【イエはてな】"ディア・ライフ" #001
THEME:「今も耳に響く……イエの音、家族の音」
“ディア・ライフ”=『親愛なる日々』。イエは暮らしと人生の舞台。「LIFE」という言葉に、生活と人生の2つの意味をこめて、イエと家族のストーリーを語り合いませんか? 心のページに刻まれた思い出も、現在のイエでの愛しいワンシーンも。毎回のテーマに沿って素敵なエピソードを、豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!
「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
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※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
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※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。
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思い出を刻む時計の音
ミケ2010/05/24 02:38:472pt
実家のぜんまい時計
私たち家族を柱の上から見守ってきた時計です。
今でも現役で30分に一度、昼夜を問わず鐘がなります。
正時にはその時の回数分、そして30分に1回。
優しい針の音と鐘の音がこの家の時の流れを見つめているようです。
針の音は気にすると聞こえる音、カチコチカチコチ。
しかし何かに集中していたり、気にしなければ聞こえない音。
私はこの時計で時間のよみ方を習い、月に一度ぜんまいを巻くのも私の仕事でした。
椅子に上がって、蝶のようなぜんまい回しを文字盤に二箇所ある穴に入れて回します。
「ギコッ、ギコッ、ギコッ」
「巻きすぎたら、ぜんまいが切れるよ」。
そんな父の言葉に、おっかなびっくり力を加減して巻きました。
ぜんまいがしまっていくと、カチカチという音が心持ち元気になった気がして、なんだかうれしくなったものです。
振り子ケースの中がぜんまい回しの置き場です。
昔、使ったあとに戻さずに持ち出してしまった翌月には家中を探す大騒ぎになりました。
この時計を見るとたくさんの思い出が甦ってきます。
「ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン」。
いつも変わらぬ音が、今日も時を知らせてくれます。
時計が時間を刻むように私も家族との思い出を心に刻んで行こうと思います。
懐かしいです
TomCat2010/05/24 04:19:592pt
わが家にも、ゼンマイ式の振り子時計がありました。カチ・カチ・カチ・カチと時間を刻む音は、普段は全く気にならないというか、聞こえてもいないような音なのですが、一度気になり出すと、ずいぶん大きな音だったんだって気付くんですよね。とりわけ一人でお留守番の夜などには、あの音が大きく響いて耳に届きました。
「ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン」という音も懐かしいです。毎正時には時間の数だけ。30分には1回だけ。だから12時半から1時半の間は3回続けて「ボ~ン」だけなんですよね。それでも音だけで時刻が分かってしまう振り子時計。機械なのに、人と心が通じ合っていたのかもしれません。
id:sumikeさんのお宅の時計は、今も現役なのですね。わが家の時計は、ゼンマイが切れてそのままになっています。直せないことはないなあ。新しいゼンマイを探して、もう一度時を刻んでもらいたくなってきました。
昔のモノ
ミケ2010/05/24 08:19:471pt
昔の時計や機械製品は直すことを前提に作られているので結構丈夫にシンプルにできています。
現代の電子機器や家電品はプラスティック部品が多く、壊れると基盤ごと交換とか修理代の方が高くつくような修理しかできないなど、長く使うことを前提には作られていません。
大昔のぜんまいは、くじらのヒゲで作られていたりするので、材料が手にはいらず治せないものもあるようですが、ぜんまい時計のぜんまいはまだ材料が残っていると思います^^
精密な時計ではないので、定期的にぜんまいを巻いたり時間を合わせたり、振り子の重りを調整したり手をかけてあげないといけないのが難ですが、今みたいに一分一秒がピッタリあっていないといけない時代でなかったので使えたのかもしれませんね。
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今でも現役で30分に一度、昼夜を問わず鐘がなります。
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針の音は気にすると聞こえる音、カチコチカチコチ。
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椅子に上がって、蝶のようなぜんまい回しを文字盤に二箇所ある穴に入れて回します。
「ギコッ、ギコッ、ギコッ」
「巻きすぎたら、ぜんまいが切れるよ」。
そんな父の言葉に、おっかなびっくり力を加減して巻きました。
ぜんまいがしまっていくと、カチカチという音が心持ち元気になった気がして、なんだかうれしくなったものです。
振り子ケースの中がぜんまい回しの置き場です。
昔、使ったあとに戻さずに持ち出してしまった翌月には家中を探す大騒ぎになりました。
この時計を見るとたくさんの思い出が甦ってきます。
「ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン、ボ~ン」。
いつも変わらぬ音が、今日も時を知らせてくれます。
時計が時間を刻むように私も家族との思い出を心に刻んで行こうと思います。