電力会社は「安全とコストを天秤にかけた」、「安全よりコストを重視した」とよく言われますが、納得がいきません。安全性を無視して事故を起こせば、結局は莫大なコスト(事故による被害・損賠賠償)がかかります。

だから、安全とコストを天秤にかけたのではなく、「A.発生する確率が極めて低いが、発生すれば莫大な費用が生じるプラン」「B.100%確実に発生するが、金額的には小さい(防止対策費用)費用が生じるプラン」を天秤にかけて、Aを選択したと言うべきではないでしょうか?

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  • 登録:2011/04/09 15:04:58
  • 終了:2011/04/13 13:17:25

ベストアンサー

id:Lhankor_Mhy No.3

Lhankor_Mhy回答回数779ベストアンサー獲得回数2312011/04/09 17:23:50

ポイント50pt

 たとえば、ジャンケンの話ですが。

 

 あなたが常にチョキ(C)を出す戦略をしたとします。この場合、グー(G)・チョキ・パー(P)をそれぞれ1/3の確率で出す相手には、1/3の勝率になります。また、常にGを出す相手には一度も勝てません。そして常にPの相手には全勝します。

 あなたがGCPを1/3の確率で出すとすると、G100%の相手にもP100%の相手にも、勝率は1/3です。

 

 これを表にすると以下のようになります。

  GCP G100% P100%
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 1/3 0 1

 ここで、G100%・P100%の戦略を取る数にほとんど無視できる程度の差しかない場合、GCP戦略とC100%戦略の期待値は等しくなります。この場合、この二つの戦略は同じ評価としていいのでしょうか?

 

 ミニマックス原理というものがあります。「これは最大の損害を最小化する」という基準です。

 この基準に当てはめますと、

  min avr max
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 0 1/3 1

 となり、GCP戦略の方が優れている、というか、いわゆる「ローリスク・ローリターン」であることが分かります。ざっくり言うと、よりリスクが低い状態ということです。

 

 

 

 さて、問題に戻りまして。

 「A.発生する確率が極めて低いが、発生すれば莫大な費用が生じるプラン」「B.100%確実に発生するが、金額的には小さい(防止対策費用)費用が生じるプラン」を簡単なモデルにしてみます。仮に地震を発生率1%損害1万円、地震対策を110円とします。

  地震あり 地震なし
Aプラン 1万円 0円
Bプラン 110円 110円

 この場合、Aプランの期待値は100円、Bプランの期待値は110円となり、Aプランの方が優秀に見えます。しかし、ミニマックス原理で考えると、

  min avr max
Aプラン 1万円 100円 0円
Bプラン 110円 110円 110円

 となり、Bプランの方がリスクが低いです。平均と分散のどちらも優れているプランがあれば迷うことがないのですが、こういったリスクを下げるのにコストがかかる場合どうするのか、ということを考えるのはとても難しいらしいですね。

 

 ただ、このモデルでBプランでなくAプランを選ぶということは、「コストとリスクを天秤にかけて、ハイリスクを選択した」とは言えるのでしょうね。

id:DQNEO

なるほど!このような数理モデルを使っての説明を求めていました。

やはり東電の経営陣は、リスクの高いAプランを選択したということですね。

行動経済学で、「人は損失に対しては、リスクをとってでも損失を回避しようとする」バイアスがかかるという話を聞いたことがありますが、今回の事件もこのバイアスで説明できるかもしれませんね。

2011/04/09 20:33:56

その他の回答(10件)

