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TVの報道番組で、
牛肉1kgあたりの放射性物質の暫定規制値は500ベクレルである報道していました。
先日、アイソトープ治療を受けましたが、そのときに服用したカプセル1錠の放射性
物質の量は1.11ギガベクレルである聞きました。
このカプセル1錠を服用することは、1kgあたり500ベクレルの牛肉を2,220tonも食べ
ることに相当します(下記計算※)。
そこで質問ですが、アイソトープ治療には、ある程度の副作用の可能性を前提に施行
されていると思われますが、どのような副作用がどの程度可能性があるのでしょうか?
(※計算)
1.11ギガベクレル
=1,110メガベクレル
=1,110,000キロベクレル
=1,110,000,000ベクレル
ですから、
(1,110,000,000/500)kg=2,220,000kg=2,220ton
治療薬の場合の考え方は、その治療薬が無ければ陥る状態より、良い状態になる程度の効果があれば良いということになります。
例えば、治療しなければ1年以内に死亡するという病気であれば、その病気が治るが5年以内に他の重病にかかる可能性が100%というものでも、薬になる可能性があります。(治療の際には、その薬の危険性を説明した上で、使用の可否を患者と共に決めることになります。)
また、ベクレルというのは、放射線の放出回数です。
同じベクレル数でも、元素によって体に与えられる影響は大きく違います。
治療用のものは、体に影響の少ない種類のものを使っていますので、単純には比較できません。
体への影響は、シーベルト単位で比較出来ます。
回答ありがとうございます。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | SINYA | 58回 | 34回 | 0回 | 2011-04-05 19:42:42 |
回答ありがとうございます。
日本アイソトープ協会という組織の存在をお知らせいただき、参考になりました。
また、ご紹介の3番目のページには
「治療に使う程度の量では、そうした心配がないことが統計的に証明されています。」
とありますね。