4.実在すれど存在せず。
ゼロは、数学の概念として存在するだけで、実在しない。
しかし、ゼロの概念を認めなければ、数学が成立しない。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4016972.html (No.2)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4004000130
── 吉田 洋一《零の発見 ~ 数学の生い立ち 19391127 岩波新書》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19391127
「無い」という状態を指し示す言語記号です。
無というものそれ自体を見ようとするなら、西田幾多郎の言葉を引用して。
http://mblog.excite.co.jp/user/weltgeist/entry/detail/?id=108302...
絶対無について西田は次のように書いている。
「絶対無の自覚といへば、絶対に無なるものが如何にして自覚するかなどといはれるかも知らぬが、私の絶対無といふのは単に何物もないといふ意味ではない。我々の自覚といふのは自己が自己に於いて見るといふことである。しかも自己として何物かが見られるかぎり、それは真の自己ではない、自己自身が見られなくなる時、即ち無にして自己自身を限定すると考へられる時、真の自己を見るのである。即ち真に自覚するのである。かかる意味に於いて絶対に無にして自己自身を限定するのを絶対無の自覚といふのである。そこに我々は真の自己を見るのである。」(西田幾多郎全集第六巻、「私の絶対無の自覚的限定といふもの」6-117)
(略)
「我々の自己の底には何処までも自己を越えたものがある。しかもそれは単に自己に他なるものではない。自己の外にあるものではない。そこに我々の自己の矛盾がある。此に我々は自己の在処に迷う。しかも我々の自己がどこまでも矛盾的自己同一的に、真の自己自身を見いだすところに、宗教的信仰というものが成立する」(「実践哲学序論」 10-332 )
・無
ありがとうございます
無を見ることは難しいですか。
無限を見ることは簡単だそうです。夜空の星の無い所を見れば、それは無限を見ているそうです。
ありがとうございます
無とは
1.有るものが無い状態。例 彼女がいない→彼女が無い状態
2.1の有るものが全てを指す場合。つまり、どんなものであっても存在しない状態→絶対無
の2つの問題があるのですね。
1.はかなり理解しやすく、納得できます。
2.が存在するかが問題なわけですね。
中国・老子における無はそこから陰・陽が生まれるということで、現代物理学の真空から「真空のゆらぎ」で対生成が生じることに似ているわけですね。
仏教は無について色々定義されていますね。
仏教
釈迦の説く仏教の内容は、文献や学派によって異同があるものの、ほぼ次の五つに集約される。
未生無(みしょうむ)
原因が無いとき、結果は生じて無いということ。
已滅無(いめつむ)
過去にあったが滅したものは、すでに無いということ。
不会無(ふえむ)
今この場所に無いということ。
更互無(こうごむ)
AはBでは無い、BはAでは無いということ。
畢竟無(ひっきょうむ)
過去に無く、未来に無く、現在にも無いということ。存在し得無いこと。
ありがとうございます
無は
1.有るものが無い状態
と
2.本当に全てのありとあらゆるものが無い状態(絶対無)
かなと思います。
ありがとうございます
無は認識できないかも知れませんが、
認識できない物が無とは限らないですよね。
ありがとうございます
存在しないものが存在するって矛盾してませんか?