1971年の出来事はアメリカの変動為替制によってマネーに物質的裏付けが無くなり、それに合わせて各国も1973年程度には変動為替制を取り入れた。

これを境にマネーにはどのような実が与えられたのでしょうか?
二酸化炭素でしょうか?
それとも、発展でしょうか?

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  • 終了:2011/01/09 01:45:07
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回答4件)

id:isamu_mitarai No.1

回答回数10ベストアンサー獲得回数0

ポイント23pt

http://google.com

URLはダミーです。

金解禁の事でしょうか?

実質これ以降は、物質的な裏付けはないです。

あえて言えば"信用"です。その国の経済・政治ですね。

なので、例えば、ある国の財政が悪化したり、経済が停滞したりするとこの"信用"リスク

が悪化するので、その国の通貨が売られて為替レートは下落します。後、通貨が下落する

要因としては、貨幣供給量ですね。例えば、2010年のアメリカは景気対策として、膨大な

ドルを市場に供給しました。これにより1ドルあたりの価値が下落、つまりドル安が一気に進んでいます。ドルインデックスというドルの強さを表す指数を見るとよくわかります。

また去年はユーロ圏に破綻のリスクのある国が出てきたと言う事でユーロが大きく売られ、

ユーロ安が大きく進んだ事はご存知だと思います。

逆に、財政が健全で、政治的に安定しており、経済が上向きであればその国の通貨は買われます。例えばスイスなんかは永世中立国なので有事の際などにはとりあえず、スイスフランが

買われる傾向があるようです。

後、通貨の価値を決める要因としては、金利・貿易収支などでしょうか。金利が高い国の通貨

(オーストラリア・ニュージーランドなど)は投資家によって買われます。貿易収支は例えば日本は、大幅な貿易黒字国です。つまり、輸入より輸出が多いため、海外の通貨を売って

円を買う額の方が大きいため、輸入の超過分だけ円高になっていきます。貿易収支は投資による通貨の売買と違って買いきり、売り切りなので為替レートを決める主要因と言われています。日本は財政赤字が膨大でありますが、円高が進行しているのはこれが原因であると言われています。(投資による通貨の売買は、例えば、金利高を狙って豪ドルを買って、高金利で豪ドルを増やしたとしても最終的に、豪ドルを本国に送金する、つまり豪ドル売り自国通貨買いになります)

id:maziro

大変詳しい解説ありがとうございます。

為替レートの解説は理解できました。

しかし、信用という言葉のとらえ方がいまいちしっくり来ません。

貿易赤字国で、大借金国のアメリカは信用が増えるということになりますが、

その裏付けはやはり軍隊ということなのでしょうか?

もちろん、物質的裏付けがない通貨にとって平和が最も大切な事というのもわかります。

最強の軍隊や情報機関に裏付けられた信用というのはもはや信用ではなく畏怖だとか萎縮、

恐縮のような言葉で表現すべきものではないでしょうか?

2011/01/02 17:12:21
id:wakwak_koba No.3

回答回数106ベストアンサー獲得回数14

ポイント22pt

>その裏付けはやはり軍隊ということなのでしょうか

>物質的裏付けがない通貨にとって平和が最も大切な事


 軍隊を含む世界政治の発言力でしょうね。

 特に(表向きに)軍隊を放棄した日本の場合、過去の政権下で「アメリカ国債を購入しない」という選択がなされることはありませんでした。財政が破綻しかけててカネがないのに他国には気前よくカネを貸すニッポン。米国債を「購入するメリット」よりも「購入しないデメリット」が甚大すぎるからの結論であると思います。


 個人的には日本が「アメリカ国債を購入しない」と宣言すると、なぜだか北朝鮮からミサイルが飛んでくるように思えてなりませんが(笑)


 あと「通貨にとって平和が大切」というのは事実だと思いますが、「手段を選ばずに更に儲けたい」と思ってる野蛮人たちにとっては、平和の存続は嬉しい話だけではありません。


 戦争は社会資本を壊すことですから復興事業はドル箱ですし、株価の大暴落は格安で株を買うチャンスです。さすがに、次に世界大戦が起きたら復興すら叶わない状況(人類滅亡の危機)に陥るかと思いますので世界大戦までは企画されないとは思いますが、アフガンやイラクのような、人類の存亡に影響を与えない程度の地域紛争は次々と企画される可能性が高いように思います。


 どちらにせよ、教科書に載ってる仕組みで経済や世界政治が動いているとは思わない方がいいだろうと最近は感じてきました。


http://q.hatena.ne.jp/1293900116

id:toshihiko0312 No.4

回答回数119ベストアンサー獲得回数3

ポイント22pt

http://fmdoll.web.fc2.com/tuki01.htm

 お金自体が、一つの商品として扱われるようになったことだと思います。

 「実体経済」とともに「マネー経済」が出現し、どんどん膨張し、制御

不能に陥ったのが今の状況と思います。

 金融工学という分野に亡くなられた伊藤清先生(京都大学理学部数学科

教授)の確率論が使われていますが、生前、伊藤先生は、これをどう思わ

れたか、お聞きしたかったです。私の想像では、嘆いておられたと思いま

す。

 経済理論を数学を使って構築するには、限界があると常々、思っていま

す。経済活動は、経済変数だけでなく、非経済変数(与党の考え、消費者

の価値観など)に大きく影響されます。数理大脳生理学や数理心理学がま

ず、あるべきと考えています。

 数学は、昔から限界を示しています。

  ガロア理論  

    -5次以上の方程式は代数的には解けない

  ゲーデルの不完全性定理

    -数学的な公理を積み重ねた定理であっても証明できないものが

     存在する

  アローの不完全性定理

    -民主主義の根本である公平性を担保する投票制度はない

 

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