id:b-wind No.1

b-wind回答回数3344ベストアンサー獲得回数4402011/04/09 15:50:30

ポイント10pt

一般論で言えばこの場合「安全」とは「事故発生率」x「事故による被害・損賠賠償」を含めた意味で使う。

その意味で表現が間違っているとは思わない。

あともう少し正確に記すなら、

  • プランA

 初期・運用費用:比較的小 + 事故発生時の対策費用甚大 x 事故発生率

  • プランB

 初期・運用費用:比較的大 + 事故発生時の対策費用中~大 x 事故発生率

って所でしょ。

後はそれぞれのプランでの事故発生の確率をどう計算するかだけ。

ここでは、「人命」という費用に計算できない要素は除いてあるけど。


注意点は「事故を事前に防ぐ」対策費用が少ないなんて事はあり得ないって所か。

万全を期そうとすれば、事故発生後の対策費用を上回る可能性すら有りえる。

どういう事故が発生するかどうかなんて完全に予測は出来無いんだから、殆どギャンブルだね。


余談だけど、東電の場合(少なくとも今回のような)事故が発生する確率は許容できるほどに小さいか、発生しない(ゼロ)として見積もったんでしょ。

ここではその判断が正しかったかどうかには一切言及していないのでよろしく。

id:DQNEO

なるほど。

* 事故防止対策費用もそれなりに大きい

* 事故が発生するかどうかは予測できない。予測するのはギャンブルと同じ。

* 東電は、事故発生確率をゼロと考えた。

明快な回答ありがとうございます。

東電は事故が起こらないという方に賭けて、賭けに負けたということですね。

原発はギャンブルであるということがよくわかりました。

2011/04/09 20:06:23
id:j4mika No.2

j4mika回答回数179ベストアンサー獲得回数262011/04/09 16:15:22

ポイント15pt

企業に限らず政治もそうですが、トップにいる責任者が、

引退後も、無期限・無制限に賠償責任が無ければ、

繰り返されるのではないでしょうかね?

.

株式会社ですので税金投入はあっても、

基本的には私財を没収されることもありません。

また、引退した役員にまで賠償問題が及ぶことは希ですし、

現役員の責任が重大であり、時効もあり責任は限定的でしょう。

.

会社が私財であり800年単位(地震周期)で考えれば赤字でも、他人の会社で

自分が就任中に暴走するリスクだけ考えると殆どゼロではないでしょうかね?

仮に暴走したとしても、上記のように、トップのリスクは非常に限定的です。

.

国民年金問題も、あれだけの規模の事件ですので、

間違いなく誰かは気づいていたでしょうが、責任の取り方を見ていれば分かるように

非常に限定的であり極論、自分の就任期間中さえ無難に乗り切ればOKですよね・・・

仮に、発覚しても、私財没収という訳でもありません。

id:DQNEO

なるほど。

* 経営者にとっては、自分の任期中に事故が起こらなければ問題ない

* 800年単位で見て、原発の収益の期待値がマイナスであっても、経営者には関係ない

経営者にとっての関心ごとは、自分の任期中に事故がおこるかどうかであって、原発のライフサイクルでみた収益期待値には関心がない、ということでしょうか。

的を得た回答で感激しました。

今回の事故を経営者視点で見ると、「何でおれの任期中に事故が起こるんだ。運が悪かった」ということかもしれませんね。

2011/04/09 20:15:12
id:Lhankor_Mhy No.3

Lhankor_Mhy回答回数779ベストアンサー獲得回数2312011/04/09 17:23:50ここでベストアンサー

ポイント50pt

 たとえば、ジャンケンの話ですが。

 

 あなたが常にチョキ(C)を出す戦略をしたとします。この場合、グー(G)・チョキ・パー(P)をそれぞれ1/3の確率で出す相手には、1/3の勝率になります。また、常にGを出す相手には一度も勝てません。そして常にPの相手には全勝します。

 あなたがGCPを1/3の確率で出すとすると、G100%の相手にもP100%の相手にも、勝率は1/3です。

 

 これを表にすると以下のようになります。

  GCP G100% P100%
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 1/3 0 1

 ここで、G100%・P100%の戦略を取る数にほとんど無視できる程度の差しかない場合、GCP戦略とC100%戦略の期待値は等しくなります。この場合、この二つの戦略は同じ評価としていいのでしょうか?

