今のアメリカは現状の円高をよしとしているということですが、
逆に、円安になってもらわないと困る、あるいは円安の方がいいという他国はどこですか?
その理由も合わせて教えてください。
円高以前は「日本の企業を買収する中国」の様な
報道が多くあった気がします。
最近そのような話を聞かないのは
円高の影響ではないでしょうか?
ん~、ピンときません。
ありがとうございます。
韓国ではないかと考えます。
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日本にとって通貨が高くなると困るのは 必要不可欠な物品を輸出している国でしょう。高くなっても買わざるを得ない。これは困ります。
その逆を探してみました。
韓国は工業製品の輸出国家です。しかし部品の多くを日本に依存しており、貿易額も輸入相手国として2番目の大きさです。
韓国は半導体、平面ディスプレイ等の主力輸出品を生産するための中間財(部品、素材)と資本財(製造設備)を日本に依存しており、慢性的な対日赤字で…
今の韓国は「ブランド力で高付加価値の製品を輸出する」というより「低価格で値頃感のある製品を輸出する」という段階ではないかと思っています。なので、製品価格に転嫁せざるを得ない部品の値上げは歓迎されないでしょう。←結論
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なお、上記結論が間違っているケースとして
1.円高により、部品調達先を日本から他国(又は自国)に鞍替えする事が可能となった
2.ウォン安により、韓国製品が思いの外、日本で売れるようになった
等があります。
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要は、
「日本が代替不能な輸入相手国で貿易規模も大きく、輸出相手国としては大したことない」
という国を探せば良いかと思いますが、韓国がまず頭に浮かんだという事で。
非常に興味深いご回答です。ありがとうございます。
円安になるという事は日本国内で作ったモノやサービスを海外に売りたい場合かと思います。(その逆は資源国ではないでしょうか)
日本の今の貿易相手は、中国、アメリカ、その他アジアという事になっていますので中国という事になるかもしれませんが、中国はまだ為替管理を行っている為、単純に円安、円高だけの議論が出来ないという難点があります。同様にドルペッグを続けている国も同様の議論が成り立つかもしれません。
他のアジアで為替を有る程度市場に任せて管理している国は円安の方がいいかもしれません。
ただ円安、円高が絶対的な価値観では無い事に注意が必要です。例えば円高が続けば製造業は海外移転をしますが、結果的に市場にあわせた最適化をするだけで、収益は良くも悪くもなりません。(ただし国内での雇用は一時的に減るのでそれを日本的なモノの見方だけからすれば悪いというかもしれませんが)
仮に雇用が減っても、それに見合わせた産業構造の最適化がなされると仮定されるので他の産業で吸収する可能性が高いです。
よって為替が円高になって困る国、いい国という議論自体は長期的に存在しえないのではないでしょうか。
ということは、円高で困るのはこの日本だけ、ということになりますね。
ありがとうございます。
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