救急車は、支払能力に応じて、サービスの拒否はできないはずですが
(アメリカは州によって法律が違うので、一概には言えませんが)、
それよりも、保険がない人は、救急車が来ても、断る人が結構いるようです。
救急車が着いて、「いくらかかるの?」と聞いてから、
「それなら、誰かに病院に連れて行ってもらうからいい」という笑い話のような話が実際にあります。
救急車の費用は、地域によって、800~2000ドルと言われていますが、
後で請求書が届いて、払えないという人がワンサカいるわけです。
保険がないから「救急車はいらない」というのに、勝手に呼ばれて2000ドルの請求書が届いて困っているという人も。
http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20091103212657AAoFwK...
保険がなくて、医療費を払えない人は、救急に行って、医療費を踏み倒すわけですが、
私は個人的にそういう人たちを知っています。
なお、保険に入れないのは貧乏な人だけではありません。
ほとんどの人が勤務先を通じて保健に入るので、失業すると健康保険がなくなる人が大半です。
低所得者であれば、メディケイドという公的保険に入ることができるので、
一番困っているのは、失業して保険がなくなった労働者~中流家庭なのです。
勤務先を通じず、自分で保険に入ると非常に高く、
(個人事業主や零細企業勤務の場合も同じ)
たとえば、私の30代の友人は夫婦2人で月に900ドル払っています。
(年齢が上がると、もっと高くなります。)
その上、年間自己負担分が2500ドルとか5000ドルなので、
毎年、それだけ自分で払うまで保険は支払われません。
この友人は、もうすぐ出産予定なのですが、
彼らの保険は出産はカバーされないため、妊娠してから各種テストを受けるのも
毎回、何百ドル、自腹です。出産するまでに何千ドルかかるわけです。
また、個人で入る場合、既往症があると入れません。
一番、保険が必要な人が拒否されるわけです。
(つまり、保険会社は、若くて元気な人にしか保険を売りたくない。)
アメリカで、慢性の病気があり、仕事をしてない人は、死ねと言われているようなものです。
それに、医療費は毎年上がっており、保険があっても、すごい医療費を払わされる場合が多々あります。
http://d.hatena.ne.jp/o-ya/20090124/p1
日本で保険を使わない場合とアメリカで保険を使った場合の自己負担分がだいたい同程度です。
アメリカの場合、請求書が来るまで、最終的にいくらかわかりません。
また、たとえば手術を受けた後、保険会社に支払を拒絶されるというケースも珍しくなく、
それで自己破産する人もいます。
日本では"sicko"は、あまり評判にはならなかったようですが、国民皆保険の日本の人にはアメリカの医療現状はピンと来ないようですね。
「民間の保険会社に入れない」イコール「貧乏」というわけではない
医療費を自己負担できる金持ちは保険会社に入る必要がないというのが米国人のポリシー
相互扶助の概念は全くない
州によっては救急搬送は有料だし、無料の州でも事前に保険番号やカード番号をきかれるので
本当に貧乏なら救急車が来てくれない。
回答ありがとうございます。
そのとおりです。アメリカは日本みたいに医療制度がなく、民間保険会社に加入せねばならず負担も多いそうです。それに関連して救急車を手配した場合、日本は無料なのに対してアメリカは手配するのに一回300$~500$の費用が掛かってしまうとの事で、低所得者については救急者の手配はおろか普段の病院で診察を受ける場合でも門前払いというのが現状です。
回答ありがとうございます。
そもそもアメリカには国民健康保険がないため、民間の医療保険に入るしかありません。
しかし民間の医療保険は高額なため、国民の6人に1人が無保険状態です。これが今アメリカで問題になっていますね。
しかし、無保険だからと言って救急車に乗車拒否されることはないはずです。
ただ、あちらの救急車は日本とは違い有料の場合が多く、1回呼ぶと結構な額がかかるそうです。
また、日本のようにすぐに駆けつけてくれるわけではなく、自家用車で行った方が早い場合も多々あります。
ただ、アメリカの医療機関と保険会社は密接な関係にあるため、病院に運ばれたとしても保険の良い順で診察が行われる等の問題が多々発生しているそうです。
本当だとは信じられませんが、病院に運ばれてもお金がないとわかると無理やりタクシーに乗せられるなんてこともあるそうです!
その辺りの事情についてはマイケル・ムーア監督の映画、『シッコ』がアメリカの恐ろしい医療問題を取り上げていますので、興味があれば見てはいかがでしょうか。
参考までに↓
回答ありがとうございます。
私が住んでた州のことしか分かりませんが、命に関わるような(交通事故で本人が意識不明とか)場合はもちろん搬送します。
意識があるような場合、所得が低くて保険に入れない人はあとでの高額な支払いができないため、自分の意思で救急車を呼ばないのがよくあるケースだそうです。
回答ありがとうございます。
救急車は、支払能力に応じて、サービスの拒否はできないはずですが
(アメリカは州によって法律が違うので、一概には言えませんが)、
それよりも、保険がない人は、救急車が来ても、断る人が結構いるようです。
救急車が着いて、「いくらかかるの?」と聞いてから、
「それなら、誰かに病院に連れて行ってもらうからいい」という笑い話のような話が実際にあります。
救急車の費用は、地域によって、800~2000ドルと言われていますが、
後で請求書が届いて、払えないという人がワンサカいるわけです。
保険がないから「救急車はいらない」というのに、勝手に呼ばれて2000ドルの請求書が届いて困っているという人も。
http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20091103212657AAoFwK...
保険がなくて、医療費を払えない人は、救急に行って、医療費を踏み倒すわけですが、
私は個人的にそういう人たちを知っています。
なお、保険に入れないのは貧乏な人だけではありません。
ほとんどの人が勤務先を通じて保健に入るので、失業すると健康保険がなくなる人が大半です。
低所得者であれば、メディケイドという公的保険に入ることができるので、
一番困っているのは、失業して保険がなくなった労働者~中流家庭なのです。
勤務先を通じず、自分で保険に入ると非常に高く、
(個人事業主や零細企業勤務の場合も同じ)
たとえば、私の30代の友人は夫婦2人で月に900ドル払っています。
(年齢が上がると、もっと高くなります。)
その上、年間自己負担分が2500ドルとか5000ドルなので、
毎年、それだけ自分で払うまで保険は支払われません。
この友人は、もうすぐ出産予定なのですが、
彼らの保険は出産はカバーされないため、妊娠してから各種テストを受けるのも
毎回、何百ドル、自腹です。出産するまでに何千ドルかかるわけです。
また、個人で入る場合、既往症があると入れません。
一番、保険が必要な人が拒否されるわけです。
(つまり、保険会社は、若くて元気な人にしか保険を売りたくない。)
アメリカで、慢性の病気があり、仕事をしてない人は、死ねと言われているようなものです。
それに、医療費は毎年上がっており、保険があっても、すごい医療費を払わされる場合が多々あります。
http://d.hatena.ne.jp/o-ya/20090124/p1
日本で保険を使わない場合とアメリカで保険を使った場合の自己負担分がだいたい同程度です。
アメリカの場合、請求書が来るまで、最終的にいくらかわかりません。
また、たとえば手術を受けた後、保険会社に支払を拒絶されるというケースも珍しくなく、
それで自己破産する人もいます。
日本では"sicko"は、あまり評判にはならなかったようですが、国民皆保険の日本の人にはアメリカの医療現状はピンと来ないようですね。
回答ありがとうございます。
回答ありがとうございます。