以前こんな質問をしました。
岡山県倉敷市藤戸の遍照院というお寺に竜の絵が浮き上がった板があるのは本当か、というものです。
ついさっき、Google map のストリートビューで
岡山県倉敷市藤戸町天城264 にある遍照院が問題の寺であることがわかりました。
本の写真>http://f.hatena.ne.jp/chinjuh/20090817224045
ストリートビュー>http://f.hatena.ne.jp/chinjuh/20101113120717
このお寺に真相を問い合わせてくださる猛者はおりませんか!!
コメント(4件)
下のような出来事が本当にあったのか、
またその絵は実在するのか、ということです。
・その絵は明治四十一年に、ある少年が「念写」に近い現象で描いたと言われている。
・少年が夢に見た竜が、着物の洗い張り用の板に浮き上がったらしい。
・少年の名前は豊島虎雄(とよしまとらお)で、岡山県倉敷市藤戸在住の当時小学四年生だった。
・その板は「遍照院」というお寺に現在でも保存されている、と三十年ほど前の本に書いてある。
ほんというと、
お寺がみつかったってことを関係各位にお知らせしたかっただけです。
お問い合わせは本当にするって方がいらっしゃったらお申し出ください。
問い合わせて聞いてみたのですが、結論から申しますと、残念なご報告になってしまいます。
まず、そのようなお話自体をお寺の方ご自身ご存じないとのことでした。
龍が浮き上がった板自体保存されておらず、見たことも無ければ聞いたことも無い、とのことでした。
ただ、この「遍照院」から1kmほど離れた場所で龍が空に飛び立つ光景が目撃された、
ということがかなり昔(明治以前)にあったというのを聞いたことがある、とのことです。
※その場所はこのお寺とは何の関係も無い場所です。
また、これもかなり昔で年数不明だが、地元で行われていた行事(お祭りの類)の際に使う、
龍を祭った神輿のようなものがこのお寺にあったという話を子どもの頃聞いたことがある、とのことで、
それ自体を見たことは無く、現在もそういうものは残っていないそうです。
お寺の方自体、そんな話があるの!?という感じで驚いておられました。
ちょっと調べてみて欲しいと頼もうかとも思ったのですが、
あまりに何も知らないという感じだったので、頼むことも出来ませんでした。
すいません...。
ちなみに、倉敷市内にはもう1つ別の「遍照院」というお寺があるのですが、
こちらにも念のため問い合わせをしましたが、こちらでも全くそんな話は聞いたことが無い、との回答でした。
問い合わせ結果としては以上のような感じでした。
絶対に口外してはいけない情報だから教えてもらえなかった可能性も捨て切れませんが、
きっとあれは演技ではなかったと思います・・。
役ただずで申し訳ありませんが、以上です。
この情報が掲載されていた本は斎藤守弘さんという方が書いたものですが、
ウィキペディアに書いてあるとおり、しばしばデタラメを実話として書く人です。
そして、実話にちょっぴりデタラメを混ぜて書く人でもあります。
http://q.hatena.ne.jp/1250457817
>ある本に、モックスという名前の人が、1965年くらいに飛行機の空中衝突を避けるための装置を発明したと書いてありました。
斎藤守弘さん関係でこういう質問もやったのですが、
完璧にデタラメだろうと思っていたら、
ベースになる話があったという驚愕の事実が判明しました。
それで龍の板の話も、もしや……と思ったんですけど、
やはり捏造だったんですね。
実在のお寺の写真まで使って ^-^;;;;;;;
id:ryota11さん、お問い合わせ本当にありがとうございました。
ちょっぴりですが、100ポイント送信します。
倉敷市の二つの遍照院の関係者の方、本当にありがとうございました。
いつか倉敷に行くことがあったら、必ずお参りいたします。
なお、この話が載っているのは
学研のジュニアチャンピオンコース『なぞ怪奇 超科学ミステリー』です。
中身は嘘ばっかりかもしれませんが、ほんとに面白くて夢中になって読んだ本です。
やらせや捏造に厳しい現代に、こういう本はもう作れないかもしれないけれど、
嘘をつくならこういう風につきたいです。
あまりに空振りだったので役立たずで終わったかなと思いましたが、
作者の方にそういう背景があったのですね^^;;
確かに話自体とてもおもしろく、もし本当にそんな板が残っていたら大興奮モノですね。
私自身楽しく問い合わせできました。
ありがとうございました!