基幹ネットワーク(192.168.10.x)(DNS:192.168.20.1)
└当部署(L3スイッチ/192.168.100.2)─L2スイッチ─業務用パソコン
└当部署のDHCPサーバ(Linux)(192.168.100.3)
わかりにくくてすいませんが、上記のようなネットワーク構成があるとします。
当部署でいえば、IPの割り当ては以下のようになります。
192.168.100.1/デフォルトゲートウェイ
192.168.100.4~253/固定およびDHCPで使用する
192.168.100.254/不明
255.255.255.0/サブネットマスク
192.168.20.1/優先DNSサーバー
質問です。
Windows Server製品でDHCP設定が可能なエディションとPC本体を購入してきて、以下のサイトを参考に、上記に上げた"わかる範囲の数値だけ"をサーバに設定して、既存のLinuxサーバと差し替えれば、DHCPサーバとして稼働するのでしょうか。
また一般的に、新しいDHCPサーバに基幹ネットワークに関わる上記以外の数値を設定したり、またその逆で基幹ネットワーク側で設定しなければならないDHCPサーバの数値が必要でしょうか。
■参考サイト
http://atnetwork.info/tips/dhcpserver.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/542dhcpaddr/dhcpaddr.html
■私の関連質問
http://q.hatena.ne.jp/1294908377
http://q.hatena.ne.jp/1294987229
既存のLinuxサーバと差し替えれば、DHCPサーバとして稼働するのでしょうか。
L3スイッチの設定で、他部署へのアクセスはできないという前提ですよね。
それであれば問題なく稼働します。
一点、注意が必要なのは、IP アドレスのリース状況が引き継がれない、という点です。
新しいサーバでは、一切、リースしている IP アドレスが無い状態からスタートする事になるので、旧サーバでリース済みの IP アドレスを、別の PC へ割り当ててしまう可能性があります。
Windows 同士だと、下記のページの様に、リース状態を含めてエクスポート・インポートできるようですが、Linux サーバのリース情報(多分、/var/lib/dhcpd/dhcpd.leases)をインポートする方法は見つかりませんでした。
How to use the Netsh utility to export and import DHCP scopes
ひょっとしたら、上記の方法でインポートするためのデータを手作業で dhcpd.leases から作る事が出来るかもしれませんが、数が多ければかなりの手間になると思います。
なので、各クライアントで一度、取得した IP アドレスを解放(ipconfig /release)し、再取得する必要があると思います。
図中の"L3スイッチ"へは、前任者がID・PW紛失のため管理画面へ入れませんが、VLAN等、IPを振り分ける特別な設定はしていないようです。
でも、DHCP サーバと PC でセグメントが違うように見える(ネットマスクが 255.255.0.0 とかだったら、問題ないけど)から、だとすると、L3 スイッチに DHCP リレーエージェントの設定が入っていそうな気が...
ご回答ありがとうございます!
情報収集して再度質問させていただければと思います。すいません。
※ネットマスクの点で懸念される点があるようですので、参考になるかどうかわかりませんが、route printでの出力結果を後ほど記載します。
お手数でなければご参考・ご教示をいただければと思います。
※追記です。参考になるかどうかはわかりませんが、route printの値を載せます。
C:\>route print =========================================================================== Active Routes Network Destination Netmask Gateway Interface Metric 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.100.1 192.168.100.50 20 168.0.0.0 255.0.0.0 168.0.0.1 168.0.0.1 1 192.168.100.0 255.255.255.0 192.168.100.50 192.168.100.50 20 192.168.100.50 255.255.255.255 168.0.0.1 168.0.0.1 20 192.168.255.255 255.255.255.255 192.168.100.50 192.168.100.50 20 123.456.0.0 255.255.0.0 192.168.100.50 192.168.100.50 20 789.0.0.0 999.0.0.0 192.168.100.50 192.168.100.50 20 255.255.255.255 255.255.255.255 192.168.100.50 192.168.100.50 1 255.255.255.255 255.255.255.255 192.168.100.50 2 1 Default Gateway: 192.168.100.1 =========================================================================== Persistent Routes non ■数値に関する補足です。 IPの数値などは192.168...とわかりやすいものに変えてありますが(わかりにくいかもしれませんが) 表から以下に抜き出した、123、456、789、999は、route printで実際に表示された数値のどれとも被らない数値でした。 また以下の"不明"とした3つのIPですが、会社のHPやネットワークに関係しそうなサーバ、また外部にtracertを打った値とは全く異なる数値でした。 192.168.100.50/私のPC(DHCP) Network Destination配下 123.456.0.0/不明 789.0.0.0/不明 Netmask配下 999.0.0.0/不明
質問どおりで問題ありません。
ただ、現在のDHCPサーバーでなにも設定や変更もできませんから
取り合えた時点ではしばらくネットワークが不安定になる可能性があります。
取り替えるときは、現在のDHCPサーバーは停止か、ネットワークから取り除いてください。
http://atnetwork.info/tcpip1/tcpip183.html
クライアント側では、DHCPから明示的にIPの振り直しをする必要があります。
この時点で、古いDHCPサーバーで取得されたIPを使っているマシンと
新しいDHCPサーバーから割り当てられたマシンのIPアドレスで
一時的に重複することがありえます。
この点だけは注意が必要です。
ご回答ありがとうございます!
ご懸念いただいた点に気を付けます。
※JURYさん(2番目)のご回答で懸念される点があるようで、参考になるかどうかわかりませんが、route printでの出力結果を後ほど記載します。
お手数でなければご参考・ご教示をいただければと思います。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | t.t. | 29回 | 14回 | 0回 | 2011-01-21 17:24:36 |
回答ありがとうございます!
仰る通り、他部署へはアクセスできません。
上図でいいますと192.168.150.xとか192.168.200.xが他部署に当たり、IPの第3オクテッドにて、基幹ネットワーク管理側から見て、部署を分割しているようです。
当然ながら、基幹ネットワークを通して外部への接続(単なるネット閲覧)とかはできます。