Amazon Web Services?について質問です。(下の記事を読み興味を持ちました)

http://www.publickey1.jp/blog/11/_amazon_1.html

全体像が知りたい、と思い質問させていただきました。
下記質問ですが、内容を外していたらすみません(ご指摘いただけると助かります)

・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?
 (いろいろあるようですが、かいつまんで有名どころを説明いただけるとありがたいです)
・実際にどんな形で誰がその機能を使い(開発者?)(どんなサービス?)、
・だれがどのように使用(ユーザ?)されるのでしょうか?
・今回「日本でのデータセンター『東京リージョン』の開設」ということですが、
 誰にどんなメリットがあると考えられるのでしょうか?

私個人は、twitterのAPIをちょっと触ったりする程度ですが、
技術寄りのお話になってもぜんぜんかまいません。どうぞよろしくお願い致します。

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  • 終了:2011/03/04 09:38:25
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ベストアンサー

id:y-kawaz No.2

回答回数1422ベストアンサー獲得回数226

ポイント53pt

>・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?

AWSに関してはとりあえずは、使っただけ課金されるレンタルサーバと考えておけば良いと思います。特徴としては以下の様な感じです。

新しいサーバ(インスタンスと呼ぶ)を追加で立ち上げたければ、追加の契約などなしで管理画面からいくつでもすぐに起動できます。使わなくなったらインスタンスを落としておけば課金されません。

WindowsやLinuxなどのOSが入った何でもありのレンタルサーバとしての機能(EC2)の他に、主要なところでは以下の様な機能があります。これら機能も使った分だけが課金されます。

  • 静的ファイルを保存・配信する機能(S3)
  • S3上のファイルを安価で高速に配信する機能(CloudFront)
  • 複数サーバの負荷分散機能(Elastic Load Balancing)
  • リレーショナルデータベース機能(SimpleDB)
  • メール配信機能(SES)
  • DNSサーバ機能(Route53)

ハードウェアやネットワークの障害対応や増強などの保守作業は全てAmazonに任せられるうえ、使った分だけ課金という形でサーバをいくつでもポンポン簡単に起動できる為、最初は小さいサーバで初めて、サイトの規模が大きくなったら個人では不可能だったレベルの大規模サーバまで、誰でも簡単に利用出来るようになったというのがAWSのメリットです。

固定的にサーバを確保する必要が無くなるため、企業などでも毎月数百万とか数千万とかかかっているサーバ群を撤廃してAWSに切り替えることでコストカットが出来るメリットもあります。


>・実際にどんな形で誰がその機能を使い

企業や個人の技術者がこの機能を使ってユーザにサービスを提供します。

具体的にAWSを使ってるサービスは調べなおすのが面倒なので割愛しますが、誰もが知っている有名サービスが実はAWSで動いているというのが最近はよくあることです。


>・『東京リージョン』の開設について

上記のような様々なメリットがあるサービスなのですが、これまで日本国内にデータセンターがなかった為レイテンシというものが問題になっていました。

レイテンシというのは、クライアントがリクエストを投げてからサーバから返事が帰ってくるまでの遅延時間のことで、ぶっちゃけ距離の問題です。

光の速度で信号を伝達しても日本からアメリカまで行って帰ってくるだけで150ミリ秒くらいの時間がかかってしまいます。

このレイテンシの高さは、実際にネット上のサービスを利用しているときには体感できるほどの遅さとして現れます。これはサーバの性能などは全く関係なく物理的にどうしようもない問題です。

それが国内サーバが提供されることによりレイテンシは僅か数ミリ秒になります。

これは日本ユーザに取っては天啓だ、というわけでみんな騒いでるわけです。

id:piglovesyou

サービスの輪郭と、今回のニュースの要点を非常によく理解でき、喜び感じ入りました。ありがとうございました。

2011/03/04 09:33:18

その他の回答1件)

id:hanako393 No.1

回答回数1142ベストアンサー獲得回数87

ポイント17pt

クラウドサービスです。

http://aws.typepad.com/aws_japan/2010/11/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%8...

* Amazon EC2 Linux マイクロ インスタンス利用 (613 MB メモリと、32 ビットと 64 ビットプラットフォームサポート) 750 時間 – 毎月継続的に実行するのに十分な時間*

* Elastic Load Balancing 750 時間に 15 GB データ処理*をプラス

* 10 GB の Amazon Elastic Block Storage に加え、入出力 100万回、1GB のスナップショット ストレージ、1万スナップショット GET リクエスト、1,000 スナップショット PUT リクエスト*

* 5GB の Amazon S3 ストレージ、20,000 Get リクエスト、2,000 Put リクエスト*

* インターネットデータ転送 30 GB (データ受信 15 GB とデータ送信 15 GB、Amazon CloudFront を除くすべてのサービス)*

* Amazon SimpleDB の25マシン時間と 1GB ストレージ**

* Amazon Simple Queue Service のリクエスト 10万件**

* Amazon Simple Notification Service に対するリクエスト 10万件、HTTP 通知 10万件、Eメール通知 1,000 件**

* 10 Amazon Cloudwatch アラーム**

これらのサービスに加え、AWS のアプリケーション構築・管理に役立てていただくため、AWS Management Console を無料でご利用いただけます。

id:piglovesyou

Amazon Web Servicesを最先端で利用している方たちが扱うトピックを知ることができました。コミュニティも盛り上がっているようでますます注目して行きたいと思います。ありがとうございました。

2011/03/04 09:37:03
id:y-kawaz No.2

回答回数1422ベストアンサー獲得回数226ここでベストアンサー

ポイント53pt

>・Amazon Web Servicesは、どんな機能を提供しているのですか?

