<ハードSFの名作、いきましょう2>


質問
http://q.hatena.ne.jp/1108232510
の質問から早5年、近年のSF小説の充実ぶりから
冬の時代の終焉を感じるのは私だけではないでしょう。

上記のURLの質問回答を一読し、おすすめに上げられていない本を
お願いします。

おすすめの、ハードSFをよろしく。
長編・短編問わず、また入手困難なものでもかまいません。
作品に対する熱い思いを語っていただけるとありがたいです。

#########
なお、上記の質問者:snobbyさんと今回の質問者は別人です。
私は回答に対してsnobbyさんほど良いコメントをつける能力がありません。
では、よろしくお願いします。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:2010/05/12 11:10:12
  • 終了:2010/05/19 11:15:03

ベストアンサー

id:ita No.5

ita回答回数203ベストアンサー獲得回数472010/05/13 00:14:25

ポイント17pt

まずはイーガン。その中でも作者が数理系の趣味に突っ走ってるものをば。

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

  • 作者: グレッグ・イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

しばらくはハードSFの代名詞になりそうな作品です。

その他未訳の作品では、宇宙を飲み込む真空相転移を宇宙論を駆使して食い止めるために現場についた主人公が初恋の相手と再会し喧嘩しながらも協力する「シルトの梯子」、ブラックホールの周りを回る岩に棲む昆虫型種族が世界の滅亡を阻止するために相対論を生み出す過程を描く"Incandescence"などがあります。

イーガンの短編では

  • プランク・ダイヴ SFM2006-4 ブラックホールに落ちて宇宙論の実験をする科学者たち
  • グローリー SFM2008-11 数学を究めた古代文明の石版を発掘する話。
  • 暗黒整数 SFM 2009-03:「ルミナス」続編。異なる数学の中に存在する文明との全面戦争!

続いてテッド・チャン。

  • 息吹 SFM2010-1 万人の認める超傑作短編です。意識の問題と宇宙の熱死に関する鮮烈な話
  • 予期される未来 SFM2008-1 自由意志に関する鋭い考察
  • 商人と錬金術師の門 SFM2008-1 秀逸なタイムトラベル譚

あとはストロスでしょうか。近未来から人類と太陽系が異様に変貌した超未来までを描く「アッチェレランド」

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/124712.html

番外編

ノックスの十戒と量子論とゲーム理論とタイムトラベルな話、法月綸太郎「ノックス・マシン」

有限群と少年兵と少女と初恋、円城塔「ムーンシャイン」

いずれもこれに収録

超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

id:mammonite

やはりイーガン、テッド・チャンは現代ハードSFの最高峰でしょうね。

今回の質問でまっさきにでてくると思っていたのが、

このディアスポラとテッド・チャンでした。

・超弦領域

この企画はすごく面白いですよね。

他に日本SF全集(全6巻予定)も2巻まで発売されてますし、

読んだことない作家さん、好きな作家さんを発掘する良いチャンス

だと思います。

ありがとうございました。

2010/05/13 09:01:58

その他の回答(6件)

id:Bombastus No.1

ホーエンハイム回答回数409ベストアンサー獲得回数522010/05/12 13:46:30

ポイント18pt

スパイダー・スター〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

スパイダー・スター〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: マイク ブラザートン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

スパイダー・スター〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

スパイダー・スター〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: マイク ブラザートン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

人類が植民している惑星の危機を救うために、宇宙探検家たちが立ち上がる。

危機を救う鍵があるとされるスパイダースターでは、異星人に遭遇するわ、監視者(超古代文明が残したロボットのようなもの)に助けられるわ・・・話は古典的スペースオペラですが、作者の本業が天文学者であるだけに、物語は「暗黒物質」をキーワードにした最新の科学知識に支えられています。


家族愛的なエピソードも織り込まれており、最近のハードSFの中でもなかなかの出来です。

id:mammonite

ありがとうございます。

新しい書き手さんでしょうか、はずかしながら名前を聞いたことが

ありませんでした。

家族愛を書いたSFってなかなかないような気がしますねぇ。

読んでみたいと思います。

2010/05/12 14:54:29
id:qazwsxedctgbyhnujmolp No.2

qazwsxedctgbyhnujmolp回答回数14ベストアンサー獲得回数02010/05/12 18:56:43

ポイント17pt

(はてなにより削除しました)

id:Hyperion64 No.3

Hyperion64回答回数791ベストアンサー獲得回数842010/05/12 20:12:52

ポイント17pt

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: テッド・チャン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

テッド・チャンの短編ほど凝縮されたSFはめったにありゃせんと考えます。

超人類はこう行動するというリアルさは、他の作家ステープルトンや小松左京などが

追随できないくらいの迫真性であります。

テッド自身が超人類じゃないかと思うくらいです。

id:mammonite

テッド・チャンきましたねぇ。

ここ数年の海外作品の中でも抜群に面白かったです!

残念なのは執筆ペースも抜群に遅いというところでしょうか。

2010/05/13 08:32:48
id:namura15 No.4

namura15回答回数414ベストアンサー獲得回数152010/05/12 20:25:38

ポイント17pt

バック・トゥ・ザ・フューチャー[CD]

バック・トゥ・ザ・フューチャー[CD]

  • 出版社/メーカー: フォーイン
  • メディア:

メジャーかもしれませんがこれがすきです。

id:mammonite

なるほど、これもありですね!

