最近カート・ヴォネガット・ジュニアの一連を再読してるのですが、もう新作はでないので、次に読むものを探しています。
日本の小説はあまり読まず、海外のSFを愛読していましたが、食わず嫌いなのかなと反省中。すこし目を向けてみようかと。
そこでおすすめの小説を教えてください。
まずは入り口としてですので、カート・ヴォネガットを読んだことがあるかたにお願いしたいです。
よろしくおねがいします!
1Q84
http://www.amazon.co.jp/1Q84-BOOK-1-%E6%9D%91%E4%B8%8A-%E6%98%A5...
天地明察
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E5%9C%B0%E6%98%8E%E5%AF%9F-%E5...
私もSF読みですが最近読んだ日本人作家の2冊です.1Q84はまだ続きそうなので次が出てからでも良いかも.
1Q84
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天地明察
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私もSF読みですが最近読んだ日本人作家の2冊です.1Q84はまだ続きそうなので次が出てからでも良いかも.
ありがとうございます。
1Q84は全巻でてからにしようと思ってました。
重いからできれば文庫で。
天地明察は面白そうですね。ノンフィクションなのかな?
是非読んでみようと思います。
過去にヴォネガットを読んだ際の、雰囲気・文体・登場キャラ等を思い出しながらセレクトしてみました。
「優雅で感傷的な日本野球」高橋源一郎
題名だけを見ると野球を扱ったスポーツ小説に見えますが、実はあまり「野球」には意味がありません。「野球」というネタを使って、どれだけ深読み・裏読みした小説を作れるかを、作者が実験しているかのような連作短編小説です。作品に漂うふざけているのか真剣なのかわからないような雰囲気が、ヴォネガット作品に通じると思います。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」村上春樹
既出ですが、村上春樹は外せないと思います。癖のない翻訳調の文体や扱うテーマの普遍性を考えると、一番シフトしやすいのではないでしょうか。この作品は虚構世界に迷い込んでしまった「僕」が、現実世界に帰るか虚構の世界に留まるかを「影」と議論する話なのですが、この「現実か虚構か」といった問題を80年代の時点で提出していたのはやはりすごいなと思います。「僕」がどっちをえらぶのかは、読んでみて確かめてみてください。
「ダブ(エ)ストン街道」 朝暮三文
最後にもうひとつ。変な題名ですが、行方不明になった恋人を探しに行くファンタジー小説です。結構前に読んだ作品なのでうまく説明できないのですが、出てくるキャラがどこかヴォネガットと通じるものがあると思います(「猫のゆりかご」に出てくる聖書(だったと思いますが違っていたらすいません)の文字列をもとに株を買って大もうけする男と、頭はいいが「強運」はもっておらず、その男の№2に甘んじる男みたいな、実際にはいないだろうが本質を突いてるような、魅力的なキャラクターとでもいいましょうか)。
昔の作品ばかりで申し訳ありません。
ありがとうございます。
1Q84は全巻でてからにしようと思ってました。
重いからできれば文庫で。
天地明察は面白そうですね。ノンフィクションなのかな?
是非読んでみようと思います。