 

 ミニマックス原理というものがあります。「これは最大の損害を最小化する」という基準です。

 この基準に当てはめますと、

  min avr max
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 0 1/3 1

 となり、GCP戦略の方が優れている、というか、いわゆる「ローリスク・ローリターン」であることが分かります。ざっくり言うと、よりリスクが低い状態ということです。

 

 

 

 さて、問題に戻りまして。

 「A.発生する確率が極めて低いが、発生すれば莫大な費用が生じるプラン」「B.100%確実に発生するが、金額的には小さい(防止対策費用)費用が生じるプラン」を簡単なモデルにしてみます。仮に地震を発生率1%損害1万円、地震対策を110円とします。

  地震あり 地震なし
Aプラン 1万円 0円
Bプラン 110円 110円

 この場合、Aプランの期待値は100円、Bプランの期待値は110円となり、Aプランの方が優秀に見えます。しかし、ミニマックス原理で考えると、

  min avr max
Aプラン 1万円 100円 0円
Bプラン 110円 110円 110円

 となり、Bプランの方がリスクが低いです。平均と分散のどちらも優れているプランがあれば迷うことがないのですが、こういったリスクを下げるのにコストがかかる場合どうするのか、ということを考えるのはとても難しいらしいですね。

 

 ただ、このモデルでBプランでなくAプランを選ぶということは、「コストとリスクを天秤にかけて、ハイリスクを選択した」とは言えるのでしょうね。

id:DQNEO

なるほど!このような数理モデルを使っての説明を求めていました。

やはり東電の経営陣は、リスクの高いAプランを選択したということですね。

行動経済学で、「人は損失に対しては、リスクをとってでも損失を回避しようとする」バイアスがかかるという話を聞いたことがありますが、今回の事件もこのバイアスで説明できるかもしれませんね。

2011/04/09 20:33:56
id:teruokun No.4

teruokun回答回数120ベストアンサー獲得回数32011/04/09 18:03:02

ポイント5pt

東電は最初の頃アメリカからの廃炉の話をことわるくらい読みが甘いですから、おっしゃるとうりだとおもいますよ。

id:DQNEO

ありがとうございます!

2011/04/09 20:36:15
id:taroe No.5

taroe回答回数1099ベストアンサー獲得回数1322011/04/09 19:34:01

ポイント10pt

>「安全とコストを天秤にかけた」、「安全よりコストを重視した」

原子力発電を使った時点で、どんなにコストをかけても安全性を確保できません。

そういう意味では、安全とコストを天秤にかけて、原子力発電所を選択したという意味で使ってるのなら

表現は正しいでしょう。

>安全性を無視して事故を起こせば、結局は莫大なコスト(事故による被害・損賠賠償)がかかります

原子力発電所で、安全性を確保するのは無理なんです。

30年の寿命設定のものを40年使うことにしてるのも、安全性よりコスト優先

原子力発電所は、建築後に後から安全性を追加するのは限界があるというか無理がありますのから

コストをかけても安全性を確保できません。

事故による被害は、電力会社に関係ない部分もありますし

事故による被害のすべてを電力会社が負担することもおそらくないでしょう。

電力会社という枠を除いて、もっと広い視野で見れば明らかに損害は膨大です。

実際、これから支払われる賠償金額をみれば、事故を起こしても電力会社は損をしないということがわかるかもしれません。

id:DQNEO

* 安全対策にコストをかけても、安全を得ることはできない。

* 事故を起こしても、電力会社の損失が大きいとは限らない。

つまり、事故防止コストをかけない方が期待値が高いということですかね。

もしこれが正しいとすると、電力会社が事故対策をするインセンティブがなくなりますね。

恐ろしい結論ですね。

2011/04/09 20:41:33
id:papavolvol No.6

papavolvol回答回数1074ベストアンサー獲得回数1982011/04/09 19:35:27スマートフォンから投稿

ポイント10pt

おっしゃる通りだと思います。

他に

事故が起こったら国が税金で補填してくれると考えていた。

自分が東電に天下りしている間さえ事故が起こらなければ良いと考えた。

福島ならば東京に居る自分たちは安全だと考えた。

将来は放射能に関する技術も廃棄物処理法も進歩するだろうと考えた。

などと言う考え方もあったのでは無いでしょうか?

