素朴な疑問ですが、そもそも日本にハブ空港が必要なんでしょうか?
「仁川がハブ」という現状で、どういう不都合があるのでしょうか?
1.羽田・成田の滑走路をいくら増設しても、日系航空会社の航空料金が下がらなければ、
仁川経由の安価なフライトが選ばれると思うのですが。
2.新幹線が発達した日本では、東京300キロ圏内(名古屋・仙台・新潟等)では、
対東京の航空需要が成立しないので、むしろ仁川に任せた方が自然だと思うのですが。
乗り換えや積み替えしてくれたらそれだけ金使ってくれます。中継貿易(空)港として機能します。
利潤を生んでくれるのに他社にあっけなく渡すのもしゃくじゃありませんか。
着陸料の問題もありますが、そもそも人件費の高い日系航空会社が、
人件費が安い新興国系航空会社と互角に競争すること自体が無謀じゃないか、
と思うのですが。
途上国の場合、空軍パイロット⇒民間パイロットという人材供給が豊富なので、
日本よりもパイロットのコストが安価、と聞いたことがあります。
1.羽田・成田の滑走路をいくら増設しても、日系航空会社の航空料金が下がらなければ、
仁川経由の安価なフライトが選ばれると思うのですが。
値段の問題では仁川空港に勝てないのは明白ですが、すでにパンク状態の成田の需要を考えれば利用者はまだまだ存在しているはずですから、このままキャパを超えてしまうよりも羽田に流したほうがいいのは当然でしょう。
ただ、仁川が今後需要を伸ばしていくことを考えると、相対的に成田の需要も減っていきますから無駄になってしまう可能性も十分にあると思います。
2.新幹線が発達した日本では、東京300キロ圏内(名古屋・仙台・新潟等)では、
対東京の航空需要が成立しないので、むしろ仁川に任せた方が自然だと思うのですが。
それはまた別ではないでしょうか?
空港から新幹線まで行って乗って移動する手間というのはかなりのものです。
まあ過去の日本政府の空港投資を見る限りでは、見積もりが甘く無駄になってしまっている所が多数なので質問者さんの言う通りになる可能性も高いと思います。
少し舌足らずでしたね。
1.については、地方在住者が、航空運賃をモノサシとして、
「熊本⇒成田(羽田)⇒アメリカ」「秋田⇒成田(羽田)⇒欧州」じゃなく
「熊本⇒仁川⇒アメリカ」「秋田⇒仁川⇒欧州」を選び続けるんじゃないか、という話です。
2.は、新幹線⇒航空機の乗り換えが面倒なのは事実なので、
だからこそ「仙台⇒東北新幹線⇒成田エクスプレス⇒成田⇒海外」じゃなく
「仙台⇒仁川⇒海外」の方が便利になる、と言いたいのです。
羽田や成田を拡充したところで、「仙台~羽田・成田」の便が充実するのは期待薄ですので、
仙台在住者にとっては「仁川がハブの方がいい」のです。
同じことは静岡、名古屋、新潟辺りにも当てはまります。
そして、北陸新幹線の開業により富山・金沢~羽田の定期便も危ういですし、
東北新幹線の開業で青森~羽田の定期便も危うい。
つまり、新幹線網の拡充は、首都圏空港のハブ化には「不利」に影響します。
それを避けたいなら、東海道新幹線・東北新幹線などを直接羽田(成田)に
乗り入れさせるしかありません。
荷物や人を運んでくるのは、日系航空会社だけではありませんよ???
