核反応を抑制するのによく「ホウ酸」がニュースに出てきますが、これを投入すると 劇的に抑制されるのでしょうか?

それとも、まぁ入れないより入れた方がいいねという感じなのでしょうか。

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ホウ酸は、制御棒と同じで、臨界状態(核反応が連鎖的に次々に起こる状態)になるのを防ぐ効果があります。臨界状態になってしまうと、メルトダウンという最悪の状態になりかねません。

ホウ酸は、臨界状態を防ぐ効果は高いですので、入れるのと入れないのとでは大きく違います。


但し、福島の原発事故では、地震直後に制御棒が働いて既に核反応は停止しています。

その点から言うと、入れても現在のところ役に立っているかどうかは微妙です。

今後、制御棒で核反応の停止効果が上手く働かなくなったりした時に、ホウ酸が回りにある状態だと、ホウ酸によって核反応が起こるのを防ぐことが出来ます。

今のところは役に立っているかどうかは判りませんが、いざという時のために入れているという状態です。

原子炉の核反応というのは、自然の状態の核分裂では無く、強制的に連鎖的な核分裂を行わせている状態です。それが制御できなくて暴走するとメルトダウンと言うことになります。


今は、燃料棒が破損しないように冷却することが重要なので、とにかく水で冷やすことが一番です。

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