id:DQNEO

なるほど。

* 事故を起こしても、電力会社にとっての損失はそこまで大きくはないと考えた

* 事故が起こる確率は低いとみて、起こらない方に賭けた。

やはり今回の件は、ギャンブルに賭けたということだったのですかね。

2011/04/09 20:45:41
id:papavolvol No.7

papavolvol回答回数1074ベストアンサー獲得回数1982011/04/09 21:45:35

私は、下記の2つの理由から、原子力発電には常に反対してきました。

1.核廃棄物を次の世代に残す、問題先送りの、コスト優先の政策である。

2.本当に安全だと思うならば、東電は福島に、関電は福井に原発を建設するのは矛盾している。

しかし、東電に全ての責任があるとは言い切れないかもしれないのは、

1.現在の学者が想定していた最大の震度には十分な強度を持っていたが、その地震が3つ同時に起こる事は現在の科学では考えられなかった。

2.現在の学者が想定していた最大の津波の高さである4-5mには十分耐える構造になっていたが、それを越す10mとも言われる津波が、しかも考えられない広い範囲を襲った。

これらを考えると、現在の科学のレベルでは全てのケースを想定する事は不可能なのだと理解して、自然を敬う気持ちを忘れない事が最も大切なのではないかと考えます。

id:DQNEO

つまり、事故が起こる確率を過小評価していたということですね。

2011/04/10 17:20:37
id:hanako393 No.8

hanako393回答回数1142ベストアンサー獲得回数872011/04/10 01:24:08

ポイント5pt

http://www.ateliernonta.com/tips3-2.html

ゲーム理論で考えたらどうでしょうか?

22年3月決算:売上高(億円)

東京電力 5兆0,162

関西電力 2兆6,065

中部電力 2兆6,065

東北電力 1兆6,633

九州電力 1兆4,449

中国電力 1兆0,384

J-POWER  5,844

チェルノブイリの被害額

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/21/029/index.html

チェリノブイリの場合は、タービンの慣性回転を利用した非常用電源のテストを行ったがために

大惨事になりました。怖くて原子力発電所の安全対策を行えません。

専門家も安全だと言ってるのでどのような経営判断をすればよいのでしょうか?

事故が起こっても、チェリノブイリのようにはならないということで被害額が算定できます。

id:DQNEO

ゲーム理論に、今回の意思決定を説明するヒントがあるかもしれませんね。

2011/04/10 17:28:23
id:yazuya No.9

yazuya回答回数639ベストアンサー獲得回数532011/04/10 12:31:44

ポイント50pt

米国のフォード社事件のような計算をしていた可能性はあります。

そういう意味では「天秤にかけた」のかもしれません。

http://forthebeautifullife.blog67.fc2.com/blog-entry-52.html


もっと単純に説明すれば、

事故が起きた場合の賠償金額が100億円(適当です)として、事故の確立が1%であれば、必要な経費(?)は、

100億円×1%=1億円

一方、安全性を強化する費用(この結果、事故の確率は0になるものとする)が500億円であれば、

500億円×100%=500億円

なにもしないほうが499億円も経済的!

ということになります。

そのような計算を防ぐために、上記のフォード事件では、裁判所は企業に計算結果を無意味にするような懲罰的損害賠償を課しています。


しかし、私は東京電力は別にそのような冷静(?)な計算をしたのではないと思います。

ただ単に、安全性に関して思考するのを放棄する雰囲気が日本の原子力行政にあったのではないでしょうか。危険性を小さく見積もってことを進めないと、「原発は危険」という意見を肯定してしまうことになるから、あまり安全性にコストをかけられない雰囲気があったのでしょう。

日本人はまともな議論ができない人が多く、極論vs極論ばっかりになりがちですから、「原発はとにかく反対」という反対派に対して「危険だが必要」という反論ではなく「絶対安全」という反論をしてしまってきたことが原因ではないかと思われます。