AWSに関してはとりあえずは、使っただけ課金されるレンタルサーバと考えておけば良いと思います。特徴としては以下の様な感じです。

新しいサーバ(インスタンスと呼ぶ)を追加で立ち上げたければ、追加の契約などなしで管理画面からいくつでもすぐに起動できます。使わなくなったらインスタンスを落としておけば課金されません。

WindowsやLinuxなどのOSが入った何でもありのレンタルサーバとしての機能(EC2)の他に、主要なところでは以下の様な機能があります。これら機能も使った分だけが課金されます。

  • 静的ファイルを保存・配信する機能(S3)
  • S3上のファイルを安価で高速に配信する機能(CloudFront)
  • 複数サーバの負荷分散機能(Elastic Load Balancing)
  • リレーショナルデータベース機能(SimpleDB)
  • メール配信機能(SES)
  • DNSサーバ機能(Route53)

ハードウェアやネットワークの障害対応や増強などの保守作業は全てAmazonに任せられるうえ、使った分だけ課金という形でサーバをいくつでもポンポン簡単に起動できる為、最初は小さいサーバで初めて、サイトの規模が大きくなったら個人では不可能だったレベルの大規模サーバまで、誰でも簡単に利用出来るようになったというのがAWSのメリットです。

固定的にサーバを確保する必要が無くなるため、企業などでも毎月数百万とか数千万とかかかっているサーバ群を撤廃してAWSに切り替えることでコストカットが出来るメリットもあります。


>・実際にどんな形で誰がその機能を使い

企業や個人の技術者がこの機能を使ってユーザにサービスを提供します。

具体的にAWSを使ってるサービスは調べなおすのが面倒なので割愛しますが、誰もが知っている有名サービスが実はAWSで動いているというのが最近はよくあることです。


>・『東京リージョン』の開設について

上記のような様々なメリットがあるサービスなのですが、これまで日本国内にデータセンターがなかった為レイテンシというものが問題になっていました。

レイテンシというのは、クライアントがリクエストを投げてからサーバから返事が帰ってくるまでの遅延時間のことで、ぶっちゃけ距離の問題です。

光の速度で信号を伝達しても日本からアメリカまで行って帰ってくるだけで150ミリ秒くらいの時間がかかってしまいます。

このレイテンシの高さは、実際にネット上のサービスを利用しているときには体感できるほどの遅さとして現れます。これはサーバの性能などは全く関係なく物理的にどうしようもない問題です。

それが国内サーバが提供されることによりレイテンシは僅か数ミリ秒になります。

これは日本ユーザに取っては天啓だ、というわけでみんな騒いでるわけです。

id:piglovesyou

サービスの輪郭と、今回のニュースの要点を非常によく理解でき、喜び感じ入りました。ありがとうございました。

2011/03/04 09:33:18
  • id:y-kawaz
    あと書き忘れましたが、東京リージョンが出来ることの重要性の一つに「国内」にサーバがあることが保証されることです。
    これがどう重要かというと、大企業やお役所関係の仕事だとデータが海外に保存される=輸出?みたいな扱いになり、安全保障に関することや監査資料の作成が非常に面倒なことになるケースが増える為、採用の障害になることがありましたが。
    日本リージョンが出来ることによりその問題が解決し、企業での導入がより進めやすくなるというメリットがあります。
    まぁ、僕みたいな個人プログラマにはあまり関係ない話ですけど。
  • id:piglovesyou
    そういた問題もあったのですね、知りませんでした。。ありがとうございます。
    ご回答いただいた内容から、新たに「データセンター==サーバ?」「今まではどうしていたのか」など疑問が湧き、またこちらで質問させていただくかも知れません。知らないことばかりですが、どうぞ宜しくお願い致します。
  • id:y-kawaz
    データセンター=サーバが沢山入っている施設、です。
    サーバの場所が問題になる場合、今までは自社や客先の会社内など設置する自社サーバか、国内のNTT他日本の会社が運営するデータセンターを使うのが普通です。
  • id:piglovesyou
    そういうことなのですね。本当にありがとうございます。それで、自社サービスを展開しているWeb系の会社の多くは自社サーバを持ち運営していたのですね。たしかに、Amazon Web Servicesは有用なサービスをたくさん提供していて盛り上がってもいるようですので、そのデータセンターが東京にくるというのはビッグニュースですね。しかし、最近「クラウドサービスは事実上違法」のようなニュースもあったように思いますが。いずれにしても、Amazon Web Servicesは小さく借りることも出来るようなので、機会を見つけて必ず触ってみたいと思います。ありがとうございました。

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