みなさんの周りに、障害者でもないのに人前で全く言葉を発しない人っていませんでしたか?
聞かれたことだけは答えるという人は別として。
いたとすると、そんな人はやっぱ今までの人生の中で1人程度でしょうか?
そして、その人を取り巻く状況はどんな感じになってましたか?
そういう人は学校では当然かもしれませんが、友達がいませんでしたね。
たぶん、家でも会話がないんだと思いますよ。
ある程度、親の責任だと思います。
仕事をするようになってからも話さない人がいましたが、わからないことを質問しないので困りました。
仕事を教える側にとってはとても疲れます。
そういう人は話さなくていい仕事に就くべきだと思います。
自分を閉ざさざるを得ない環境に育った、のかもしれませんね。
まっったく、完全に喋らない人はいませんが、寡黙な人は
今まで数人いましたが取り巻く状況はやはり悪いですよね。
その人がいる前で「あいつ感じ悪いよね~」「あいつ嫌い」
「シカトかよ…」「どけ」等言う人を見ました。
全く喋らない人は喋らない日常が当たり前なんだと思います。
皆さん、練習なしの一発では自転車に乗れませんでしたよね?
全く喋らない人は自転車に触ったことさえない、という人なんだと思います。
聞きたいことがあるけど聞き方が解らない、恥ずかしい、怖い、
どうすればいいか解らない。喋り方を知る機会もない。
皆さんどうか罵倒する側ではなく、味方になってあげてくださいね。
明るく接すれば少しずつではありますが心を開いてくれると思いますから。
聞かれている事とはちょっと違うかもしれませんが、
仕事がらでしょうか、黙々と仕事をこなす人の中には何人かそういった感じの方は見えました。
クライアントのオーダー票みて、デザイン案を出して、営業にもって行ってもらうデザイナさんとか、
ミーティング中なにも喋らないけど、水を向けられると、まったく違う視点から話を切り出す人とか、
いつもなにか考えている風で、それこそ挨拶もろくにしないけど、とんでもなく面白い企画書いてくる人とか。
だいたい、そばに口達者で、面倒見のいい感じの仲間がいてサポートしている感じでしたよ。
喋らない分、中に蓄えているエネルギーはとてもすごい物があるのではないかと感じてました。