二十年ほど前になるでしょうか、私が小学生高学年の頃、正月に2つ下の弟と二人で仲良く遊べと双六を買ってもらいました。
双六といっても、持ち運びの出来るポータブルな、手のひらサイズのもの。
小さな磁石の駒で、やはり小さな小さなボード上で遊びます。
これを私はいたく気に入り、夜や休日には友達や弟、時には両親も誘ったりしてみんなで何度も遊びました。
ただ、なにしろボードが小さいので、コマを置くと下の文字が見えなくなってしまうし、同じマスに2人も来ようものなら
一人は横へはみだしてしまいます。
もっと大きな双六があればいいと思っていましたが、そこでひらめいたのが、自分達でのオリジナルの双六作り。
私も弟も本当は当時ブームにもなった人生ゲームが欲しかったのですが、予算の都合上双六になっていたので、
人生ゲームというわけにはいきませんが、人生ゲーム風の双六を作ろう!ということに。
紙はB5サイズの紙が家にいっぱいあったので、それを父に頼んでなんと50枚ほども分けてもらいました。
あとは黒のサインペンと色ペンを用意します。
B5の紙1枚を2マスに線で分け、スタートの1からゴールの100までの数字を書きます(これは生まれてから寿命までの年の予定)。
そこに、自分達のいままでの出来事と、未来については両親に聞きながら、何歳で結婚したの?、何歳で車や家を買ったの?
何歳で私達は生まれたの?、なんて聞きながら将来のイメージを紙に書いていきました。
例えば、18のマスには「18さい サクラチル→1回休み」とか24のマスには 「24さい 結婚!→5つ進む」、とか
30のマスには 「30さい 子どもが生まれる→3つ進む」、とか、40 のマスに、「40さい 家を買う 4つ進む」などと書き、
あまりイメージがわかない所は、空白にしたりしました。
もちろん想像のところもありますが次々と出世をし、ついには社長になったり、犬や猫を飼ったり、ハワイ旅行や
月旅行へまで行くなんて書いたりしてましたっけ。
そしてできあがった紙を重ならないように、きちんと順番に並べてセロハンテープで留めていきます。
なにせ50枚もの大作です。
広げると大きいのですが、しまう時には畳んで小さくなるようにと考えました。うまく止めないと綺麗に畳めません。
双六の中身を考えるのも時間がかかりましたが、紙をテープで止めて行くのが実は一番手間がかかった部分です。
最初は全部ピッタリ貼っていましたが、途中からきちんと貼らなくても、バラバラになければ大丈夫と数箇所止めるようにしました。
この出来上がった人生双六は、サイコロを振って出た目を進むという普通の双六同様に、遊びます。
駒も手作りで色ちがいの色画用紙を丸く筒状にしてホチキスで止めたものに厚紙に似顔絵を描いたものを貼った駒でした。
両親の分の似顔絵を弟が描いていたら、父から「もっと髪をフサフサに男前に描け」と注文がついたりしましたw
畳めば封筒に納まるサイズで、広げると部屋の半分は占めるような巨大な家族の人生双六。
これはなかなか面白くて、しばらく家族で楽しんでいました。
ところが、この人生双六を、ある日弟が友達ともやりたがったのです。
親としてはなんだか気恥ずかしかったようで、今度は違うのを作ろう!と、言い出しました。
B5の用紙で同じく蛇腹折りでしまえるように作りましたが、紙は白紙のままで線だけ書いてマス目をつくり、
紙も今度は全部をつなげずに、5枚から8枚くらいにして長さをつなぎ方で調節できるようにしました。
そして別の紙に、指示を書いたものを用意して、ゲームをする時にマスの上に伏せて並べて、毎回内容が変わるオリジナル双六にしました。
指示は主に腕立て伏せ5回!から、3回まわってワン、変な顔をするなどバツゲーム的なものや、一人だけお菓子をもらえるとか、隣の人の肩たたき10回など、その時のメンバーの気分や趣味で変わったりして面白かったです。
この人生双六、オリジナル双六はどちらも私にとって懐かしく思い出のあるゲームです。いつかは今の家族と一緒にオリジナルイエ双六を作りたいなぁと思います^^