この件に関しては反対派も責任の一端はあるように思います。


また、そもそも安全性を重視するという立場は通常、貧乏くじです。

飲み会で運転する人が「一杯くらいなら大丈夫」と言って飲酒しているのを見つけたときに、場の雰囲気を壊してでも止めることは中々難しくはないでしょうか?(最近は飲酒運転に対する社会的制裁が非常に重くなり、事情は変わりつつありますが、少なくとも少し前まではそうでした。)

止めた結果、飲酒運転での事故が防げれば良いかもしれませんが、防げたところで、止めた人に対する「あいつはうるさい奴だ」という評価はそのままでしょう。

そして、飲んだところで事故が起こらない可能性のほうがおそらく高く(別に飲酒運転を推奨するつもりはありませんが、事実、そうでしょう)、うるさい奴とか思われてまで止めるメリットは小さなものです。


同じような例では、自分のPCにパスワードをメモで貼り付けてる人がいたとしても、そういう人を注意できる雰囲気ってなかなかできません。事故が防げても、うるさい奴のおかげだと評価される可能性は低く(事故自体が起こる可能性が低いし、仮に起きかけてうまく防げても注意した人のおかげだとわかる可能性はもっと低い)、その一方でうるさい奴だと思われるのはほぼ確実という状況では安全性について注意する人は中々あらわれません。


これも、安全性とコスト(自分の社会的立場とか)を天秤にかけているというふうにいえなくもありません。


解決策としては、上記フォード事件の用に事故が起こったときのダメージをやたら重くするしかないのかもしれません。(今回の東京電力事件では、生贄的にでも良いので役員に刑事責任を取らせたり、個人的な賠償責任をおわせる等でしょうか。)

飲酒運転も厳罰化によって減っているようですし。

id:DQNEO

なるほどなるほど。

* 安全対策をしない方が期待値が高い

事故発生率を低く見積もった場合は、たしかにそうなりますね。

そういう意味では、経営陣は経済的には合理的な判断をしたのかもしれませんね。

飲酒運転のたとえ話は、目から鱗が落ちました。

「安全重視は貧乏くじ」というのは、全くそのとおりですね。

私がぼんやりと考えていたことを言い当ててられた気がしてはっとしました。

電力会社の経営陣は、事故を起こしたら叩かれるけれども、事故対策に多大な経費をかけて事故を未然に防いだとしても、誰からも評価されませんね。

事故がないのが当たり前だから。

むしろ、営業利益悪化ということで株主から責任を問われてしまいますね。

事故を起こしたら世界中から叩かれる、逆に安全対策でコストを増やしたら株主から叩かれる。

これは一つのジレンマですね。

2011/04/10 17:49:20
id:online_p No.10

online_p回答回数1153ベストアンサー獲得回数592011/04/10 16:41:48

電力会社は賠償から免責されているのです。法律で。

id:DQNEO

何のことでしょうか?

2011/04/10 17:51:36
id:chinchin-kozou No.11

chinchin-kozou回答回数198ベストアンサー獲得回数72011/04/10 22:11:53

ポイント5pt

経営者の任期中におこりえない安全対策はしない。

収益が下がったら報酬や退職金が減ってこまるのは誰?

id:DQNEO

* 事故が起こる確率は低いとみて、起こらない方に賭けた。

* 安全対策によって、利益が下がるのを避けたかった

ということですね。

2011/04/13 13:06:08
  • id:seble
    表現がちょっと変だと思いますが、意味としては同じ事ですよ。
  • id:Lhankor_Mhy
    いや、リスクテイクをすること自体は悪いことではないです。
    むしろ、コストとリスクを天秤にかけることこそがリスクマネジメントなので、そこはきっちり天秤にかけてもらわないと困ります。
     
    問題は、原発事故のリスクをどの程度に見積もっていたか、というリスクアセスメントの問題であるわけでして、要は、
     
    ・リスクを正しく見積もっていたけれど、数万年に1回しか起こらないような事が「アンラッキー」に起きてしまったのか。
    ・数百年に一度は起こる事を、誤って「軽く見積もって」しまったのか。
     
