インフレになるという事は貨幣価値が下がる事であり、金利はそれを補う意味もあります。
現在の金利は現在のインフレ率に影響されますので、将来、状況が変わった場合には現在の金利はそぐわない事になります。
それを補正するのが変動金利。
対して固定金利は現状から大きく変化しないという前提にたっており、変動金利よりも高めの設定にはなっているものの、それを上回るインフレが生じた場合は借り主有利になります。
同じ金利、つまり同じ額の利息を払うのですから、貨幣価値が下がるという事は相対的には安くなったのと同じ意味です。
ただし、収入もインフレ率に連動して額面が上がるという前提に立っています。
インフレにもかかわらず、収入額面が同じだと実質的には収入も減っている事になります。
固定金利との関係では変動しない事になり、インフレ率に全く関係なく、常に同じ返済という意味になります。
ただ、固定金利でも一応はそれなりのインフレ率を想定していますので、それが大きく外れなければ大した違いはないと思います。
逆にデフレになった場合は借り主が不利という事になります。
(ローンを組み直せばいいんですけどね、手数料もばかにならないし、、)
結局のところ、変動金利との差は具体的な金利差次第です。
今家を買うのが得か損か。民主党政権でも格差社会は改められないでしょう。すると、ローンを組んだり、家を買ったりできる人が半減します。とするとこの先、家はどんどん安くなると考えられます。需要が減るのです。車が売れなくなっているのと同じことです。http://www
インフレの質や幅、国内景気にもよります。
不景気のまま原材料価格が上昇し、企業の業績悪化によって賃金上昇が抑えられると、個人の負担が大きくなることになります。
http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20080630-01.html
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