「空気抵抗を少なくするため先を尖らせている」と思っていましたが違うようです。
微気圧波対策らしいです。
http://homepage2.nifty.com/mukyu/g-sys/inw2/2_wr-c_0406200.html
下記のような記事が過去あったみたいです。
要は、スピードをだそうと思えば、デザインを変えなくても出せるというひとつの解釈はできるかもしれません。
日本から中国へ輸出した新幹線が、しつこく速度制限を命じたにも拘わらずそれを守らずにオーバー・スピードで走ったものだら、日本側が激怒して「事故が起こってもメーカー責任は問わない」と一筆書かせたとあったのですが、要するに新幹線て、営業速度はまだまだ出せるんですよね。ただ安全性を考えてセーブしていると。
ありがとうございます。
中国っぽいですね(笑)
新幹線の車両の前面のとんがった部分を「ノーズ」と言います。
あんな形のノーズにするのはわけがあります。
「新幹線ノーズ形状を極める」
http://www.gijyutu.com/kyouzai/kikai/sinkansen.htm
新幹線の顔(ノーズ形状)にはいろいろな種類があります。 一番最初の0系は戦時中の航空機の形を真似て設計され、全体的に丸みがあります。次に登場した100系は0系よりかなりシャープな長い顔になりました。92年に登場した300系はスカート部を設けてタイヤやパンタグラフを隠しました。
プールで泳ぐときのことを考えてみましょう。うまく泳ぐためには、腕や足を動かして体の周りの水をうまくかいて流さなければなりません。私たちは普段、体の周りの空気が邪魔であるとは思いませんが、高速になると空気もプールの水のように邪魔になるのです。これを空気抵抗といい、空気をスムーズに流すためにはできるだけこれを減らす必要があります。
空気抵抗を知るためにの代表的な実験がスケールモデルに高速の空気を流して、その時の圧力分布や流れを観察したりする風洞実験です。特に、実用化に向けては、高速走行時の騒音や振動の問題を解決するための実験が行われています。
このページに載っている次の2つの写真の様な模型を作って、実際に風の流れなどを実験します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/新幹線車両#.E8.BB.8A.E4.BD.93
高速でのトンネル突入時に発生する、トンネル内部の急激な気圧変化による騒音(トンネル微気圧波)の発生を抑えるため、走行時の空気の流動性やトンネル進入時の面積変化率を考えた先端車両の開発などが行われている。そのため、初代新幹線車両である0系に比べて先頭車の先端部が長く伸ばされるとともに、通常の電車とは著しく異なった形態(鋭い流線型やカモノハシのような形)を呈する傾向にある。運転室背後からの前面展望はできない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/新幹線車両#.E5.96.B6.E6.A5.AD....
新幹線の歴代営業車両とその変遷を以下に示す。
東海道・山陽新幹線500系車両はJR西日本が自社の山陽新幹線区間で最高時速300kmを出して、新大阪~博多の所要時間をできるだけ短くしようとして作ったものです。ノーズを長くした分だけ先頭車両に乗れる乗客の数が他の形式に比べると少なくなってしまいました。乗り入れているJR東海の東海道新幹線はビジネス客が多いので、定員が減ると困るります。JR東海としては何かが起こって、ある時刻に運行する車両が使えなくなった為に、別の車両を使う時、満席だったら全員が乗れなくなる様な500系は使い勝手が良くありません。
こんな訳で、ノーズは何が何でも長くすれば良いというものではなく、技術的な進歩の度合や、経済性の問題、運用上の都合、会社同士の意地など、色んな要因が有って、あんな形になっていっているのです。
めでたし、めでたし・・・・・・
ありがとうございます。
トンネル対策の話、なるほどと思いました。
速度を上げる為と風切り音等減少させる為にロングノーズ型にしたと言われている。
速度を上げると従来型では、風切り音が多くなり、周辺住民からの苦情も増えるので、なるべく風切り音が発生しないような形にしている為である。
他にはトンネルを通過するときの騒音を少なくする意味もあるようです。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E2...
ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/4b01cd7c1395c03604673a87...
「(500系の鼻先は)長くなりすぎたために乗務員扉直後のお客様用の乗降扉が設置できなくなったほか、定員も少なくなってしまいました。このため別な形で代用できないかと模索して、700系のカモノハシに似た形になったのです。従ってこれ以上長くなることはありません」
ありがとうございます。
初めまして
新幹線の形ですが、やはり考えて作成は当たり前ですが、最も重要視してきたことは、どのような形状なら最も速くスピードを出せるかということです。
抵抗を最小限に留める形状が一番スピードが出ます。
やはり、スポーツカーみたいな形も風の抵抗が少なく済みます。
下記URLを参照ください。
ありがとうございます。
一言で表すとトンネル対策ですね。
列車が高速でトンネルに入ると中にある空気が押し出されトンネルの出口で大きな音が鳴るわけです。
そのため、0系、100系、300系、700系、N700系とどんどん改良しているわけです。
ちなみにヨーロッパの高速鉄道の先頭車がとがっていないのはトンネルがないので大して気にしなくていいからです。
ありがとうございます。
トンネルは日本ならではなんですね。
もともと新幹線は戦時中に飛行機を開発していた人たちが作ったので、飛行機に似たスタイリングになっているようです。最近のが異様にスタイリッシュなのは、たぶん海外への輸出を意識して、スポーツカー並みにデザインに凝っているのだと思います。http://www
ありがとうございます。
なるほど飛行機から。
No.7の追記です。
このページの内容が理由です。
http://goodboone.com/izime/science/post-52.html
以下、要約
新幹線は新型になればなるほど、先頭車両の鼻が長くなってきていますが、これはスピードが速くなるにつれ様々な問題が出てきて、それらをクリアするために形に改良を加えた結果です。
初代新幹線の0系と東北新幹線のE5系では、先頭車両の形は全く異なっています。
なぜなら、空気抵抗を減らすためには、先端を細くする必要があるためです。空気抵抗を減らす目的は、省エネ運転できるという理由もありますが、一番大きな理由は、「トンネル・ドン」対策です。
この「トンネル・ドン」とは、新幹線がトンネルに高速で突っ込むと、圧縮された空気の波がトンネル内に発生します。この波が音速でトンネル内を突き進み、その圧縮された空気がトンネルを出るとき「ドーン」と大きな音を発生させてしまうのです。この時の音は、付近の家の窓をガタガタと揺らすほどの威力があります。
そのため、新幹線に対策を施す必要があり、新型新幹線が登場するたびに先頭車両の鼻が伸びることになりました。
最新の研究では、鼻を伸ばすだけでなく、くちばしのような形にすることで空気の波を軽減させる作用があることが分かってきていますので、東海道新幹線・山陽新幹線・東北新幹線のE5系は、そのような特性を活かした形となっています。
トンネル・ドンですか、乗ってる人にはわからないのですね。空気鉄砲の感じかなぁと想像します。
風洞実験の結果から採用です。
デザインがスポーツカーに似るのは、
ぱくってるか、まじめに風洞実験した結果からそうなったのかは不明ですが
たぶん、ぱくってますね。
そうそう、新しいアイディアが浮かぶわけではないですから。
ありがとうございます(笑)
ありがとうございます。