『キャピタリズム~マネーは踊る~』、監督のマイケル・ムーアが初来日!! ということで、アメリカの資本主義の冷血ぶりが、昨日のNHKの「クローズアップ現代」で紹介されていました。その中で、失業して住宅ローンを返せなくなった人々を追い立て、追い出した後で、家は破壊したり、朽ちるにまかせる場面がありました。
どうしてこんなことをするのでしょうか。どうせ帳簿上損金処理するのなら、住人が住むことを許しつつ、ある時払いでいいよとモラトリアム(徳政令)してもよいではありませんか。
それとも資本主義というのは、弱者を徹底的にいじめて、追い詰めるモメントがあるのでしょうか。
どの道借り手がいないのなら、それだったら居続けてくれたほうが得なんだろうけど、真面目に家賃払っている人たちが怒り出すコストを考えたら、追い出したほうが安全かな。マイケルムーアは物事を単純に極端にしすぎる。