1277873642 【イエはてな】"イエコト・ミシュラン" #060


THEME:「暑い夜を快眠へと誘う、お休み前の空間&時間作りコンテスト」

イエで○○のスペースを作るいいアイデアありませんか?イエで○○するとしたらどんなプランにしますか?“イエコト・ミシュラン”は、暮らしの空間と時間作りをめぐるテーマ質問に楽しくオドロキ!なアイデアをご投稿いただき、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナー。豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドでご投稿ください!

*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!

「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731

テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20100630

※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は7月5日(月)正午で終了させていただきます。

回答の条件
  • 1人10回まで
  • 5000 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2010/07/05 12:03:35
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答122件)

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納涼、ミッドナイト落語 Fuel2010/07/03 20:48:23ポイント2pt

おやすみ前のひとときに、粋な落語なんぞはいかがでしょう。これがじつに爽やかな眠りを誘ってくれるんです。部屋の明かりを消して、照明は小さなスタンドだけ。可能なら窓を開けて夜風を入れましょう。そしてお気に入りの師匠の名演が収録されたCDをかけます。


テケテンツン テンテケストトン。出囃子が始まりました。三味線の音色がよござんしょう?想像しましょう。ここは涼しい風が吹く隅田川のほとり。

「あら若旦那、ちょいと寄っていってくださいましな」

「すまねぇな、今夜は夜風がおいらの連れさ。こいつぁひとっ所に落ち着けねぇタチなもんでな。また次に寄らせてもらうぜ」

「あら、夜風がにくい、このこのこのっ」

「あはは、あばよ」


さぁ、出囃子が終わりました。

「え~、世の中ってものは、何が何して何とやらと申しまして…」

往年の名師匠の噺が始まりました。後は落語の世界に没頭していきましょう。


こんな感じで噺に引き込まれていくと、いつの間にか暑さを忘れています。CDでは毎回同じ演目になりませんか?それでは飽きませんか?という人もいると思いますが、この毎回聴き慣れた噺というのが大切なんです。聞いたことのない新しい噺では、この後どうなるんだと興味津々で目が冴えてしまいますからね。


それに、名人と呼ばれるような噺家の語り口には、何度聞いても飽きさせない不思議な魅力があります。これは音楽の魅力に似ていますね。好きな曲は何回聞いてもすばらしいのと同じように、本当にいい落語というのは、何十回、何百回聞いても新鮮なんです。ただのストーリーでもお笑い芸でもない、語りの芸術が落語なんですね。


むしろ聞き込むごとに、そこに描かれた世界がイメージとして浮かんでくるようになります。噺が佳境に入るころにはもう夢心地。そのまま横になってしまいましょう。


色々な落語家のCDが出ていますが、こうした寝しなのおとぎ話のように聞く落語はちょっと特別ですから、どの師匠の語り口が自分に合うのか、いざ購入しようとすると迷うと思います。それによほどに落語に詳しい人以外は、題名だけを見てもどんな噺なのかよくわからないですよね。そこでお勧めしたいのが図書館の利用です。


図書館ではCDなどは視聴覚資料と呼ばれ、書籍とは違う扱いですから、1品1点のみしか所蔵がなくなかなか借りられないなどの難点がありますが、これ良さそう!とピンと来る物に出会えたらラッキーです。いくつか借りているうちに、好きな噺家、好きな演目などが次第に固まってくると思います。


こうして贔屓になった師匠のお気に入りの名演を聞きながら、冷酒や冷たい飲み物をちびりちびり。このちびりちびりが大切で、グイグイゴクゴク飲んでしまうと、アルコールの場合は酔うとかえって眠りが浅くなりますし、ソフトドリンクの場合も胃を刺激するほど飲むと眠れなくなってしまいますが、そうならない程度に楽しめば、きっと情緒漂うすてきな納涼のひとときになることでしょう。

その際の部屋作りプランには、ぜひこちらもお役立てください。

■ テーマは夕涼み!縁台のある部屋

http://q.hatena.ne.jp/1275454454/264355/#i264355

まさに納涼!! TomCat2010/07/05 03:04:48ポイント1pt

落語に限らず、日本の古典芸能というのは、夏に接すれば涼しさを呼び、冬に接すれば心が温まる、四季の移り変わりがハッキリとした国ならではの感性によって作り上げられてきたものですよね。

 

特に落語は、風呂上がりに浴衣でも着て、団扇片手に耳を傾けたら、こりゃもう心の暑気払いに最高だと思います。

 

私の夏のお勧めは、何と言っても三代目古今亭志ん朝師匠ですねー。江戸の粋と艶っぽさはもう志ん朝師匠で決まり。枯れすぎない若々しさを残した芸風も爽やかです。

 

立川談志師匠もお勧めだと思います。談志師匠の伝統文化に対する深い造詣はもう当代随一。そこに現代を鋭く見つめる感性が重なるんですから、古典落語もこの師匠にかかったら、古くささは全く無くなります。伝統の重み厚みはそのままに、現代人の心に新鮮に飛び込んでくる、実に爽やかな落語です。

 

なんて万が一談志師匠に読まれたら、この野郎、知った口叩くんじゃネェとひっぱたかれそうですので、このへんで。お後がよろしいようで。

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