陸上特殊無線技士の用語について質問です。 「飽和領域」とはどういう意味ですか。


 TDMA方式では、衛星の中継器を飽和領域付近で動作させるので、中継器の送信電力および周波数大域を最大限利用できる。

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  • 終了:2010/09/26 20:57:19
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id:karuishi No.1

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技術講座(衛星通信)

 http://www.kurejbc.com/technical/technical-4.htm

図2 現実の系における中継器入出力点の多元接続信号の様子

を見ると判りやすいでしょう。

 

衛星の出力はいつも100%出力出せて、

周波数分割もしないためガードバンドを取らなくて良いので

トランスポンダは混変調を気にせず帯域を使えます。

 

デメリットは有効送信時間が短くなること

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E6%8E%A5%E7%B6%9...

  • id:loio
    10倍の増幅器があったとしたら、1をいれると10が出てくる。
    10を入れると100が出てくる。
    現実の増幅器だとどんどん入力を増やすと、いつか入力を増やしても出力が増えなくなります。これを飽和したって言いますね。この増えなくなった領域を飽和領域っていいます。

    飽和しちゃうと、歪んで、受信側で復号できなくなるので、増幅器は飽和領域では使いません*。

    また、増幅器は飽和領域の手前で使うと、送信電力が一番大きくとれます。ですので、「飽和領域付近で動作させる」って表現なんです。わかりやすくいうと、飽和領域の一歩前とか、少し下って感じですね。

    *飽和領域を積極的に使う場合もあります。
  • id:karuishi
    TDMAで飽和領域を使えることの解説は
     図7 TWT増幅器の入出力特性
    に詳しいです。
    つまり一どきに単一周波数しか増幅しないから
    出力アンプの飽和領域付近で使えるという訳。
  • id:domodomodomo
    ありがとうございます(ノд<。)゜。

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