二十年ほど前になるでしょうか、私が小学生高学年の頃、正月に2つ下の弟と二人で仲良く遊べと双六を買ってもらいました。
双六といっても、持ち運びの出来るポータブルな、手のひらサイズのもの。
小さな磁石の駒で、やはり小さな小さなボード上で遊びます。
これを私はいたく気に入り、夜や休日には友達や弟、時には両親も誘ったりしてみんなで何度も遊びました。
ただ、なにしろボードが小さいので、コマを置くと下の文字が見えなくなってしまうし、同じマスに2人も来ようものなら
一人は横へはみだしてしまいます。
もっと大きな双六があればいいと思っていましたが、そこでひらめいたのが、自分達でのオリジナルの双六作り。
私も弟も本当は当時ブームにもなった人生ゲームが欲しかったのですが、予算の都合上双六になっていたので、
人生ゲームというわけにはいきませんが、人生ゲーム風の双六を作ろう!ということに。
紙はB5サイズの紙が家にいっぱいあったので、それを父に頼んでなんと50枚ほども分けてもらいました。
あとは黒のサインペンと色ペンを用意します。
B5の紙1枚を2マスに線で分け、スタートの1からゴールの100までの数字を書きます(これは生まれてから寿命までの年の予定)。
そこに、自分達のいままでの出来事と、未来については両親に聞きながら、何歳で結婚したの?、何歳で車や家を買ったの?
何歳で私達は生まれたの?、なんて聞きながら将来のイメージを紙に書いていきました。
例えば、18のマスには「18さい サクラチル→1回休み」とか24のマスには 「24さい 結婚!→5つ進む」、とか
30のマスには 「30さい 子どもが生まれる→3つ進む」、とか、40 のマスに、「40さい 家を買う 4つ進む」などと書き、
あまりイメージがわかない所は、空白にしたりしました。
もちろん想像のところもありますが次々と出世をし、ついには社長になったり、犬や猫を飼ったり、ハワイ旅行や
月旅行へまで行くなんて書いたりしてましたっけ。
そしてできあがった紙を重ならないように、きちんと順番に並べてセロハンテープで留めていきます。
なにせ50枚もの大作です。
広げると大きいのですが、しまう時には畳んで小さくなるようにと考えました。うまく止めないと綺麗に畳めません。
双六の中身を考えるのも時間がかかりましたが、紙をテープで止めて行くのが実は一番手間がかかった部分です。
最初は全部ピッタリ貼っていましたが、途中からきちんと貼らなくても、バラバラになければ大丈夫と数箇所止めるようにしました。
この出来上がった人生双六は、サイコロを振って出た目を進むという普通の双六同様に、遊びます。
駒も手作りで色ちがいの色画用紙を丸く筒状にしてホチキスで止めたものに厚紙に似顔絵を描いたものを貼った駒でした。
両親の分の似顔絵を弟が描いていたら、父から「もっと髪をフサフサに男前に描け」と注文がついたりしましたw
畳めば封筒に納まるサイズで、広げると部屋の半分は占めるような巨大な家族の人生双六。
これはなかなか面白くて、しばらく家族で楽しんでいました。
ところが、この人生双六を、ある日弟が友達ともやりたがったのです。
親としてはなんだか気恥ずかしかったようで、今度は違うのを作ろう!と、言い出しました。
B5の用紙で同じく蛇腹折りでしまえるように作りましたが、紙は白紙のままで線だけ書いてマス目をつくり、
紙も今度は全部をつなげずに、5枚から8枚くらいにして長さをつなぎ方で調節できるようにしました。
そして別の紙に、指示を書いたものを用意して、ゲームをする時にマスの上に伏せて並べて、毎回内容が変わるオリジナル双六にしました。
指示は主に腕立て伏せ5回!から、3回まわってワン、変な顔をするなどバツゲーム的なものや、一人だけお菓子をもらえるとか、隣の人の肩たたき10回など、その時のメンバーの気分や趣味で変わったりして面白かったです。
この人生双六、オリジナル双六はどちらも私にとって懐かしく思い出のあるゲームです。いつかは今の家族と一緒にオリジナルイエ双六を作りたいなぁと思います^^