それ程家の中を汚している訳ではないのですが家中イエダニが出て衣類をはじめ私達にもかなりの被蓋を被っています。
一度家中をバルサンを炊いてみたのですがそれでも被蓋が甚大です。
何か良策をご教授下さい
宜敷お願い申し上げます
ダニにも種類があって、動物寄生性、屋内塵性、植物由来、人寄生性などに分類されます。
たまに「家だに」と言って屋内に住むダニを全部そう呼ぶ人もいますが、
正式にはイエダニという種類の動物寄生性のダニが存在します。
たぶん、ダニの区別が付かないと思うので前者として、種類別に対処方を解説します。
多くはネズミに寄生するイエダニなので、ネズミを駆除することが大事です。
また、通風口にスズメ等が巣を作った為にそこに寄生したダニが屋内に入り込むということもあります。
その場合も巣の除去が先決となります。
またダニそのものの駆除には殺虫剤の散布を行う。ネズミなどが通る場所やよく見る場所に有機リン剤や残効性の高いピレスロイド剤の残留処理を行う。
ヒョウヒダニやシラミダニなどがこれにあたり、アレルギーの原因とかになります。
ヒョウビダニは人の垢やふけが餌なので細目に掃除機をかけたり、布団を頻繁に干すようにして清潔に保つことが重要です。
屋内塵性のダニの発生は、多分に温湿度依存的である。25℃以上の高温、60%以上の高湿度で発生が促進される。
その為、痛風や除湿器による乾燥を心がける。また、不必要に室内を高温にしない。
屋内塵性のダニの駆除では一般薬剤に対する感受性が極めて低く、薬剤では十分な効果が上がらない事が多い。
屋内塵性ダニ用の殺虫製剤というのがありますので、用法・用量に従って処理するしかありませんが、完全な駆除は難しい。
屋外の植物に寄生しているダニが風によって屋内に運ばれたり、
鉢植えなどと一緒に屋内に入り込むハダニ類で、ビルの外壁などで大量発生する場合もある。
近くの林の方向から風が入るとか風向きに気を付けたり、
鉢植えがたくさん屋内にある場合は庭に移すなどしてみましょう。
ダニの駆除には園芸用の殺ダニ剤を用いる。衛生用の薬剤は植物を枯らしたりする場合があるので注意。
参考はビル環境の専門書ですので、参考リンクはありません。
前述の方ほど詳しくないのですが……
バルサンはゴキブリ・ダニ・ノミに効くタイプと、ダニだけに特化したものがあるようです。
ダニ専用の方がイエダニには効くようです。
その他の害虫駆除剤も、汎用のものよりダニ専用のものを使った方がいいようです。
http://www.kaiteki-club.net/iedani.html
また、「ダニは様々な所へ隠れています一回で全滅させる事は無理なので何度か処理する必要があります。」と書いてあります。
バルサンも一度ではなく、何度か定期的に使っていれば効果が上がるのかもしれません。
それからよくダニが出る部屋のカーペットが古いようであれば、思い切って変えてしまうとすっきりするかもしれません。
もうひとつダニに詳しいサイトを貼っておきます。
うちでも以前ダニが気になったことがありました。
その際の対策です。
・絨毯を捨てた
絨毯がダニの温床になっていたところがあったので、廃棄しました。(そのまま出すと粗大ゴミになるので、はさみで何枚かのパーツに裁断してスーパーのレジ袋に入るくらいの大きさにして捨てました)
・床をしばらく雑巾がけした
からぶきだとほこりが取りきれないので、水拭き、あるいはクイックルワイパーなどのスプレーで。その後乾燥させました。
・衣類を乾燥機にかけた
コインランドリーのガス型の大型のものが便利です。
これにかけると一発でダニは死ぬから、とクリーニング屋のご主人に教えていただいて何回かに分けてかけました(電気ではなくガスがいいということです)。クリーニングは高いので、衣類についたダニが気になるということでしたらお試しください。
冬はコタツ、ふわふわ絨毯など暖かい布が恋しくなるのですが、一旦入り込まれるとなかなか除去できないのがつらいところですね。羽毛も温床になり易いそうで。そういうことがあるので、いざとなったら丸洗いできる素材をなるべく選ぶことにしています。
しつこいダニにはこんな対策もあるということです。ご参考に。
懇切丁寧な且つ専門的なご指導真に有り難う御座いました。