私が子供の頃から年に一度必ず父親が父親の仕事仲間を我が家へ呼んでくるという事が毎年の定番となっていました。
私はとても人見しりが激しいのもあり毎年の行事化していたこの訪問が苦手だったのです。
10人以上の人が集まって、我が家でちょっとしたホームパーティが行われるのです。
母親が一生懸命料理を作りおもてなしをするのですが、私は見知らぬ人たちの前に出て挨拶したり会話の輪に入るなど恥ずかしく、いつも母親について台所の手伝いをしてるふりして陰に出来るだけ隠れる努力をしておりましたw
それでもやっぱり来た時に必ず挨拶しなければいけないし、父も自分の娘だと紹介をするので、そのたびに父の仲間たちから色んな質問が飛び、四苦八苦するという事態に陥るのでした。
皆さんが丁度お酒も回り始めた位になると少しだけ私も馴染みやすくなり一緒に笑ったり話したり出来るようになるのですが、その慣れる時間までがとても辛いものでした。
ところがある年の事なのですが、その年のこの仕事仲間の訪問の際、なんと、アメリカ人の方が一人来られたのです。
その頃の私は今まで身近で外人さんと接したこともないし、幼いながら驚きを感じずには居られませんでした。
勿論いつもの如く、母親と一緒に裏方に隠れ、出来るだけ大勢の中に出ないようその時も務めていました。
しかしながら、初めて目の前にする外人さんへの興味も大きく、そっと裏の方から気になっていました。
皆にお酒が周りワイワイしてきた頃に私もいつものことながら少しずつ姿を現しw皆の中に入って行きました。
するとそのアメリカ人の方が優しく話しかけてきてくれたのです。
日本語がとっても上手な方でしたので、安心しました。
子供ながら外人さんとお話出来るなんて!と感動を今でも忘れられません。
そして色々と相手してくださり、遊んでくれたり、笑わせてくれたり。
時には少し英語を交えながら色んな事を教えてくれました。
今になってはそんな大したことではないかもしれません。
しかし初めて外人さんと触れ合うことが出来たというのは子供心には興奮だったのです。
最終的にはその外人さん、お酒も沢山飲んでおり、そのまま我が家で爆睡してしましましたw
これまで私は父の仕事仲間の来客がとても嫌で仕方なく憂鬱な行事に思ってましたが、このような機会のおかげで初めて外人さんとお話することが出来、その年はとても感謝の気持ちに包まれました。
人と人の出会いというのは出会うたびに大きな刺激なのだと思いました。
初めて誰かと出会うことを恐れていては新しい可能性を自ら絶ってしまうのでしょう。
今でもそれを教訓に、人見しりではありながらも、出来るだけ素晴らしい出会いの機会の場へは参加していきたいなと思いました。
そこにはあの幼い日のような新しい刺激となる出会いもあるのでしょう。
私が子供の頃から年に一度必ず父親が父親の仕事仲間を我が家へ呼んでくるという事が毎年の定番となっていました。
私はとても人見しりが激しいのもあり毎年の行事化していたこの訪問が苦手だったのです。
10人以上の人が集まって、我が家でちょっとしたホームパーティが行われるのです。
母親が一生懸命料理を作りおもてなしをするのですが、私は見知らぬ人たちの前に出て挨拶したり会話の輪に入るなど恥ずかしく、いつも母親について台所の手伝いをしてるふりして陰に出来るだけ隠れる努力をしておりましたw
それでもやっぱり来た時に必ず挨拶しなければいけないし、父も自分の娘だと紹介をするので、そのたびに父の仲間たちから色んな質問が飛び、四苦八苦するという事態に陥るのでした。
皆さんが丁度お酒も回り始めた位になると少しだけ私も馴染みやすくなり一緒に笑ったり話したり出来るようになるのですが、その慣れる時間までがとても辛いものでした。
ところがある年の事なのですが、その年のこの仕事仲間の訪問の際、なんと、アメリカ人の方が一人来られたのです。
その頃の私は今まで身近で外人さんと接したこともないし、幼いながら驚きを感じずには居られませんでした。
勿論いつもの如く、母親と一緒に裏方に隠れ、出来るだけ大勢の中に出ないようその時も務めていました。
しかしながら、初めて目の前にする外人さんへの興味も大きく、そっと裏の方から気になっていました。
皆にお酒が周りワイワイしてきた頃に私もいつものことながら少しずつ姿を現しw皆の中に入って行きました。
するとそのアメリカ人の方が優しく話しかけてきてくれたのです。
日本語がとっても上手な方でしたので、安心しました。
子供ながら外人さんとお話出来るなんて!と感動を今でも忘れられません。
そして色々と相手してくださり、遊んでくれたり、笑わせてくれたり。
時には少し英語を交えながら色んな事を教えてくれました。
今になってはそんな大したことではないかもしれません。
しかし初めて外人さんと触れ合うことが出来たというのは子供心には興奮だったのです。
最終的にはその外人さん、お酒も沢山飲んでおり、そのまま我が家で爆睡してしましましたw
これまで私は父の仕事仲間の来客がとても嫌で仕方なく憂鬱な行事に思ってましたが、このような機会のおかげで初めて外人さんとお話することが出来、その年はとても感謝の気持ちに包まれました。
人と人の出会いというのは出会うたびに大きな刺激なのだと思いました。
初めて誰かと出会うことを恐れていては新しい可能性を自ら絶ってしまうのでしょう。
今でもそれを教訓に、人見しりではありながらも、出来るだけ素晴らしい出会いの機会の場へは参加していきたいなと思いました。
そこにはあの幼い日のような新しい刺激となる出会いもあるのでしょう。