ヨーロッパ諸国では、建前上は身分制度が廃止されておりますが、依然として不文律として根強く残っており実態は階級社会です。これは法律とかなんとかいうより文化的なものであり、これ自体を無くすということがそもそも無理だそうです。


日本にも古くから身分制度がありましたが、現在では名実ともに消滅しており全く意識することがなく、基本的にどこへ行っても金持ちも庶民も、どんな職業であれ(たとえヤクザであれ)対価に応じた平等なサービスを受けられます。


フランスの人に、それはすばらしいことだと聞いたのですが、なぜ日本は階級社会が文化として固着しなかったのですか?

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回答21件)

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多くの要素が重なったからだと思います。 mahito0002010/01/18 23:57:09ポイント1pt

多くの要素が重なったからだと思います。

地理的な要因は島国で(ほぼ)単一民族だったから(琉球・アイヌの方、気にさわったらごめんなさい)。

精神的な要因では東洋の考え方は西洋の区別・分析という考えでなく、物事を統合する考え方でした。

中心的な宗教も仏教という区別をしない温和なものです。

悟り=差取り(人や物との差を取る)といいますし

仏という字も人偏にムですがム=不という意味だそうで

人でないものという意味があるそうです。

時代劇や刑事ドラマで死人に”ほとけさん”というのはそういった意味からです。

死んだら人間じゃないんですね。

木も石も仏、皆いっしょなんです。

身分制度も明治維新と敗戦で壊されましたからね。

明治に平民が高い意識を持ち、身分制度のおかしさを改善しようとしたし(坂本竜馬や高杉晋作他多数)

敗戦後はGHQが天皇制を、まるで女王蜂中心にした蜂のような体制と警戒し(当時、天皇陛下や御国のために死ぬのは当たり前)

権力層を解体し、民衆に力を与えましたから(地主も土地を取り上げられ、農民に土地が分け与えられましたよね)。

時代の流れの中で出来上がったものですから、ひとつの要素だけで語れるものではないと思います。

書き出せば、理由はまだたくさんでてきますが、とりあえず主要と思われる分を書いておきます。

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