基本的に、戦闘機の操縦士は、少尉以上の士官と決まっています。パイロットとは、高い能力と責任を求められるエリートだからです。
飛行隊の隊長が、中佐、少佐あたりで、一般隊員が大尉、中尉あたり、というのが一般的ではないでしょうか?
米軍に、空士という階級があるかどうか知りません。自衛隊の階級では?1等陸士、2等空士などの。もし、そうであれば、当然それら階級は、下士官なので、戦闘機に搭乗、操縦することは出来ません。
繰り返しますが、現在は、どこの国でも戦闘機乗りは、士官と決まっているでしょう。
航空自衛隊のパイロットになるには、大別して2つのコースがあるが、大半は、航空学生コースの出身者である。
航空学生コースは、高校卒業者を主な対象としたパイロット養成制度で、応募年齢は18歳~20歳(入隊時の4月1日現在)である。試験に合格すると、山口県・防府北基地にある航空学生課程と地上準備課程を経て(約2年間)、初級操縦課程(6ヵ月間)の教育を受ける。ここまでは、輸送機や救難機パイロットと同じだが、ジェットパイロットを目指す学生は、練習機T-4による基本操縦の前期・後期課程の訓練を福岡県・芦屋基地、静岡県・浜松基地で1年余受ける。これが終わるとパイロットであることを示す「ウイング・マーク」が、初めて与えられる。次に、機種ごと宮城県・松島基地、宮崎県・新田原基地で約9ヵ月間から10ヵ月近い戦闘機操縦課程を経て、ようやく実戦部隊に編入され、戦闘機パイロットとなる。
防衛大学校や一般大学の卒業生の場合、幹部候補生学校へ入学する。卒業後、パイロット要員は約2年7ヵ月の飛行教育を受け、操縦資格を取った上で部隊配属となる。
パイロット希望者には、その他の職種に比べて厳しい身体検査が課せられる。航空学生コースの場合、視力は裸眼で両眼とも遠距離0.2以上、近距離1.0以上などが要求される。
http://cmx.vrsys.net/I/CCS_i_01.php?occcode=DB401&flags=000010&P...
厳密な比較はできないと思いますが、テストパイロットの方が難しいでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9...
さらに宇宙パイロットの方がもっと、、、
初期の宇宙計画ではパイロットはみな軍人でテストパイロットですね。
テスト飛行は、飛行機が空中分解したり、きりもみで墜落したりと色々大変です。
また、不安定な症状が出た時に、それを機械工学的にうまく説明できなければなりません。
そのまま墜落してしまうような状態でも、その状況を記録に残せれば改良へ繋げられますから、脱出をなるべく遅らせて報告しなければなりません。
で、通常の飛行では戦闘機の機動が一番激しいので条件が厳しいです。
飛行機の中ではGがもっとも強くかかる、かけられるので、それに耐えられる肉体がないとちょっと、、、
さらに、1人か2人乗りであり、航法などややこしい数学の計算もこなせる必要があります。
(まあ、パイロットはおおむねそうだけど、、、コンピューター?故障したらどうする?)
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