    の、どちらだったのか、というのが大事だと思います。
  • id:j4mika
    最近、原発について想定外という言葉を使ってはならないのではないかと思い始めています。
    私も、通常の問題であれば、リスクテイクすることについて異論ありませんが、原発は万が一冷却できなくなると、あとは暴走するしか道が無く、この巨大なリスクが十分に小さくなるような有効な対策などあるのでしょうかね?
    例えば、もんじゅ等、冷却剤がナトリムですし、万が一テロで飛行機がぶつかりった場合、水を掛けることも出来ませんしどの様にするつもりなのでしょうかね。
    日本国のサイクルなど長期で見た場合のリスクを過小評価しすぎではないでしょうかね?
  • id:DQNEO
    今回のような地震の起こる確率が、数十年に一度なのか、数百年に一度なのか、誰にもわからないというところに、問題の難しさがあると思いました。

    我々は誰でも、選択肢Aを選ぶ誘惑にさらされている、ということではないでしょうか。

  • id:j4mika
    Aを選ぶかどうかはもちろん頻度ではありますが、一番の原因は責任の在り方に問題があるように思います。

    例えば、家を買って火災保険に入らない人は殆ど居ないと思います。
    しかし、生きている間に火災に遭う確率はほぼゼロです。また、自分の家であれば守る意識も強いですのでそれなりに備えています。また、最近では、大きなビルは航空機テロに備えた災害にも入るようになってきていますので、必ずしもAを選んでいるとも思えないところがあります。

    頻度が、隕石が衝突する程度であれば確かに分かりますが・・・

    特に、昨今ですと航空機テロがあり、日本も名指しされている状態でその確率を隕石がぶつかる程度に思っているとも思えませんしね。
  • id:Lhankor_Mhy
    「どうやら危険そうだ」と反原発することは、「どうやら安全そうだ」と原発推進することと、ヒューリスティックという意味ではなんら変わりがないので、できればきちんと天秤に載せて欲しいとは思いますね。
     
     
     
    まあ、国民感情が冷静ではないので難しいのかもしれませんので、無理にとは言いません。
    j4mikaさんがおっしゃるようにようにテロの危険性をどう評価するのか、現在の福島の状況をどう評価するのか、何を優先して評価するのか人命なのか経済損失なのか国土毀損なのか、そういったところが大事になるんでしょうけど、分析にもコストがかかりますので「考えるのをやめちゃう」って判断も一理あると言えばあるんですよね。
  • id:j4mika
    正確な定量は必要だと思いますが、現在の原発の脆弱性を見る感じでは、今まで聞いていた原発の説明と話が全然違う気がします。
    素人目に見てもリスクが明らかに高すぎないでしょうかね?
    また、福島原発以外の(女川)原発でも先日1時間以上冷却機能を喪失するなどしていましたし、これは単純にリスク定量すれば話が済むような根の浅い問題では無いように感じています。
  • id:Lhankor_Mhy
    はい、もちろんそういう考え方もあります。
    繰り返しになりますが、人命を優先するのか経済損失を優先するのか、あるいは別のものを優先するのか、その方針を決めなおすことが大事なんですよね。仰るとおり、これは単純なリスク分析ではなくどのような状態をどのような価値として評価していくのか、という方針を決めることです。そうした結果「原発事故は絶対ダメ」という方針となる可能性もあります。というか、今の国民感情を考えると極端から極端に振れる事の方がありそうですよね。
     
    ただ、そうなった場合でもリスク分析はしたほうが良いと思います。というのは「今すぐ原発を全てとめろ」と言う人はそれでも少ないだろうと思うからです。たとえ廃炉にしたところで、その処理中の原子炉がリスク0になるわけではないのですから、結局僕らが死ぬぐらいまでは、愚痴を言いながらも原発のリスクとお付き合いしていくというのが現実です。
     
    そういった場合、「事故0」という方針ではなく、事故が起きたときどのようなリスクを抱えどのようなリスクを避けるのか、きちんと検討していくことは大切になっていくかと思います。

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