アメリカにおける医療関係の法律について質問です。


国としてAという医療法を定めたとします。「医療ミスを防ぐためになんとかしなくてはならない」というような内容です。

そうしたら州単位でそれを遵守すると決めたら、さらに州で制定するのですか。

「連邦法で定められ、3州で制定し、4州で検討中」

という文章があり、理解に苦しんでいます。

州でA法を制定しないと効力がないのでしょうか。

ではなんのために連邦法があるのでしょうか。

回答の条件
  • URL必須
  • 1人2回まで
  • 登録:2010/01/19 12:00:27
  • 終了:2010/01/26 12:05:02

ベストアンサー

id:orihime-akami No.2

orihime-akami回答回数10ベストアンサー獲得回数12010/01/19 12:41:14

ポイント27pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A...

合衆国憲法は、「どこまでが州の仕事で、どこからが連邦政府の仕事か」を明確に定めています。

たとえば、回答1にもあるように知的財産権絡みは連邦政府の仕事なので、各州は「知的財産権に関する法を(連邦法と矛盾するように)制定する」ことが原則として許されていません。また、連邦法で知的財産権絡みの規定が定められれば、その規定は「各州に対してそのまま」適用されます。

一方、医療方面は合衆国憲法で連邦政府の仕事と定められていないので、たとえ連邦法で医療ルールを策定したとしてもそれは「直接適用される」ものではありません。それぞれの州で法律を作らなければ、実際の効力は発生しません。

このあたりは、「合衆国」を普通の国と同じと思うからわかりにくくなるのです。アメリカ人の感覚では、「私はアメリカ人」というよりも「私はテキサス人」「カリフォルニア人」といったイメージのほうが強いみたい……ですよ。

ということで、1つ1つの州を「国」として捉えて、その上にEUのような国家連合としてアメリカ合衆国がある、と考えたほうがわかりやすいし、実態に近いです。

国際関係でもそうですよね。たとえば国際社会には「子どもの権利条約」なんて条約があります。この条約を批准しないと「日本の世界での立場が悪くなる」ので現実的な選択として「日本もやむを得ず条約を批准」していますが、日本国の国会議員の先生方は「子供に人権を与える必要などこれっぽっちもない」と判断して、「子どもの権利条約」に直接的に対応するような法律を作るつもりはこれっぽっちもありません。なぜならそんな条約は「まともに守る必要はこれっぽっちもない」というのが日本の独自の選択だからです。そして、世界は日本の判断を尊重「しなければならない」わけです。日本に圧力をかけて日本の判断を覆させようとするのは、ごく標準的な日本語では戦争といい、そんなことをやろうとする国の絶対犯罪は第二のパールハーバーによって償われなければなりません。

#以上1段落は一部皮肉です。しかし、日本の場合法律学者が「子供は十分な人権の主体ではない」と言い放つのも現実。

id:nana0731

〉一方、医療方面は合衆国憲法で連邦政府の仕事と定められていないので、たとえ連邦法で医療ルールを策定したとしてもそれは「直接適用される」ものではありません。それぞれの州で法律を作らなければ、実際の効力は発生しません。

これで理解できました。適用されないのであれば、なぜ存在するのかがわかりませんが。

2010/01/19 13:16:54

その他の回答(2件)

id:webgochan No.1

webgochan回答回数23ベストアンサー獲得回数02010/01/19 12:13:30

ポイント27pt

連邦法と州法の関係と連邦法の優位性

連邦政府の権力は各州および人民から委譲されたものとされており、そのため、連邦議会の立法権は、合衆国憲法第1章第8節その他合衆国憲法に列挙された事項に限定されている。

連邦法で定めることができる事項は、「諸外国、各州間およびインディアン部族との通商を規制すること」、「著作者および発明者に一定期間それぞれの著作および発明に対し独占的権利を保障することによって学術および技芸の進歩を促進すること」、「破産に関する法律を定めること」などであり、これに基づき、通商関係のほか、知的財産法、破産法などが主に規定されている。

