持ち帰るというようなことをしていましたが、金融危機と中国の経済成長等を背景にして、国内でのリサイクル率をあげる動きが高まりました。
諸外国の状況のうち、リサイクル率の一番高いドイツを例に挙げると資源循環政策に先進的なことがわかります。ドイツは、拡大生産者責任を活用した企業形態(デュアルシステム・ドイチュランド)をしています。詳しくは、下記の環境省や経済産業省のPDFをご覧ください。
http://www.env.go.jp/recycle/report/h16-02/mat03.pdf
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/h17fy/18...
環境税の導入のされ方によっては、税収をリサイクル業者の赤字補填に廻すことでリサイクル稼働率を上げられるのではないかと期待されています。
サービスサイエンス的な観点からからはずれていますが、ちゃんとリファレンスがあるので情報的には価値があります。ありがとうございます。
日本繊維屑輸出組合が平成13年に作成した『故繊維輸出産業の将来ビジョン』という文献があるようです。
6−4 中古衣料輸出 スケールメリットと選別論理の変化・・・・・・・・・86
6−5 国内向け古着 業態多角化の可能性 ・・・・・・・・・・・・・・・91
上記は、早稲田の学生さんが再生資源業者について比較的丹念に歴史的な経緯などを追っている卒論だと思いますので、卒論などを書く場合には引用できそうです。
すみません。意見を聞いているわけではないです。リファレンスお願いします。