日向ぼっこ、と言うと聞こえがいいですが極論で何度まで上昇するか?というポイントに絞ってお答えします。
季節にもよりますが真夏の車中を想像してください。
ダッシュボード付近は70度を軽く越え、車内温度は約60度に達します。
http://www.ueharaweb.com/tempcar.htm
よく子供や愛犬を放置、とニュースで見ますが考えられないですね。
入ってきた電磁波(太陽光)が全て吸収され、その部屋からの電磁放出が無く、永遠と保持し続けられるのであれば、理論上は太陽の表面温度である6000度くらいまでは行くのではないでしょうか?
太陽の光を集めると何度ぐらいまで温度を上げることができますか?
ただ、実際には、夜もありますし、熱も電磁波などに変換され損失もありますので、ソーラー温水器やボンネットなどの実例にあるように100度くらいまでが限界ではないでしょうか?
>6000度くらいまでは
そう思ったのですが、太陽から離れていると それよりは下がってしまうのでしょうかね?
あくまで、理論上の話ですが、
>太陽から離れていると それよりは下がってしまうのでしょうかね?
それはあり得ないのではないでしょうか?
と申しますのも、温度が何度まで上がるか否かは、どういった色の光(電磁波スペクトル)が地球に届いているかであり、温度が6000度というのは、電磁波のスペクトルが6000度の部分ですので、永遠に照射し続ければいつかは6000度になるように思います。
むしろ、太陽に含まれる、もっと高温域の僅かな電磁波スペクトルまで地球に到達していて永遠と照射し続けられるのであれば、太陽の中心温度まで到達する可能性もあるのではないかと思っています。
更に、追求すれば、宇宙線も透過させることなく、確実に熱に変換し蓄熱できれば、ビックバーンの頃の温度すら再現できるのでしょうかね?
理論上はこれも正しいような気がしますが、自信なしです。
おぉ。そうなると、6000℃以上という事ですね!
6000℃の空気か・・・。ポカポカ。
394K(=摂氏121度)かそれよりちょっと低いくらいだと思います。
考え方ですが、面積Sの部屋の窓が太陽光に直角に向き合っているとします。
部屋の絶対温度をTとすると、窓から外へ出て行く黒体輻射(おもに赤外線)のエネルギーは部屋の絶対温度の4乗と窓の面積に比例し、単位時間当たりσT^4・Sです。ここでσはシュテファン・ボルツマンの法則の定数σ=5.67×10^-8 W・m^-2・K^-4。
また、窓から室内へ入り込む太陽光のエネルギーは窓の面積に比例して、単位時間当たりa・Sです。ここでaはいわゆる太陽定数で、地球付近の宇宙空間ではa=1.37×10^3W・m-2。
平衡状態では部屋に入るエネルギーと出ていくエネルギーが等しいので、両者を等しいとおくと
σT^4・S=a・S (*)
よってT^4=a/σ。これを解くとT≒394K≒摂氏121度がわかります。
実際には、太陽光が大気を通り抜けてくる際にいくらか減衰するので、aをやや小さく見積もる必要があり、もう少し低い温度になるはずです。
かりに部屋の窓が太陽光に対して直角ではなく傾いているなら、式*の右辺で、a・Sのかわりにa・Scosθ(θは窓の法線と太陽光がなす角)を使ってTを求めることができます。もちろん、直角の場合より部屋の温度は低くなります。
科学には疎いので何とも言えませんが、完全に断熱した熱源も輻射によりエネルギーを失います。輻射のエネルギーは熱源と周囲の温度差によるので、ある温度で太陽からのエネルギーと輻射のエネルギーが釣り合い平衡状態になるはずです。
部屋が正6面体でその1面に対して垂直に太陽光が照射され続けると仮定します。そうすると、吸熱面に対して放熱面は6倍になりますから、
熱放射 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E6%94%BE%E5%B0%84
太陽定数 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%AE%9A%E6%95%B...
↑によれば、周辺の温度が300Kだとすると(放射率=吸収率として)
が成り立つ温度Tで平衡するはずです。
計算してみたところ、約332Kでした。思ったよりも低い温度でしたので、私の考えが何か間違っているかもしれません。その際はポイントは0でお願いします。
もちろん、現実には、部屋の断熱性能・ガラスの遮熱性能によります。
「完全に断熱された」状態だとまず部屋の温度があがりませんけどねw それはおいておいて。
窓にマクスウェルの悪魔がいると仮定し、外側から来たエネルギーは部屋の中に入れるけど部屋の中からは外に出さないとします。その状態では周りに熱源がある限りエネルギーを吸収し続けますね。
宇宙は数京年後には熱的死(エネルギーの移動がなくなり、宇宙で何も起きなくなる)に達すると予想されますが、例えそうなってもこの部屋はさらなる低エントロピーを求めるため、観測可能な宇宙の範囲にあるエネルギーをすべて吸収します。
宇宙初期のインフレーションによって観測可能な宇宙の外側に広がった部分に関してはエントロピーの到達可能性がないため、その部分に関しては取り戻すことができませんが、ビッグバン時の温度の数十分の一くらいまでいくかもしれない、と考えます。
太陽の輻射が窓から入って、完全に熱が出てゆかないとすればj4mikaさんの回答通りです。温度は輻射(電磁波)の波長に相当する温度まで上がり、そこで安定します。しかし、理論であって、窓まで完全断熱ならば光も入らない事になりますからLiveinTokyoさんのようになるでしょう。
ちなみに、話は横へ行きますが、完全断熱の入れ物(光も、他のエネルギーの出入りさえできない)に花崗岩を入れると、含まれた放射性物質の為、熔ける、という話をしっていますか?、それと花崗岩などは水分を豊富に含むので、成分の長石・石英・雲母等の融解温度よりズット低い温度で、非常に濃い水溶液(溶解度が大きい)として溶ける事も。(とけるの字の違いにご注意)
貴方の質問に私の意見としてまともに回答してませんので配点は遠慮します。
車だと完全に断熱・密閉されていないので まだあがると思うのです。