http://zai.diamond.jp/articles/-/36834
ざっくり言ってしまいますと、アメリカ経済は個人消費(サービス・物流などへの消費)で成り立っています。早い話が第三次産業ですね。
で、対外的には知的所有権という事になりましょうか? AmazonやGoogleは世界的に広がる『サービス業』ですし、Appleは確かに生産は中国などに出していますけれども、ブランド自体はアメリカですし、製造業もブランドを売るというスタンスになっているように思えます。(この辺りは我が国でも顕著になりつつありますね)
こないだこけたあたりという事になりますと、金融も大きな部分だったと思います。
これはイギリスにも言えることなのでちょっと今どういう具合かなどはわかんないんですけどね(^^;
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/1803us_current_account...
データとしてはH18年の物ですのでちょっと古いですが、ここの第一部に構造変化のグラフがでていますのでご参照ください。
モノとしては自動車と半導体でしょう。
産業としては自動車と情報処理。そして軍事関係、航空機、金融。
情報処理関連はGoogleやIntelに代表されるように主な情報処理関連企業のトップがアメリカにあります。金融も金銭という情報を扱うため情報処理の一部といえるかもしれません。
農業も大きいです。広大な国土に肥沃な大地があり、小麦、大豆、トウモロコシなどを潤沢に生産しています。
さまざまな産業のトップにアメリカがいるのでコレがアメリカ産業を牽引している、とは言えないと思いますが、ここ数年は情報処理がアメリカの経済発展を支えているといえるでしょう。
「支出項目別国内総生産(名目GDP,構成比)」のExcelシートご覧になれば分かる通り、アメリカは輸入大国です。(じつは日本の輸出もそれほど多くない)
それでも高い成長率を支えているのは内需です。
「アメリカのGDP構造その2」が参考になります。
ありがとうございます
詳しい説明ありがとうございました。よくわかりました。