大江健三郎の本を3冊以上読んだ方、よかった作品と簡単な感想を

ヒロシマ・ノート (岩波新書)

• 作者: 大江 健三郎
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• メディア: 新書

被爆から約20年を経た被爆者の苦悩が、よく書き表されている。

万延元年のフットボール

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%87%E5%BB%B6%E5%85%83%E5%B9%B4%E3%...

面白かったというような感想では言い表せないような作品で、心情描写に引き込まれるような力を感じました。

大江作品は昔ずいぶん読みましたが、一番記憶に残っているのはこれでしょうか？

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E5%BB%B6%E5%85%83%E5%B9%B...

インパクトはあるので、お勧めします。

静かな生活 (講談社文芸文庫)

• 作者: 大江 健三郎
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

大江健三郎の本のなかでは、語り口が平易でちょっと異色です。

作者自身の家族がモデルと考えられますが、やさしい文体ですっと気持ちにはいってくるところ、さまざまなトラブルがありつつもそれを「静かな生活」ととらえる主人公の気持ちのありかたなどが好ましい作品です。