これまで売られてきたタイプのものは2011年以後は受信できないと明記されているようです。(末尾)
周波数も違えば、形式も違うので、残念ながら受信は出来ません。
データの形式は同じなので、技術的には、
デジタル版のAM/FM/TVラジオがあってもおかしくなさそうなものだけど、
ワンセグTV+AM/FMといった製品になってしまうし、まだ値段は高い。
ワンセグTV+AM/FMの一例:
SONY FMステレオ/AMラジオ対応 ワンセグテレビ XDV-S700/B ブラック
SONY BRAVIA 4型V 防水ワンセグ液晶テレビ AM/FMラジオ対応 2GBメモリー搭載 XDV-W600-LC ブルー
小型のワンセグTVであれば比較的安価になってきてるので、
今お使いのラジオに音声入力端子があれば接続して使っても良いでしょうし、
それぞれで使ってももちろん良いでしょう。
場所が気になるなら、ワンセグ携帯電話でも良いかもしれないです。
別の方面からになりますが、
パソコンにワンセグチューナーを繋ぎ、ラジオもWEBで聞くという手が、
一番安上がりになるかもしれません。
ワンセグチューナーの一例:
I-O DATA 高感度USB接続ワンセグチューナー「SEG CLIP」 GV-SC310
BUFFALO 高感度版〈ちょいテレ〉 番組持ち運び対応 USB2.0用 ワンセグチューナー DH-KONE8G/U2DS
WEBラジオの例、どんなものか一度聞いてみてください。
※ここ数年のパソコンなら大した負荷にはなりませんが、
古いパソコンだと若干の負荷になる場合があります。
2011年7月にテレビがデジタル放送へ完全に移行するのと同時に、ラジオのデジタル放送も始まることはあまり知られていない。誰がどんな放送をするのか、どんな機器で聞けるのか。その具体像が明らかでなく、業界内が同床異夢なのも一因だ。新しい時代のラジオはどうなるのか。
http://www.yagi-antenna.co.jp/faq/chidigi.html
現在のアナログTVはVHF帯の電波を使用しています。これによりFMラジオでTV音声を愉しむ事が出来たのですが、地デジはUHF帯の電波を使用しますのでFMラジオでの視聴は不可能となります。
……因みに福井は3Ch(NHK教育)と9ch(NHK総合)、11ch(福井放送)でして、39ch(福井テレビ・UHF)でして、福井テレビの音声をラジオで聞くことは出来ませんでした。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070319/265666/?P=1
仮にUHF帯を聞けるラジオがあったとしましてもデジタル放送はAACオーディオというフォーマットで圧縮されている為、これを処理できる機材でなければ聞くことが出来ない事になります。
ですので、もし音声を手近で愉しみたいという事でしたら地デジTVを購入するか、移動用に使われているワンセグTV(これは最近の携帯にも入ってますよね)を用いるしかないという事になります。
チョット簡略化してお話しますが、
従来のテレビ放送(以下アナログTV)は、FMラジオのダイヤルの90MHzよりももっと右の(高い)チャンネルが使われています。
海外向けFMラジオは108MHzまでダイヤルがあるので、アナログTVの1~3chの音声が聞けます。
アナログTVの音声はFMラジオと基本的に同じです。
音声多重がチョット違うけど、ステレオ放送の応用です(音声多重はモノラルです)。
アナログTVを聞けるラジオは、単に受信できるチャンネルの巾が広いだけです。
地デジに切り替わってアナログTVが見れなくなったら、前述のラジオでもTV音声は聞けません。だって放送しなくなるんですよ。
今後の進化ですが、自動車にはたいていラジオ(またはラジオも聞けるステレオ)が付いています。
自動車の耐用年数を10年とすれば、準備期間も入れると、あと十数年は、このままでしょう。ラジオだけ交換、アダプタの追加設置はムリでしょうから。
トラック、タクシーの運転手さんたちは、よくラジオを聴いているみたいです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112193...
地上デジタル放送は、
・周波数も全く違う
・変調方式もFMではない
・地上デジタル放送の音声はAACで圧縮されている
などから聞けなくなります
地デジであるか無いか以前に周波数が違います。
一般的にTVも聞けるラジオというのは108MHzあたりまで聞けるFMラジオだと思いますが
この場合、1~3chまでのVHF帯を含みます...。というよりも
FMという物自体がVHFローバンドなのです。(VHF帯=30MHz~300MHz)
ところが地デジは基本的にVHF帯よりもっと高周波数(300MHz超え)のUHF帯を使いますので
既にFMラジオ(VHFローバンド)の範疇ではなくなります。
2011年7月に、テレビのアナログ放送は終了するし、そうなると現在のラジオではテレビの音声は受信出来ませんね。
だけど、2011年7月まで、まだまだ時間があるので、あわてる必要は全く無いと思いませんか?
まだ1年半もあるのです。
1年半も先のイベントに向けて、買い物をしたりしないですよね。
1年半先の彼女の誕生日のプレゼントとか、1年半先の卒業式の衣装とか、1年半先の旅行の予約とか、しないですよね。
1年半も経てば、技術もその間に進歩するし、価格もその間にずいぶん安くなると思います。
その頃に、テレビの音声を聞きながら仕事をしているかどうかも分からないし、
それに、自民党から民主党に政権交代したから、私はアナログ放送の終了も見直されるかもしれないと思っています。
コメント(0件)