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以下の問題文を読んで、文中の少女漫画のタイトルを当ててください。
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物置を開けたとたん、溶剤の匂いが鼻についた。
床は、ペンキでウルトラセブンのオープニングのような有様だった。
「新しいの買ったら?」
「節約第一。」
ペンキを運び出し、ベニヤ板の前に置いた。
「腕は確かなんだろうね?」
「昔とった杵柄ってやつさ。まかせろよ。」
とは言うものの、刷毛を持たなくなって久しい。
「えいっ!」
案の定、いびつな形になってしまった。時間と老いは、容赦ない。
「大丈夫、細工は流々ってね。」
「今日中に、丘の向うの集落まで持って行くんだろ?間に合うのか?」
「あいつが車を出してくれるってさ。おい、漫画なんか読んでないで、手伝えよ。」
「さっきから何読んでるんだ……げ、少女漫画!」
「結構、面白いぜ。」
「それより、俺はなんかペンキの匂いで気分が悪くなってきた。」
「酔っぱらったんじゃないのか?」
「酔ってねえよ。」
〜〜〜
10回答。
色 (ペンキ) が匂う。
(床にペンキが) 散々に塗りたくられているのを (そのままほったらかす)。
(昔と違って作業がうまくできなかった。)
この世の中、誰も (もちろん自分も) ずっと同じじゃいられない。
奥まった山を今日越えて (作品を持っていく)。
(車を出す人が熱心に読む) 漫画のタイトル。
酔ってもない (のにペンキで具合が悪くなった)。
というお話ですよね。
でしたら漫画のタイトルは「あさきゆめみし」だと思います。
あさきゆめみし―源氏物語 (1) (講談社コミックスミミ (960巻))
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
いろは歌 - Wikipedia
「有為」がどの辺に入っているかは分かりませんでした。
「我が世誰そ」は「腕 (わん) がよたよたでペンキ垂れそう」なのかとも思いましたが、苦しいので意味重視の方にしました。
大正解です。
「有為」がどの辺に入っているかは分かりませんでした。
すみません、「有為」は入れ忘れました。
正解です!