「真紅」です。「真紅」はかなりのネタ晴らしです。「黄」は黄、「青」は青、「緑は緑、「紫」は青、「黒」は黒、「白」はシアン、そして不思議な事に「真っ赤」は真っ黒です。法則分かりましたか?
最初見た時はプルキニェ現象(Purkinje effect)かなと思いました。夜に月明かりだけで長時間露光とか。色相が紫外線側に偏移しているようにも見えます。ブラックライトや紫外線蛍光灯を光源に使ったのかもしれないと想像しましたが、別な方法かもしれません。なにかの方法を使って色相の三原色のマゼンタをシアンになっているように見せているというのはなんとなく分かります。色相転移と呼べばよいのでしょうか。
背景の木の床が一般的な木の色であると仮定して、写真の木の床が本来の色になるよう画像ソフトを使って色相や彩度を強制的に補正すると(色相 +17,彩度 -50,明度 +40)、青く見えているバラは赤であることが画像から確認できます。右下のバラの色はおそらくピンク色ですね。
面白い写真をありがとうございました。
色(色素色や構造色)や光(可視光線・赤外線・紫外線)による励起等もいま研究中(と言っても素人の興味本位ですが)です。とくに紫外線の波長の違いに因る、励起発光の違いに興味を惹かれています。白色光下で緑のカビが400nmでは黄色、380nmではピンクに光るなどはとても面白いです。また、デジカメ、テレビ(これもモニターの方式によって少しかわる)、目、印刷物の色なども表現色も。いくら自然光が豊かであっても、一度デジカメやテレビを通してしまうとRGBの合成になったり、印刷物もその使ったインクの色の数にしかわかれない。紫や橙に見える花も、テレビ画面には紫や橙の光は無いわけで、印刷物もいくらプリズムで分析しても虹色にはならない。つまり「光の3原色」や「色の3原色」になってしまうとそれをいくら分析しても、元の光、色の情報は失われていると言う事です。ただ、人間の目の視神経もRGBに別けて感じ、それらの情報を合成して色を感じているので、人間のみる色としては支障が無い(却って都合よく)と言う事だと思います。
常識的にすのこの色は、天然木であろうと、
着色したものであろうと、茶色系であろう。
それが青くなっているので、花の色も、本来は
赤成分が多いはず。ただ、厳密なR成分の
復元処理を行っていないので、本来の色は
わたしには分かりません。
もう殆んど「ばれている」と言う感じです。
「赤成分」の復元はできないと思います。
COKINの83mmのフィルターで、P164とP173の組み合わせなんですが、PLフィルターを回転させて効果色を変化させるフィルターがあります。
ブルー端で撮影したらこうなるかも?
画像が全体的に青いので、花が何色なのかはよくわからないです。