デジタルとは、有限個の数字・文字・音声・生化学物質などの中から、要素を選んで線形的順序(直鎖状配列)にしたがって情報を符号化する手法のことをいう。
デジタルコンピュータの二元符号のように2つで一式の要素であろうと、RNAのように4つで一式であろうと、たんぱく質のアミノ酸配列やほとんどの話し言葉の音節のように20から100ほどの要素であろうと、組合せの原則にしたがって無限数に続く異なった配列を作り出すことができる。
これらの符号のほとんどは論理的に同等であり、アルゴリズムの単純な規則によって相互に交換できる。
とすると、
(1) モールス符号は、短点と長点の組合せからなるおよそ符号が、26の文字と10の数字と1対1に結びついているもので、アナログ符号と考えるのが適当ではないでしょうか。
(2) アスキー符号も、アナログ符号ではないでしょうか。
(3) 遺伝子のRNAの4元塩基、ヒトの音節はデジタルである。
むかし、放送局のプロデューサーが、ビデオ・テープを透かして見て、
「うーむ、うっすらと映像が見えるな」と、つぶやきました。
「まさか」と、通りかかったディレクターも、透かして見ました。
アナウンサーたちは、あまり関心を示さず、黙っていました。
誰かが「そんなら、録音テープだって、何か見えるんじゃないか」と
云いました。さすがに今度は、誰も見ようとはしませんでした。
のちに、つぎの質問にまとめましたが、いまなお謎のままです。
http://q.hatena.ne.jp/list?word=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%8...
オーディオ磁気テープの謎(全3問)