荷物や人の輸送に今後も大きな需要があるのに、それを仁川を含め海外に、今後も主導権を握られ続けることに対して、国として対策しようとしているのです。
あなたのおっしゃるとおりです。
日本にはこれ以上空港や新幹線は必要ありません。
もちろんハブ空港構想なんて、これからダムを造り続けるようなもので、
ただの無駄遣いです。
でも、集票マシンである建築会社には国も地方自治体も
金を配らないとまずいのです。
個人的には工事を回して数兆円使うくらいなら、
土建会社に生活保護のように数百億円配給したほうが
安上がりかとおもうのですが、、、
まず、空港行政の失敗について論じなければなりません。
国交省は1都道府県に一つの空港といった政策を掲げました。考え方としては、無駄な道路を作るのと根底は似ています。
仰るとおりで利用料の高い空港をハブ空港にすることには航空会社は避けたがりますし、日本の空港は24時間使えません。(地元との協定や騒音問題からです)
しかし、国としては空港に無駄な税金を使った関係で利用率を高める必要に迫られています。
そこで出てきたのがハブ空港です。
これも仁川には沢山の飛行機が利用して儲かっているから、それをこっちにもらおう程度の発想です。それもハブ空港には向かない利用料の高い深夜使えない空港でです。ハブ空港にするには他にも周辺を含めて24時間化する必要がありますので、少なくとも関空はハブ化できません。
橋下知事の伊丹空港潰してというのも私から見れば噴飯もので、自分の大阪府にある関空赤字だから儲かっている伊丹潰して位にしか聞こえません。
2.新幹線との乗り継ぎは仰るとおりで、羽田空港で検討していますよね。
ただ、これも色々あって、静岡空港がそうなんですが、新幹線の路線から近いところに空港をわざわざ作ったんですが効率が悪いことからJRに駅を作ることを断られています。のぞみが止まらない県ですから。
確か富山だったと記憶していますが、第二空港を作ろうとして北陸新幹線が延長されて計画を取りやめています。
仮に新幹線をハブ空港とのアクセスに利用しようとしてもやはり24時間化が求められることになります。
これは羽田からもっと国際便をという東京的都合と、ハブ空港という言葉の正確や意味がわかってないことからくる議論の混乱だと思いますね。
羽田からたくさん航空便を飛ばしたい ≠ 羽田をハブ空港に
ですね。
ハブ空港というのは、中継地点、乗換え空港ということですから、日本人にとっては羽田はむしろ終着空港ないし開始空港でいいと思います。それほど広くない日本には、ハブ空港の必要性はほとんどなく、むしろ国内便に関しては、直行便の充実がよい。
ハブ空港
国際便に関しても、羽田とか名古屋、関西が中継地点になりえるのは、アジア-日本-アメリカくらいですね。 ヨーロッパ-アジア-日本だと香港あたりが適している。
日本がアジアとアメリカの中継点になるとしても、それを羽田や成田で全部さばくのは環境的に無理がある。成田は仁川にコスト的に勝ち目がない。やるとしたら、つぎにできる名古屋空港。
ゲートウェイ空港
羽田については、単なる乗り継ぎではなく、アメリカ人が日本とアジアを両方観光したい場合、あるいはアジア人が日本とアメリカに両方行きたい場合には価値があります。
これはハブ空港ということではなく、目的地1、目的地2だから、ゲートウェー空港とかいうらしい。この場合はやはり都会に近い羽田の方が観光には便利ですな。
仁川空港は、ハブ、乗換えにはなっても、都会に遠いし、日本をパスして韓国観光するアメリカ人は少ないだろうから、途中下車する魅力はない。羽田の国際空港化はアメリカ人・アジア人にとっての中継観光地としては充分成り立ちえると思います。空港使用料の問題ではなく、観光地、降りてみたい土地としての魅力は勝っていますから。
>素朴な疑問ですが、そもそも日本にハブ空港が必要なんでしょうか?
絶対に必要ではないですが、日本にハブ空港があると、日本のことを知ってもらうきっかけにはなると思います。
>「仁川がハブ」という現状で、どういう不都合があるのでしょうか?
「仁川」は日本ではないため、外国に行きたい日本人または外国人のお金が日本に落ちないという問題があります。
>1.羽田・成田の滑走路をいくら増設しても、日系航空会社の航空料金が下がらなければ、
仁川経由の安価なフライトが選ばれると思うのですが。
この点は作ってみて、利用してもらうように料金設定をすると思います。
>2.新幹線が発達した日本では、東京300キロ圏内(名古屋・仙台・新潟等)では、
対東京の航空需要が成立しないので、むしろ仁川に任せた方が自然だと思うのですが。
これについては、その方が自然だと思います。
ハブ空港
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%96%E7%A9%BA%E6%B8%A...
日系の飛行機は別に必要最低限でよいのです。
外国の飛行機の乗り入れが増えない限りは、利益が出ないので
ハブ化が必要なのです。
ハブ化が進むと空輸の需要も増えて、流通に革命が起こるのです。
地価が安ければその通りですが、地価が高い東京で、
ハブ空港投資に見合ったリターンが得られるでしょうか?