THEME:「風邪を吹き飛ばせ!美味しいビタミンレシピ・コンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20091124
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は11月30日(月)正午で終了させて頂きます。
関東・甲信近辺の人は、ほうとうみたいな鍋物といったら、すぐにイメージが湧くと思います。
さて、今回のテーマの「風邪を吹き飛ばせ!」ですが、風邪をシャットアウトする防壁は、皮膚や粘膜、血管の壁などといった体の輪郭となる上皮細胞ですね。これを作る時に大切な役割を果たすのでビタミンAなのです。ビタミンAが不足すると、その防壁が弱まってしまいます。
そこで、じゃあビタミン剤でも飲むか、とやってしまうと、ビタミンAは過剰摂取した場合に体外に排出されにくい脂溶性(非水溶性)の物質ですから、過ぎたるは及ばざるがごとしどころか、過ぎると害になってしまいます。
そこで野菜の出番です。野菜の中のビタミンAは、まだその形になっていないプロビタミンとして存在していますから、これは少しくらい食べ過ぎても大丈夫。必要な分だけ体内でビタミンに転換されます。
このプロビタミンであるカロテノイドをたっぷり含んだカボチャは、まさに風邪を吹き飛ばす最高の食材ですね。冬至にカボチャを食べるという古くからの習慣は、とても理に叶ったものとわかります。
そのカボチャと、粘膜部分の細胞作りの材料にもなるコラーゲンを含んだ鶏肉で、あったまる味噌味の鍋を作りましょう。
----------
材料(3~4人分)
・鶏ガラで取ったスープ 5カップ
・鶏肉 250g、あるいは鶏挽肉で肉団子にしてもいいですね
・カボチャ 1/4個
・白菜 1/4個
・ねぎ 2本
・味噌 大さじ5
・味醂 大さじ1
----------
1.鶏肉はそぎ切り。カボチャは一口大。白菜はザク切り。ネギは下から1/4の部分をラーメンの薬味のような小口切り、その他の部分は鍋物風の斜め切り。
2.土鍋に鶏ガラスープを入れて、火にかけて煮立ったらカボチャを加えて煮る。
3.カボチャに火が通ったら、鶏肉と白菜、斜め切りにしたネギを入れ、味噌と味醂を入れてさらに煮る。
4.浮いてきたアクや脂は取り除く。
5.食べる数分前に小口切りにしたネギをどばっと散らしてできあがり。汁ごとよそって食べてください。
焼き豆腐や水切りをした豆腐などを加えてもいいですね。その他材料はお好みです。ネギを二種類に切り分けているのは、よく煮ることで風味を出す使い道と、あまり煮込まずにネギの持つ抗菌効果やビタミンなどを有効活用する使い道に分けているからです。カボチャと味噌がベストマッチングで、これは温まります。鍋の終わりにうどんを入れるとほうとう風味で、これまたおいしくいただけます。