連邦法は、合衆国法典 という形でまとめられているが、合衆国法典自体は法律ではなく、単に制定法を系統的に配列したものである。

合衆国憲法第6条は、合衆国憲法およびこれに準拠して制定される合衆国の法律ならびに合衆国の権限をもって、すでに締結されまたは将来締結されるすべての条約は、国の最高法規であり、各州の裁判官は、各州憲法または州法の中に相反するいかなる規定がある場合でも、これに拘束されるとしている。この条項により、「合衆国憲法が言及している事項についてはいかなる州も反することはできない」という連邦法の優位性が導かれた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A...

id:nana0731

難しくてよくわかりません。質問に答える形でもう少し易しく解説してもらえますか。

2010/01/19 12:27:02
id:orihime-akami No.2

orihime-akami回答回数10ベストアンサー獲得回数12010/01/19 12:41:14ここでベストアンサー

ポイント27pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A...

合衆国憲法は、「どこまでが州の仕事で、どこからが連邦政府の仕事か」を明確に定めています。

たとえば、回答1にもあるように知的財産権絡みは連邦政府の仕事なので、各州は「知的財産権に関する法を(連邦法と矛盾するように)制定する」ことが原則として許されていません。また、連邦法で知的財産権絡みの規定が定められれば、その規定は「各州に対してそのまま」適用されます。

一方、医療方面は合衆国憲法で連邦政府の仕事と定められていないので、たとえ連邦法で医療ルールを策定したとしてもそれは「直接適用される」ものではありません。それぞれの州で法律を作らなければ、実際の効力は発生しません。

このあたりは、「合衆国」を普通の国と同じと思うからわかりにくくなるのです。アメリカ人の感覚では、「私はアメリカ人」というよりも「私はテキサス人」「カリフォルニア人」といったイメージのほうが強いみたい……ですよ。

ということで、1つ1つの州を「国」として捉えて、その上にEUのような国家連合としてアメリカ合衆国がある、と考えたほうがわかりやすいし、実態に近いです。

国際関係でもそうですよね。たとえば国際社会には「子どもの権利条約」なんて条約があります。この条約を批准しないと「日本の世界での立場が悪くなる」ので現実的な選択として「日本もやむを得ず条約を批准」していますが、日本国の国会議員の先生方は「子供に人権を与える必要などこれっぽっちもない」と判断して、「子どもの権利条約」に直接的に対応するような法律を作るつもりはこれっぽっちもありません。なぜならそんな条約は「まともに守る必要はこれっぽっちもない」というのが日本の独自の選択だからです。そして、世界は日本の判断を尊重「しなければならない」わけです。日本に圧力をかけて日本の判断を覆させようとするのは、ごく標準的な日本語では戦争といい、そんなことをやろうとする国の絶対犯罪は第二のパールハーバーによって償われなければなりません。

#以上1段落は一部皮肉です。しかし、日本の場合法律学者が「子供は十分な人権の主体ではない」と言い放つのも現実。

id:nana0731

〉一方、医療方面は合衆国憲法で連邦政府の仕事と定められていないので、たとえ連邦法で医療ルールを策定したとしてもそれは「直接適用される」ものではありません。それぞれの州で法律を作らなければ、実際の効力は発生しません。

これで理解できました。適用されないのであれば、なぜ存在するのかがわかりませんが。

2010/01/19 13:16:54
id:ayakasi08 No.3

ayakasi08回答回数172ベストアンサー獲得回数62010/01/19 14:04:19

ポイント26pt

>これで理解できました。適用されないのであれば、なぜ存在するのかがわかりませんが。

国は方針をしめし、州はそれにしたがって自治する形式だからです。

ただし、日本と違って州にはかなりの権限が与えられており、国の方針に従わないという選択肢も取れます。

だから、「合衆国」なのです。

つながりが強いEUみたいなものです。

http://q.hatena.ne.jp/answer

id:nana0731

なるほど。ありがとうございます。

2010/01/19 15:52:35

コメントはまだありません

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

絞り込み :
はてなココの「ともだち」を表示します。
回答リクエストを送信したユーザーはいません