http://www.publickey1.jp/blog/11/_amazon_1.html
全体像が知りたい、と思い質問させていただきました。
下記質問ですが、内容を外していたらすみません(ご指摘いただけると助かります)
・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?
(いろいろあるようですが、かいつまんで有名どころを説明いただけるとありがたいです)
・実際にどんな形で誰がその機能を使い(開発者?)(どんなサービス?)、
・だれがどのように使用(ユーザ?)されるのでしょうか?
・今回「日本でのデータセンター『東京リージョン』の開設」ということですが、
誰にどんなメリットがあると考えられるのでしょうか?
私個人は、twitterのAPIをちょっと触ったりする程度ですが、
技術寄りのお話になってもぜんぜんかまいません。どうぞよろしくお願い致します。
>・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?
AWSに関してはとりあえずは、使っただけ課金されるレンタルサーバと考えておけば良いと思います。特徴としては以下の様な感じです。
新しいサーバ(インスタンスと呼ぶ)を追加で立ち上げたければ、追加の契約などなしで管理画面からいくつでもすぐに起動できます。使わなくなったらインスタンスを落としておけば課金されません。
WindowsやLinuxなどのOSが入った何でもありのレンタルサーバとしての機能(EC2)の他に、主要なところでは以下の様な機能があります。これら機能も使った分だけが課金されます。
ハードウェアやネットワークの障害対応や増強などの保守作業は全てAmazonに任せられるうえ、使った分だけ課金という形でサーバをいくつでもポンポン簡単に起動できる為、最初は小さいサーバで初めて、サイトの規模が大きくなったら個人では不可能だったレベルの大規模サーバまで、誰でも簡単に利用出来るようになったというのがAWSのメリットです。
固定的にサーバを確保する必要が無くなるため、企業などでも毎月数百万とか数千万とかかかっているサーバ群を撤廃してAWSに切り替えることでコストカットが出来るメリットもあります。
>・実際にどんな形で誰がその機能を使い
企業や個人の技術者がこの機能を使ってユーザにサービスを提供します。
具体的にAWSを使ってるサービスは調べなおすのが面倒なので割愛しますが、誰もが知っている有名サービスが実はAWSで動いているというのが最近はよくあることです。
>・『東京リージョン』の開設について
上記のような様々なメリットがあるサービスなのですが、これまで日本国内にデータセンターがなかった為レイテンシというものが問題になっていました。
レイテンシというのは、クライアントがリクエストを投げてからサーバから返事が帰ってくるまでの遅延時間のことで、ぶっちゃけ距離の問題です。
光の速度で信号を伝達しても日本からアメリカまで行って帰ってくるだけで150ミリ秒くらいの時間がかかってしまいます。
このレイテンシの高さは、実際にネット上のサービスを利用しているときには体感できるほどの遅さとして現れます。これはサーバの性能などは全く関係なく物理的にどうしようもない問題です。
それが国内サーバが提供されることによりレイテンシは僅か数ミリ秒になります。
これは日本ユーザに取っては天啓だ、というわけでみんな騒いでるわけです。
クラウドサービスです。
http://aws.typepad.com/aws_japan/2010/11/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%8...
* Amazon EC2 Linux マイクロ インスタンス利用 (613 MB メモリと、32 ビットと 64 ビットプラットフォームサポート) 750 時間 – 毎月継続的に実行するのに十分な時間*
* Elastic Load Balancing 750 時間に 15 GB データ処理*をプラス
* 10 GB の Amazon Elastic Block Storage に加え、入出力 100万回、1GB のスナップショット ストレージ、1万スナップショット GET リクエスト、1,000 スナップショット PUT リクエスト*
* 5GB の Amazon S3 ストレージ、20,000 Get リクエスト、2,000 Put リクエスト*
* インターネットデータ転送 30 GB (データ受信 15 GB とデータ送信 15 GB、Amazon CloudFront を除くすべてのサービス)*
* Amazon SimpleDB の25マシン時間と 1GB ストレージ**
* Amazon Simple Queue Service のリクエスト 10万件**
* Amazon Simple Notification Service に対するリクエスト 10万件、HTTP 通知 10万件、Eメール通知 1,000 件**
* 10 Amazon Cloudwatch アラーム**
これらのサービスに加え、AWS のアプリケーション構築・管理に役立てていただくため、AWS Management Console を無料でご利用いただけます。
Amazon Web Servicesを最先端で利用している方たちが扱うトピックを知ることができました。コミュニティも盛り上がっているようでますます注目して行きたいと思います。ありがとうございました。
>・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?
AWSに関してはとりあえずは、使っただけ課金されるレンタルサーバと考えておけば良いと思います。特徴としては以下の様な感じです。
新しいサーバ(インスタンスと呼ぶ)を追加で立ち上げたければ、追加の契約などなしで管理画面からいくつでもすぐに起動できます。使わなくなったらインスタンスを落としておけば課金されません。
WindowsやLinuxなどのOSが入った何でもありのレンタルサーバとしての機能(EC2)の他に、主要なところでは以下の様な機能があります。これら機能も使った分だけが課金されます。
ハードウェアやネットワークの障害対応や増強などの保守作業は全てAmazonに任せられるうえ、使った分だけ課金という形でサーバをいくつでもポンポン簡単に起動できる為、最初は小さいサーバで初めて、サイトの規模が大きくなったら個人では不可能だったレベルの大規模サーバまで、誰でも簡単に利用出来るようになったというのがAWSのメリットです。
固定的にサーバを確保する必要が無くなるため、企業などでも毎月数百万とか数千万とかかかっているサーバ群を撤廃してAWSに切り替えることでコストカットが出来るメリットもあります。
>・実際にどんな形で誰がその機能を使い
企業や個人の技術者がこの機能を使ってユーザにサービスを提供します。
具体的にAWSを使ってるサービスは調べなおすのが面倒なので割愛しますが、誰もが知っている有名サービスが実はAWSで動いているというのが最近はよくあることです。
>・『東京リージョン』の開設について
上記のような様々なメリットがあるサービスなのですが、これまで日本国内にデータセンターがなかった為レイテンシというものが問題になっていました。
レイテンシというのは、クライアントがリクエストを投げてからサーバから返事が帰ってくるまでの遅延時間のことで、ぶっちゃけ距離の問題です。
光の速度で信号を伝達しても日本からアメリカまで行って帰ってくるだけで150ミリ秒くらいの時間がかかってしまいます。
このレイテンシの高さは、実際にネット上のサービスを利用しているときには体感できるほどの遅さとして現れます。これはサーバの性能などは全く関係なく物理的にどうしようもない問題です。
それが国内サーバが提供されることによりレイテンシは僅か数ミリ秒になります。
これは日本ユーザに取っては天啓だ、というわけでみんな騒いでるわけです。
サービスの輪郭と、今回のニュースの要点を非常によく理解でき、喜び感じ入りました。ありがとうございました。
サービスの輪郭と、今回のニュースの要点を非常によく理解でき、喜び感じ入りました。ありがとうございました。