杖にヘビが巻きついた図像であると思いますが、
「普遍性」をあらわすそれは、
図像学的には、どのようなものなのでしょうか。
http://www.isis.ne.jp/tanalogue/011205.html
http://www.karakusamon.com/hebi_seido.html
宗教世界のことになりますが、イコンとしての蛇は人に知恵を与えた神として捉えられています。
そして、多くの宗教にとっての「知恵」は人にとって良くも悪くも生る善悪二面を持つ存在と考えられているようです。
キリスト教では完全に悪役ですけどね。
エデンの園の蛇以前にも様々な宗教にとって蛇は知恵の象徴だったようです。
それ以外にも善悪二面を持つ様々な意味に解釈されています。
アスクレピオスの杖は日常持ち歩く「杖」に知恵の象徴たる蛇が巻き付いているわけですから、現代で言えば「知恵の神様・人間の知恵・多くの人を救う知識ではあるが間違えて使うと害になる・・・」くらいの意味だと思います。
それを普遍性と言えるかどうかは解釈の仕方に掛かっていると感じます。
普遍性概念と、知性概念とは、まったく違います。
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