簡単に作品解説を付けてもらえると助かります。
作品例
・ドグラマグラ(小説)
・カオスヘッド(ゲーム)
・バニラスカイ(映画)
・終ノ空(ゲーム) 最終章のみ
・ジサツのための101の方法(ゲーム)
現実と仮想世界が交差する程度ならば多いですが、主人公も読者も最後まで錯綜してわからなくなるといえば『クラインの壷』。
あまりにもリアルに作られたバーチャル・ゲーム世界が舞台となった作品です。
ここからはネタばれになってしまうのですが、もしゲームから戻った現実世界がゲームによって作られた世界だったら?一体本当の現実はどこにある?という怖さが最後に残ります。
↓参考までに私のレビュー
http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20081005/1223214065
日記の中で言及していますが、漫画『ルサンチマン』もかなり現実と仮想世界が交錯していますね。もともとはゲームのために作られた仮想世界。そこで権力を握ろうとしたある人物の現実での正体および最後が衝撃的でしたし、仮想世界から現実に転生した少女が主人公と出会うラストが印象的です。
仮想世界というよりも夢の世界なのですけど、サイコセラピストのヒロインが他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカとして活躍する物語。アニメにもなりました。
夢探偵の仕事には無くてはならない最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」を巡る争奪戦が最後まで現実と精神世界を交錯させるハラハラドキドキの展開です。
筒井康隆と言えば夢を舞台にした作品が多いですが、夢によって露わにされる人間性を深く描いたのが『夢の木坂分岐点』。こちらもお薦めです。
岡嶋二人「クラインの壷」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%...
バーチャルリアリティのゲームをテストするつもりでいた
青年だが、実はそれが現実ではないか。。。
クラインの壺
ヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』を作成することになった主人公。この手の仮想現実の世界を描いた小説としてはおそらく最高傑作と言ってもいいでしょう。岡島二人名義では最後の作品でもあります。
ただあまりに有名なので、おそらく先に回答している方にあげられている可能性が高いので他にないかだろうかと考えましたところ・・・・
ライノベで恐縮ですが、きみとぼくシリーズから、「きみとぼくが壊した世界」
基本的にはショートストーリーの積み重ねなのですが、それぞれが入れ子構造になっていて「ほんとにこのパートはほんとなの?」(まあ全部小説っちゃあ小説なんですが)という形でこういうのが好きな人にはいいと思います。万人受けはしないかもしれないですが。
映画ならマトリックスの第一作が近いですが、割と前半に世界のネタばれ説明が入るので違うかもしれないですね。
逆に最後までそうとは気づかせないで土壇場でわけわからなくさせてくれるのがスカイクロラシリーズです。
評判の悪いイラストパターンの表紙の中公文庫は張りたくないので敢えて古い方のを張ります。
単独ではどうということはないのですが、シリーズ全作を読み進めた上で、(外伝的なスカイ・イクリプスは除く)最後のクレィドゥ・ザ・スカイを読むと、やられたーという感じになります。じゃあ結局第一作のスカイクロラの世界はどういうことだったんだ!と読み返したくなること請け合いです。
現実と仮想世界が交差する程度ならば多いですが、主人公も読者も最後まで錯綜してわからなくなるといえば『クラインの壷』。
あまりにもリアルに作られたバーチャル・ゲーム世界が舞台となった作品です。
ここからはネタばれになってしまうのですが、もしゲームから戻った現実世界がゲームによって作られた世界だったら?一体本当の現実はどこにある?という怖さが最後に残ります。
↓参考までに私のレビュー
http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20081005/1223214065
日記の中で言及していますが、漫画『ルサンチマン』もかなり現実と仮想世界が交錯していますね。もともとはゲームのために作られた仮想世界。そこで権力を握ろうとしたある人物の現実での正体および最後が衝撃的でしたし、仮想世界から現実に転生した少女が主人公と出会うラストが印象的です。
仮想世界というよりも夢の世界なのですけど、サイコセラピストのヒロインが他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカとして活躍する物語。アニメにもなりました。
夢探偵の仕事には無くてはならない最新型精神治療テクノロジー「DCミニ」を巡る争奪戦が最後まで現実と精神世界を交錯させるハラハラドキドキの展開です。
筒井康隆と言えば夢を舞台にした作品が多いですが、夢によって露わにされる人間性を深く描いたのが『夢の木坂分岐点』。こちらもお薦めです。
■パンズ・ラビリンス
(2006年【メキシコ・スペイン・米】 上映時間:119分)
恐ろしく冷たい逃げ場の無い世界なのか、それとも試練・・
現実と空想の間で、愛と勇気を貫いた一人の少女の物語。
珠玉のダークファンタジーです。
映画 真木栗の穴
もし、あなたが部屋の壁に小さな「穴」を見つけたら・・・。
あの場所は夢とうつつの境界でした。あそこを過ぎると、もう迷宮です。
古都・鎌倉、切通し。そこを過ぎたところにある、古いアパートでひとりの男が小説を書いている。
名前は真木栗勉(ルビ:まきぐり べん)。売れない小説家だ。
その真木栗に、書けるはずもない官能小説の依頼が舞い込む。書けずに悩む真木栗は、ひょんなことから、部屋の壁に小さな「穴」を見つける。そして穴の発見にあわせるように、隣の部屋に白い日傘をさした女が引っ越して来た。これが夢とも現実ともつかない幻想の始まりとなった。真木栗は、取り憑かれたようにその穴からのぞき見たことを小説に書き始め、知らないうちに女の虜になっていき、妖しい世界にのめり込んでいくのだった・・・。
観客がまるで、真木栗と共に穴から隣の部屋をのぞき込んでいるかのように。
CUBEシリーズはどうでしょう??
http://www.amazon.co.jp/CUBE-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8...
大ヒットを記録した新感覚ゲームサスペンス。さまざまなトラップが仕掛けてある謎の立方体の部屋の集合体で、極限状態の男女6人が絶望的なサバイバルを展開していく。
とりあえずオープンしました。
オープンするのが遅かったので重複作が多くなってしまいましたね……