バック・トゥ・ザ・フューチャーの小説って読んだことないんです。

映像無しもなかなか面白そうですね。

ありがとうございました。

2010/05/13 08:40:16
id:ita No.5

ita回答回数203ベストアンサー獲得回数472010/05/13 00:14:25ここでベストアンサー

ポイント17pt

まずはイーガン。その中でも作者が数理系の趣味に突っ走ってるものをば。

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

  • 作者: グレッグ・イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

しばらくはハードSFの代名詞になりそうな作品です。

その他未訳の作品では、宇宙を飲み込む真空相転移を宇宙論を駆使して食い止めるために現場についた主人公が初恋の相手と再会し喧嘩しながらも協力する「シルトの梯子」、ブラックホールの周りを回る岩に棲む昆虫型種族が世界の滅亡を阻止するために相対論を生み出す過程を描く"Incandescence"などがあります。

イーガンの短編では

  • プランク・ダイヴ SFM2006-4 ブラックホールに落ちて宇宙論の実験をする科学者たち
  • グローリー SFM2008-11 数学を究めた古代文明の石版を発掘する話。
  • 暗黒整数 SFM 2009-03:「ルミナス」続編。異なる数学の中に存在する文明との全面戦争!

続いてテッド・チャン。

  • 息吹 SFM2010-1 万人の認める超傑作短編です。意識の問題と宇宙の熱死に関する鮮烈な話
  • 予期される未来 SFM2008-1 自由意志に関する鋭い考察
  • 商人と錬金術師の門 SFM2008-1 秀逸なタイムトラベル譚

あとはストロスでしょうか。近未来から人類と太陽系が異様に変貌した超未来までを描く「アッチェレランド」

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/124712.html

番外編

ノックスの十戒と量子論とゲーム理論とタイムトラベルな話、法月綸太郎「ノックス・マシン」

有限群と少年兵と少女と初恋、円城塔「ムーンシャイン」

いずれもこれに収録

超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

id:mammonite

やはりイーガン、テッド・チャンは現代ハードSFの最高峰でしょうね。

今回の質問でまっさきにでてくると思っていたのが、

このディアスポラとテッド・チャンでした。

・超弦領域

この企画はすごく面白いですよね。

他に日本SF全集(全6巻予定)も2巻まで発売されてますし、

読んだことない作家さん、好きな作家さんを発掘する良いチャンス

だと思います。

ありがとうございました。

2010/05/13 09:01:58
id:LJU No.6

LJU回答回数1ベストアンサー獲得回数02010/05/14 00:41:17

ポイント17pt

グレッグ・ベアの“鏖戦”。

「おうせん」と読みます。

80年代SF傑作選(下)に載っている短編。

初出誌〈アジモフス〉での紹介文が前書きに載っているのだけど、それをぜひ書いておきたい。


『これは難解な作品です。(過去この雑誌に載ったどの作品とも違って)ベッドに入ってから流し読みできる代物ではありません。けれどもこれは、価値ある作品です。手間暇かけて読んでみてください。後悔はさせません』


舞台は遠未来の宇宙、人類は銀河に覇権を広げ、拮抗する古い異質な知性種族との戦争に明け暮れているという状況。永い戦いの果てに人類は、自身の生物的形態と文化・社会を恒星間戦争に適した構造につくりかえ、現在の人類から想像もつかぬほどに変わり果てている。

・・・そんな舞台設定で人類側と敵種族側のそれぞれの視点から物語が追われるのですが、なかなか一筋縄ではいかず、時間やキャラクターが交錯して複雑なプロットが展開します。キーワードは〈歴史の記録〉〈クローンたち〉〈模造種〉といったところ。文庫で120ページほどですが長編にも引けを取らない内容で、結末にはなんともいいがたい切ない感動があります。

人類と敵種族の異様な生態・テクノロジーをビジュアルとして喚起させる文章表現、および訳語もみごとです。戦闘シーンの描写なんかもとくにすばらしく、これは絶対いつか誰かがアニメ化すべき、っていつも思ってます。(素直に映像化すると、身長3mの女の子とか出てきますけど...)


"Hardfought" Greg Bear, 1982

80年代SF傑作選〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

80年代SF傑作選〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

id:mammonite

ありがとうございます。

ベアはブラッドミュージックしか読んだことがないので

これはぜひ読んでみたいと思います。

名作SFの映像化は私も強く希望するところですねぇ。

ハリウッドがちょこちょこやってますが

日本のアニメーション会社がやっても面白そうです。

2010/05/14 08:37:19
id:mtotugu No.7

もっくん回答回数75ベストアンサー獲得回数32010/05/16 19:21:47

ポイント17pt

かつての「ハードSF研究所」所長、現「SF資料研究会」会長の元玉川大学教授であらせられます石原藤夫先生のデビュー作の入った『ハイウェイ惑星』をおすすめします。

堀晃氏を見いだしたのも石原先生の功績と思います。

id:mammonite

ありがとうございます。

未読だったので読んでみたいのですが、

手に入れにくいようですね。

堀晃氏の著書も手に入れにくい状況ですし、

このあたりをぜひ復刊させてほしいです。

2010/05/17 08:47:40
  • id:ita
    鏖戦はSF翻訳の一つの究極形だと思います。酒井翻訳の真骨頂!<施禰倶支>とか。
  • id:LJU
    >酒井翻訳の真骨頂
    ですよねー。翻訳の妙を確かめたくて原書を読んでみたら、「蔵識嚢」の原語が "brood mind"、「時縛繭」が "flux bind" だなんて...。想像もしませんでした。

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