行政機関は人格の「善し悪し」で法を執行する訳ではなく、法律と言うルールに基づいて法を執行します。
当然、id:kuromame10さんが行おうとしている善意の行動と全く同じことを、悪意を持って行おうとする人も居る訳です。
つまりは、「id:kuromame10さんが善意でただ養子にもらう」ことも、
「人身売買業者が悪意をもって外国の子を連れ去るつ」ことも、
行政機関にしてみれば説得に足るデータや経歴が揃っていなければ全く同じなのです。
「悪人扱いされても困る」とのことですが、回答者の方々が言っているのは「id:kuromame10さんが悪人である」ということではなく、
対象国の行政機関はまず「id:kuromame10さんを悪人扱いして」事に応じることも大いに考えられるから、
それを考慮した上で対処すべきだということを言っている訳です。
つまり、対象国の行政機関に悪人扱いされるのは当たり前のこととして受け入れるべき。
その時にどうやって自分の善意と里親としての妥当性を証明できるか、それは容易ではないので十分な準備が必要、ということでしょう。
自分が善意に基づいた行動や発言をしたとしても、その自分の気持ちを他人やまして行政機関に全て理解して貰い、
同じく善意と好意をもって受け入れて貰えて然るべきだと思うのは、失礼ですがそれこそエゴだと思いますよ。
お二人のおっしゃっていることとまったく一緒です。
私はkuromame10さんに対してエゴだとも言っていないし悪人扱いもしていませんし疑ってもいません。
むしろ海外の恵まれない子供を養子にすることは素晴らしいことだと思ってますよ。
疑っているのは私ではなく社会です。
そしてそれは一部の悪意を防ぐためには仕方のない「疑い」です。
その「疑い」が無ければ多くの子供達が不幸になることだけは間違いないのです。
前回の質問で大変失礼なことをしてしまい申し訳ございませんでした。
今回日本が人身売買をする国だということをはじめて知りました。無知でした。
他のお二方も勉強になりました。ありがとうございます。
もっと自分なりにしっかり調べたいと思います。
「フィリピン人」「エンターテイナー」などのキーワードで検索してみると色々出てきますよ。
未成年者に対して性産業に従事するよう強要した例もあります。
混同されないように注意する必要があると思います。
前回のご質問への回答やコメントで私が(そしておそらく他の皆さんも)言いたかったのは、「id:kuromame10さんは悪意の人だ」ということではなくて、
そうした「人を金で買う国」だと見られているということです。
残念ですが、「日本人だ」というだけで、まずは、相手先の国の行政・司法機関であるとか国際的な機関から、そのような可能性を疑われるであろう、ということです。
もちろんそのハードルを越えることは十分可能でしょうが、手続きを始めてからそうした疑念に直面してうろたえるよりも、あらかじめ、そうした疑念をすべて払わなければならなくなる、ということを念頭に置いておかれた方が良いでしょう。